メールの件名ってどうしてる? 協調すべきポイントと記号・装飾まとめをご紹介

メールの件名ってどうしてる? 協調すべきポイントと記号・装飾まとめをご紹介

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BtoBのメルマガでもHTMLメールが増えてきているとはいえ、運用上の問題や、読者に与える印象への懸念などから、テキストメールでメルマガを送っている企業もまだまだ多いのではないでしょうか。 テキストメールの場合、装飾に使えるのは基本的に罫線と記号だけですので、HTMLメールと違って自由度が大きく制限されますよね。「どうすれば読者を惹きつけることができるのか」と、あれこれ工夫しながらメールを作っている皆さまの姿が目に浮かびます。 そんな皆さまに向けて、今回メルラボ編集部ではBtoBのメルマガでも使えるテキストメールの装飾を、利用するセクション(件名・ヘッダー・コンテンツ・フッター)別にまとめてみました! 初回となる今回は、件名で使える装飾についてお話ししたいと思います。

よくある件名の装飾と落とし穴

件名は読者の目に最初に触れる場所なので、是が非でも他のメールと差別化を図りたいところ。ただ、件名は本文と違い行分しか表現の幅がないので、罫線は利用が限定されてしまうかもしれません。 それでは、実際に例を挙げながら見ていきましょう。
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これは皆さまおなじみの、よく見る構成・デザインではないでしょうか。 基本的には、
【強調ワード】              主題               [発行主体(+日付など)]
という構成が一般的かと思います。 ここで重要なのは、「どこに読者の目を持っていきたいか」です。普通に考えれば強調ワードを一番目立たせたいですよね。 では、先程紹介した例をメールソフトの件名一覧に放り込んでみるとどうでしょうか。
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見事に埋もれてしまいましたね。【】(隅付き括弧)を利用することで、強調したいワードを目立たせたつもりが、他社のメルマガに埋もれて思ったような効果は出ていなさそうです。 他社のメルマガも、先述の構成に基づいて強調ワードを記号で囲って目立たせようとするパターンが多いと思いますので、その中でもいかに目を引くことができるかが焦点となってくるわけです。

線の集団の中に塗りつぶしを入れる

ではどうすればよいのでしょうか? もう一度先程の件名一覧を見ていただきたいのですが、いまいち視点の置き場が定まらない感じがしませんか?これはなぜかと言うと、強弱のない記号(文字)の羅列の中では、見るべきポイントを選択できないためだと考えています。 例えば、

あいうえおかきくけこさしすせそ かきくけこさしすせそあいうえお さしすせそあいうえおかきくけこ あいうんおかきくけこさしすせそ

「この中に1文字だけあ~さ行の平仮名以外の文字が隠れているので探してください」と言われるのと、

あいうえおかきくけこさしすせそ かきくけこさしすせそあいうえお さしすせそあいうえおかきくけこ あいう◆おかきくけこさしすせそ

「この中に1文字だけ記号が隠れているので探してください」と言われるのでは、答えを見つけ出すスピードは圧倒的に違いますよね?主に線で構成された平仮名の集団の中に塗りつぶしの記号が入ることで記号(文字)の中に強弱が生まれ、結果強い部分に目が行くのです。

件名には塗りつぶしの記号を使う

さて、話を件名に戻しますと、「より塗りつぶしの太い記号を入れる」ということが件名を目立たせるポイントだと言えそうです。 具体的には、以下のような図形と、

●◆ ▲ ▼ ●

以下のような線

〓 ┣┃ ━ ╋ ┫┗┏┛┓

が該当します。なお、★も塗りつぶしの記号に該当しますが、今回はBtoBという前提があるので、除外をしています。 では、これらの記号を使用して、実際に件名を作ってみましょう。
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【】(隅付き括弧)を◆(黒ひし形)に変えてみました。これを先程の件名一覧に入れてみると、このようになります。
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いかがでしょうか。 先程の【】(隅付き括弧)と比べると、各段に目を引くようになりましたよね。他の例としては、
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などの複数回記号を使用したパターンや、
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などの線を利用したパターンも考えられます。 線の場合、図形よりは少し強調度合が落ちてしまいますが、空白ともうまく組み合わせながら使ってみていただければと思います。

件名がメールを左右する

冒頭でお伝えした通り、件名は読者の目に最初に触れる場所であり、件名の如何によってそのメールの命運が決まると言っても過言ではないかもしれません。事実、8割の読者が「件名を見てメールを開くか開かないかを判断する」という調査データも存在しています。 メールを開いてもらうためには、今回紹介した装飾も非常に重要な要因となってきますが、他にも押さえておきたい点があります。件名に入れておきたい「つのU」として以下の記事で紹介していますので、ぜひこちらも併せて読んでみてはいかがでしょうか。(今回の装飾は「Unique」にあたります) 「読ませる!」BtoBメルマガのつくり方①—タイトルが読者の心の扉を開く“カギ”—
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メルラボ編集部

「Mail Marketing Lab(メルラボ)」編集部。メールマーケティングの効果を上げるためのさまざまな情報を発信します。
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