読者が次回も開封したくなる!「ウケるメルマガ」の作り方<後編>

読者が次回も開封したくなる!「ウケるメルマガ」の作り方<後編>

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読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

女性がグッとくるキーワード、男性がグッとくるキーワードは?

前回は、「ウケるメルマガ」入門編として、どの読者からもある程度の引きが期待できる鉄板ネタをご紹介しました。

「戦国武将」なんていう言葉が出てきて、「ピンポイントすぎだろ!」とツッこんだ方もいたかもしれませんね(笑)
いやはや、それがなかなかどうして。
読者層が該当する方は、騙されたと思って、いちど使ってみてください。

前回の補足でもう少し。

女性に開封されやすいネタをいろいろお話ししましたが、前回挙げなかったものに、「口コミ」があります。女性にとって「口コミ」は真実を見極める材料であり、非常に気になる要素。いいものを積極的に、失敗なく取り入れたい女性ならではの心理ですね。

女性ウケがよい「ファッション」や「ビューティ」などに絡めたネタも、「口コミで大人気!」「レビューランキング」なんていう言葉を付けるだけで、開封率が上がったりしますよ。

一方の男性はというと、「口コミ」ネタはあまり響きません。
いや~これほど違うのか!というくらい、男性は反応が薄いんですよ。

私の見たところ、女性にとって「口コミ」はモノゴトに興味を持つ入口ですが、男性にとっては行動を起こす前、最後の最後に「いちおう見ておこうかな」程度の重みしかないんだと思います。おそらく、女性とは意思決定プロセスが全然違うのでしょうね。

男性にはむしろ、「誰も知らなかった」とか「ためになる」とか、さりげなく自尊心や向学心をくすぐるキーワードが含まれるコンテンツのほうが、期待通りのアクションを起こしてくれる可能性が高いと思われます。

読者にウケるかどうかを判定する方法をご紹介!

とはいえ、ここまでにご紹介したのは、比較的よくあるテクニック。
オリジナリティのあるおもしろさを創造したい!というときは、そのネタが読者に受けるかどうか、慎重に吟味しなくてはなりません。

読者に「ウケる」かどうかを検証するには、以下の4つをチェックしてみてください。

<ウケる度チェック!>

□    ユーザーニーズに合致している
□    参加感がある
□    親しみが持てる
□    「ここにしかない」という限定感がある

2つ以上該当すれば、まずまずウケがいいと判断していいでしょう。
ちょっとわかりにくいので、ひとつずつ説明しますね。

ユーザーニーズに合致している

奇をてらってウケを狙うのはおすすめできません。「なぜメルマガに登録したのか?」という読者心理に立ち返ってみましょう。最新情報が得られるからなのか、お得になるからなのか、暇つぶしになるからなのか…ここに合致しなければ、「読む必要がない」と判断されてしまいます。登録時のアンケートなどを参考に、読者のモチベーションを分析するとよいと思います。

関連記事:ユーザの心をつかんで離さないメールマーケティング

参加感がある

いちばんわかりやすいのは「答えて当てよう!」的な懸賞やクイズがそうですね。占いや診断などもそう。単なる情報ではなく、自分事としてとらえて読むため、ある種の参加意識が芽生えます。ポイントは読者自身になにかを考えさせること、行動したいと思わせること。ヘッダー部分でクイズを出し、フッター部分で答えを書く、というのも参加型メルマガの典型です。

親しみが持てる

配信しているのがどんな人か、イメージできるメルマガはウケがいいです。情報の羅列だけのメルマガは無機的で味気ないもの。ですが、「私のオススメは~」といったふうに担当者の主観っぽいニュアンスがあるメルマガは、読者への手紙・メッセージになります。編集後記などで、うるさくならない程度に、身近に起きた出来事などを書くと、親しみを感じてくれます。

関連記事:コンテンツがメルマガの効果を高める!?ユーザーに寄り添うコンテンツとは

「ここにしかない」という限定感がある

メルマガにほかでも得られる情報しか載っていなかったら、読者には読む意味がありません。反対に、メルマガのみという限定感のある情報には、強い関心を持ちます。ちょっとしたことでいいのです。メインサイトに書くほどではないこぼれ話や裏話、ボツネタ…書き方しだいで限定感アピールは可能ですよ!


いかがだったでしょうか?

「ウチにはオリジナルでウケるネタなんてない…」という方も、諦めないで!

なければ作るまで。
たとえば、関連業界のニュースをいろいろ集めてメルマガコンテンツにしたらどうでしょう。読者から見たら、興味のあるジャンルの最新ニュースをまとめて読める場として、メルマガを開封する意味が生まれます。

「ウケ」を考えるときは、自社商品にだけとらわれないのもポイントのひとつです。

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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