メルマガ読者減少にストップ!配信停止を足止めする方法

メルマガ読者減少にストップ!配信停止を足止めする方法

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読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

メルマガ読者はなぜ「配信停止」しようと思うのか?

メルマガを配信する者にとって、「配信停止」は最悪のシナリオ。こまめにメールを送っていた相手から、「もう連絡してこないで!」と言われるようなものですから、やっぱり悲しいですよね。

「このメルマガいらない」と思う読者心理は連鎖するのか、ひとたび配信停止数が上昇し始めると、なかなか歯止めがかからないことがあるんです。メルマガ担当者様が「最近、配信停止数が多くなった?」と気づいたときには、時すでに遅し。原因がよくわからず、手の施しようがない…と泣きつかれたことが、過去に何度かあります。

それらの経験から、今回は、メルマガ読者の「配信停止」を避ける方法をお話ししたいと思います。

「配信停止」は、二度と受信したくない、この会社にメールアドレスを預けておきたくない、という読者からの意思表示です。ここまで嫌われてしまうまでには、読者に相当な負荷を与えていたのかも…と考えなくてはなりません。

さて、ここでご紹介するのが、メルマガが嫌われる二大要因。こちらをぜひ心に留めておいてください。

<配信停止したくなるメルマガの特徴>

(1) 配信頻度が多い
(2) ボリュームが多い
(3) 内容が不適切

カンタンに申し上げますと「しつこい」上に「おもしろくない」メルマガは、嫌悪の対象になるということ。「おもしろくない」だけならまだしも、「しつこい」と無視することもままならず、イラッとさせてしまうのですね。

これらを踏まえて、配信停止数の増加にストップをかける方法を考察します。同時に、いましも配信停止ボタンを押そうとしている読者の足止めをする方法を伝授しましょう!

 

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嫌われメルマガからの脱却!頻度とボリュームを見直す

配信頻度が多いということは、物理的に読者が「配信停止はこちら」を目にする機会が多いということでもありますよね。まずは、いまの配信頻度を半分に減らすことを検討してみてください。それだけでも配信停止数を減らす効果があるはずです。

ちなみに以前、5営業日すべてにメルマガを配信する案件を担当したことがありますが、そこから得られた結果は、「送るたびに開封率が低下し、配信停止数が上昇する」という悲しいものでした。

 

(2)のボリュームについての問題は、案外気づいていない方が多いのが実態。

自社メルマガのボリュームを「こんなもんでしょ」と思い込んでいるかもしれませんが、私の経験から申し上げると、たいていのメルマガが「長過ぎます」

何度もスクロールしないと終わりにたどり着かないメルマガは、読者をうんざりさせるもの。よほどおもしろい読み物をウリにしてメルマガ配信を行っているならさておき、販促や集客のためのメルマガなら、なるべく軽くあっさりした内容にとどめたほうが、読者心理を損ねません。

配信停止数が増えているときは、コンテンツボリュームをいまの半分にすること、文字量を減らすことを検討しましょう。なんだったら、ファーストビューのみで完結するくらい短くてもいいくらいです。

メールマーケティングのリサーチ結果でも、容量が重く、文字量が多いメルマガは読まれない傾向がはっきりしています。反対に、読者のモチベーションが下がっているときでも、内容が軽く、すぐに読み流せるメルマガなら、多少配信頻度が高くても、継続してもらえる可能性がありますよ。

 

読者はなにを求めているのか?に立ち返る

最後は(3)の内容の不適切さに対する改善策。

そもそも読者が貴社のメルマガに登録したきっかけは、いったいなんだったのでしょう?

サイト閲覧を可能にするための会員登録がきっかけだったのか。
それともオンラインショッピングの際に登録したのか。
キャンペーンや懸賞に応募するために登録した読者もいるかもしれませんね。

これらのケースでは、積極的にメルマガを読みたくて登録したわけではなく、流れでなんとなく…という人がほとんどです。

そのような相手に、一方的に伝えたい情報を押し付けるようなメルマガを配信していませんか? メルマガ読者が享受できるメリットを最大限アピールする努力や、「面白い」「役に立つ」と思わせる努力が不十分だと、あっさりと離れて行ってしまいます。

配信停止数が増加傾向にあるときは、読者がどんな情報を欲しているのか、どんな内容なら継続して読もうと思えるのか、そのあたりをあらためて見直すことが非常に重要になります。開封率やクリック率などのデータから読者の反応を読み、ニーズを見極めましょう。

以前ご紹介したHTMLメールのワンクリックアンケートを活用して、読者自身に問いかけてみるのもよいかもしれませんよ。

 

ワンモアチャンス!?配信停止手続き前の読者に足止めをかける

企業にとってメール配信リストはお宝です。メールアドレスを預けてくれる読者は、とても大切な存在。配信停止しようとする読者に対しては、なんとか思いとどまってもらう努力も必要です。

普通に考えるなら、配信停止のアクションを起こした相手に、足止めするのはまず無理。

しかし、たったひとつできることがあるとすれば、「配信停止手続きの直前にアンケートを挟む」という手段があります。即時に退会手続きをさせるのではなく、「アンケートにご協力ください」というページを入れて、やめる理由を問いかけるのです。

この方法を実施する場合、かならず代替え案を用意してください。「月1配信のメルマガに切り替える」とか、「セール情報があるときだけ送る」といった配信パターンを別途用意しておけば、完全に関係性を絶つことを思いとどまってくれる可能性もあります。

足止めできないことも多々あるとは思いますが、最後に残してくれた「やめる理由」については、今後の改善に役立つ貴重な情報として、丁寧に扱いましょう。ひとりの読者の声は、多くの読者の声を代弁するものでもあるのです。

 

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いかがでしたか?

「去る者追わず」なんていう姿勢をよしとする場合もありますが、メルマガ読者に関しては、なるべく手放さずにすむ方法を真剣に考えるべきだと思います。

メルマガ読者に誠心誠意を尽くし、良好な関係を保ち続けること。メールマーケティングで効果を出すためイチバン大切なことを、いつも忘れないでくださいね!

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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