スマホ向けHTMLメール作成、4つのポイントで面白いほど売れる!

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読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

スマホ向けHTMLメールのクリック率が悪いのはなぜか?

前回は、ユーザ閲覧環境別のHTMLメール作成の注意点についてお話しました。

PCで見るか、スマホで見るか。
メーラーはなにか?それともWebメールか?はたまたスマホアプリか?
さまざまなシチュエーションが考えられる時代において、表示崩れを起こさず、安定配信するポイントをご説明しました。

今回は、スマホをピックアップ。
より具体的な「スマホ向けHTMLメール」の制作ノウハウを考えてみましょう。

思えば以前、スマホ向けメールでウケのいいコンテンツの事例をご紹介し、ご好評いただいたことがありましたが、中身の話ばかりで、スマホ向けHTMLメールの作り方や制作のポイントについては、後回しになっていました。

デザインのポイントを押さえれば、一定の効果が得られることは間違いありません。
でも、それだけでは足りないものがあるんです!

「開封率はまずまずなのに、クリック率は悪いなぁ…」
となっている場合、原因としては、スマホ読者になにかしらのストレスを与えていることが考えられます。もしくは、せっかく作ったメルマガの中身が、読者の目に留まっていない可能性も…。
こうしたことを解消する方法をお話します。

ECメルマガを制作している方、スマホ読者が多いメルマガを制作している方は必見!
他社と差がつく「売れるスマホ向けメルマガ」の作り方をご紹介します!

スマホ向けHTMLメールの“デザイン”のポイント3つ

まずは、「スマホ向けHTMLメールのデザインの基本」を押さえておきましょう。

(1)画像は大きめ

スマホ読者の特徴のひとつに「細かい字を見るのはイヤ」ということが挙げられます。ECメルマガは特にその傾向アリ。ですから、文字情報はできるだけ減らし、バナー画像をできるだけ大きく表示するのが効果的。読んで理解させるというより、視覚で直感的になんの情報かわかるように画像を作ったほうが絶対に得策です。
メール内に使用する画像をもう一度よく見てみてください。雰囲気重視ではなく、「ひと目見てワカル」ことが大事ですよ。少し意識して画像を作るだけで、クリック率が飛躍的に高まるはずです。

(2)テキストはセンタリング

スマホというデバイスの性格上、最大幅が機種によって異なるのはご承知の通り。表示崩れをさけるため、「改行はなるべくしない」のが一般的です。しかし、長文で読ませるメルマガ以外では、「行は超短文、センタリング表示」をオススメしています。一般的に、メールをスマホで読むとき、「Z型」ではなく、「↓型」でザザザッと目を通しますので、横に広がった文章より、中央にコンパクトにまとまっていたほうが、目が捉えやすいです。ただし先ほどもいったように、「文字情報は極力減らす」のがECメルマガでは効果的ですよ。

(3)ボタンは大きく真ん中に

スマホ向けHTMLメールでは、ボタンタップ位置がわかりやすいほどクリック率が高まります。テキストリンクはタップ範囲が狭すぎて、読者にとっては面倒くさいのです。ですから、「ぜひクリックしてページを見てほしい!」と思うなら、臆面なく(笑)ボタンをでかでかと、中央の目立つところに配置してください!パソコンで見るのと、スマホで見るのではまったく違います。メルマガ内のユーザビリティの向上が、クリック率アップの重大なカギですよ。

4つ目のポイントは、スマホ向けHTMLメールの「ショートカット化」

ここからが、他社と差をつけるための最大のポイントです!

スマホ読者の多くは、「メルマガを読むために余計な労力を使いたくない」と考えています。まあ、はっきりそう意識しているわけではありませんが、連日いろいろなメルマガをスマホで受信しているために、「読み流す」「読み飛ばす」ことが当たり前になっていますよね。

ですから、スマホ向けHTMLメールでは、凝った構成で濃い内容を伝えるメルマガより、「ほしい情報がパッと目につき、即座にタップしてサイトに飛べるよう作られているメルマガ」のほうが歓迎されます。メルマガがサイトページへの「ショートカット機能」を担うものと割り切って、徹底的にアクセス向上を追求したほうが、多くのクリック(タップ)を稼げるはずです。

たとえば、ファーストビューにインデックスを入れ、知りたい情報の場所にすぐ移動できるようにするのも「ショートカット」ですね。1メルマガに1コンテンツしか掲載せず、気になったら即座にサイトに飛べるようしてあげるのも「ショートカット」です。クリック(タップ)する・しないを即座に判断できることが、スマホ読者にとってはとってもありがたいのです。

反対に…
件名に惹かれて、開封してみたけれど、呼応する情報がなかなか見つからない
このような状況に置かれると、スマホ読者は非常にストレスを感じます。
通読率を上げるために、「目玉情報は、このメルマガの最後に!」ということをやりがちなのですが、これはPC閲覧でしか通用しません。スマホでは、読者離れを起こす要因になりますので、ご注意を。

顧客目線に立ち、情報を探す手間をなるべく減らすこと。
サイトに到達するまでの手間をひとつでも減らすこと。
この2つを追求してみてください。

「ウチのメルマガは、お客さまが喜ぶショートカット機能を提供するもの!」と割り切ってスマホ向けHTMLメルマガを作ると、内容がシンプルになるぶん制作の手間は減り、クリック率はアップした!という結果が期待できるハズ。

ぜひ一度、試してみていただきたいと思います!


いかがでしたか?

今回ご紹介したお話は、スマホ向けに限らず、PC向けにも波及しつつある傾向です。
アクセス動線がシンプルでわかりやすいメルマガは、もったいつけて情報提供を行うわかりにくいメルマガより、クリック率・コンバージョン率が高いのです。

配信するメルマガのスタンスそのものを見直すことが、今後、需要のあるメルマガとして生き残るかどうかの別れ目になる…かもしれませんよ。

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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