メルマガ制作者必見!2016年版スマートフォンのシェアランキングと対応のポイント
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2016年のスマートフォンシェアランキングと、スマートフォンごとのHTMLメールの対応状況
先日、株式会社ウェブレッジより、国内のスマートフォンシェアランキングTOP10が発表されました。これによると、国内では依然としてiPhoneが高いシェアを保っているようです。
スマートフォンシェアランキングTOP10 
「メルマガのスマートフォン対応」は、メルマガ担当にとって大きなテーマです。では「
どのように」対応するのが良いのでしょうか? スマートフォンで表示できるメルマガを決める要素は、「
機種」と「
メールアドレス」です。同じスマートフォンでも、利用しているメールアドレスによって、表示できるものが異なってきます。厳密にやろうとするとかなりややこしいのですが、今回は、「メールアドレス」を切り口として、以下の3つの対応方針をご紹介したいと思います。
- softbank.jp(Softbank社のiPhoneアドレス)
- com、yahoo.co.jpなど(PCアドレス)
- ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jp(キャリアアドレス)
それぞれをご紹介する前にざっくりとまとめると、「i.softbank.jp」は
HTMLメールが表示可能なスマートフォンである確率が100%です。
「gmail.com、yahoo.co.jp」などのPCアドレスは、HTMLメールの表示は可能ですが、
PCで読まれているのかスマートフォンで読まれているのかは、この情報だけではわかりません。
そして、キャリアアドレスは、
機種によってはHTMLメールの表示が可能という、最も厄介なメールアドレスです。
i.softbank.jpのHTMLメールの対応方針
メールアドレスのドメインが「i.softbank.jp」の場合、Softbank社のiPhoneであることがわかるので、このメールアドレスは確実に「スマートフォン」だと言えます。この場合、HTMLメールの表示幅をiPhoneに合わせるだけで、最適なメルマガを作成することができそうです。 ちなみに、現在の最新機種iPhone6/6Sのディスプレイサイズは、320×568(ポイント)です。こちらのページでも詳しく紹介されていますので、参考にしてみてください。
iPhone/iPad解像度(画面サイズ)早見表PCアドレスのHTMLメールの対応方針
メールアドレスのドメインが「gmail.com」「yahoo.co.jp」などの場合、読者の環境はPCもしくはスマートフォンのどちらか(あるいは両方)です。PCアドレスは、PCとスマートフォンのどちらでも、HTMLメール自体は表示が可能です。ただ、読者によってPCとスマートフォンのどちらでも読まれている可能性があります。メール配信システムによっては、読者の受信環境を取得して、PCで読まれているのかスマートフォンで読まれているのか判別する機能が付いているので、そういったものを活用して送り分けることもできます。 さらに、もっと手軽に最適化したい!という方は、1つのメールで受信デバイスの表示幅に応じたレイアウトでHTMLメールを表示できるレスポンシブ対応などを行うと良いでしょう。
キャリアアドレスのHTMLメールの対応方針
メールアドレスのドメインが「docomo.ne.jp」「ezweb.ne.jp」「softbank.jp」などのキャリアアドレスの場合、読者の環境はスマートフォンもしくはフィーチャーフォン(ガラケー)です。この読者には、
HTMLメールの送付はあまりおすすめできません。 なぜなら、そもそもフィーチャーフォンはHTMLメールを表示できませんし、スマートフォンであっても、キャリアアドレス宛のHTMLメールの多くは表示ができないからです。キャリアアドレス宛のメールは、
MMSという携帯メールアドレス用のアプリで開かれることが多く、以下の図のように正しく表示されません。

こうなってしまうと、メルマガの内容がわからないばかりか、お客様にとっては、配信停止の方法もわからないという事態になってしまいます。すると、
特定電子メール法にも抵触してしまうので、注意が必要です。 この事態を避けるためには、テキスト形式でのメルマガがベターだと思います。
いかがでしたか? 皆さまのメルマガを読んでくださっている読者様は、どんな環境で読まれている方が多いでしょうか? メール配信システムによっては、読者の環境を判別できるものもありますので、そういった機能を上手く使うのもおススメです!(弊社のメール配信システム「配配メール」も判別できます)
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