【イベントレポート】 御社のメール見せてください!! BtoB企業編第5弾 文面作成のコツ/開封率・クリック率/コンテンツ選定の考え方を大公開
- 事例/インタビュー
本日は、メールマーケティングに関する海外記事の中から、思わず読者が目をとめてしまうような素晴らしいメルマガを集めた記事をご紹介します。自社のメルマガの参考にしてみてください!
※本記事は、「8 show-stopping email examples」を元に、著者が執筆したものであり、翻訳の正確性を保証するものではありません。
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食品宅配サービス「DoorDash」から送られているメルマガには、3つの優れたポイントがあります。それは「キャッチコピー」「食品」「動く画像」です。
実は人間の脳は、食品のコンテンツ・危険に関するコンテンツ・そして性的なコンテンツには自動的に反応してしまうようにできているのだそう。さらにGIF画像で動かすことによって、より目に止まりやすくなっています。
コスメサンプルのECサイトである「Birchbox」のメールマーケティングは、とてもよく設計されています。DoorDashのメルマガと同様、GIF画像を使って引き付ける工夫がされています。メールの上部と下部にそれぞれ「Gift Now」と書かれたバナーが目に入りますが、これは「メールを開いてすぐにクリックする人」と「メールを最後まで読んでからクリックする人」の両方を、もれなくWebサイトに誘導するための仕掛けです。
配車サービスのアプリ「Lyft」を提供するLyftからは、こんなメールが送られてきます。「あなたは素晴らしいお客様で、特別ボーナスをご案内します」というメッセージは、リピート利用を獲得するための施策ですが、見せ方がとても上手ですね。特別オファーは、Lyftの競合サービスである「Uber」との差別化ポイントだと感じさせることができます。
Evernoteのメールは、たくさんのコンテンツをメルマガで効果的に見せる工夫がされています。まず、メインとなるコンテンツを1つ決めて、冒頭に大きく掲載します。残りのコンテンツは優先順位を付けて、それぞれ簡潔にまとめられています。
「メルマガのコンテンツは少なくする」というのが最近のトレンドですが、どうしてもコンテンツが多くなってしまう場合には、非常に参考になると思います。
信用調査サービスは、一般的に魅力的なブランドだとは感じにくいものです。しかし「Credit Karma」では、今年開催された「オリンピック」をテーマに以下のようなメールを送付しました。このコンテンツを送付することで、退屈な信用調査を面白く魅力的に感じさせてくれました。
自社のコンテンツと、時事のテーマや最新トレンドなどと組み合わせると、より読者の興味を引くことができます。
Airbnbからのメルマガは、読者が週末の休みの計画を立てるタイミングである、火曜日に配信されています。配信タイミングだけではなく、読者が暮らしているエリアに基づいて、紹介する内容を細かく分けているようです。
Ashley Furnitureでは最近、メールマーケティングの大幅な強化が行われています。下に紹介するメールはそれを良く表していますが、このメルマガは、読者が自分たちの誕生日をソーシャルメディアなどでシェアすると、誕生日プレゼントがもらえるというキャンペーンです。
読者が自社のコンテンツを拡散することにより取得できる様々な周辺データと、読者への誕生日プレゼントをトレードするアイデアです。
「Knot」は、結婚式の計画に関するあらゆることを支援するサービスです。彼らは、結婚式が終わってしまった会員と継続的な関係を保っていくために、以下のメールのような仕掛けをしています。日付データをトリガーとして、新婚カップルのために、ドレスやブーケの保管などのお役立ち情報(ボーナスポイント付!)を送付しています。
これを行うには、同社のように、会員の置かれている状況がきちんと把握できているという前提が必要になりますが、こんなメルマガが来るなら、継続して読んでみようという気になりますね。
いかがでしたか?海外でも、メールマーケティングを強化している企業が増えているようです。読者にとって欲しい情報を送れているかどうか、読みやすくなっているかどうかなど、基本的ですが大切なポイントをおさえて、読者に愛されるメルマガを作りましょう。
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