メルマガに載せたコンテンツをすべて見てもらうには?
- メールマーケティング
広く活用される画像入りのメール。メルマガ担当者の方のなかには、「1通のメルマガに画像を何枚くらい入れるのがよいか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、メルマガにおけるケースごとの最適な画像の数や、注意点をご紹介します。
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まずは、「何のために配信するメルマガなのか」「何を伝えたいのか」から考えましょう。メルマガを配信する目的ごとに、最適な画像の数も変わってきます。
ここでは、メルマガの目的ごとに、どのくらいの画像の枚数が適しているのかを見ていきます。
商談獲得や成約を目的としたセールスメールでは、画像を用いず、文字のみの構成にすることが望ましいです。
セールスメールは、「丁寧さ」「信頼感」を感じ取れるメールとなることが重要です。画像は用いず、要件を絞り完結で丁寧な言葉遣いのメールを作成するよう心がけましょう。
セミナーの案内メールなど、参加を促す集客メールでは、目に留まることが重要です。そのため、目を引く画像を1枚程度差し込むことがおすすめです。
セミナー・イベントの内容や参加することによって得られるベネフィットを明記した上で、申し込みフォームに遷移するCTAボタンを設置し、スムーズな導線を作りましょう。
ECショップなどのメルマガでは、実際の商品画像を盛り込むことがおすすめです。各商品の画像を差し込むことで魅力が伝わりやすく、そのままサイトに遷移して購入に繋げることも期待できます。
また、メールのファーストビューにCTAを設置することでクリック率を高め、商品が気になった人たちを取りこぼさずサイトに遷移させることも重要です。
▼参考
画像:アジア最大級!越境EC「ピンコイ」のメルマガ配信事情 より
文字だけだと何となく味気ないから…というような理由で、装飾としてフリー素材などを入れるのはあまり望ましくありません。特に、装飾のための画像を入れたせいでCTAがファーストビューに収まらなくなってしまうと成果が下がってしまいます。
画像そのものに情報価値がなければ無理に入れる必要はありません。あくまで「画像を使って伝えたいこと」が明確なときに画像を使用することが重要です。
弊社で実際に行った本文冒頭の画像有無のABテストでも、「本文の冒頭に画像を入れないほうが反応率が高い」という結果が出ています。装飾的な画像であったことと、画像を入れたことでCTAボタンの位置が下がったことが原因と考えられます。
画像:「メール配信のベストプラクティス」より
受信側のセキュリティ設定によっては、受信メールの画像が表示されない設定になっている場合があります。そういったユーザーに画像だけのメールを送ってしまうと、文面が全く読めないメールが届いてしまうことになります。
また、画像だけのメールは迷惑メールとして認識されやすく、受信ボックスに届かない可能性もあります。
そのため、テキストと画像を織り交ぜてメールを作成できるHTMLメール形式で配信し、テキストで伝えるべき内容はテキストで伝えることがおすすめです。
メルマガにおけるケースごとの最適な画像の数や注意点についてご紹介しました。
実際の運用の中で判断に迷う場合は、ABテストを何度か実施してみるのもおすすめです。
弊社で過去に実施したメルマガのABテストの結果は、以下の資料にまとめております。ぜひ参考にしてみてください。
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