メルマガに入れる画像の最適な数は?注意点も解説
- メールマーケティング
メルマガ配信に取り組むお客様から、「1通のメルマガに掲載した複数のコンテンツをなるべく全部見てもらうためには、どのような工夫をすれば良いでしょうか?」という質問をいただきました。
結論から述べますと、すべてを見てもらうことは難しく、1通のメルマガに掲載するコンテンツ数は絞るほうがおすすめです。その理由と、それでも複数コンテンツをまとめて配信したい場合に工夫できることを本記事にてご紹介いたします。
メルラボ / 配配メールのメルマガでは、メールマーケティングに関する最新情報やお役立ちコンテンツをお届けしております!ぜひご登録ください。
>>メルマガ登録はこちら
1通のメールに複数のコンテンツ(記事やセミナー情報など)を掲載した場合、すべてのコンテンツを見てもらうことは容易ではありません。まずはその理由を、調査データを添えて解説いたします。
多くの人は1日に何通ものメールを受信しており、「何についてのメールなのか」「自分にとって必要な情報か」を瞬時に判断しています。メールのファーストビューを見て不要な情報だと判断すれば、下まで見ずにそこで離脱します。
弊社が実施した調査では、人がメルマガ1通あたりに使用する平均的な閲覧時間は、わずか7秒程度であることが分かりました。
その短い時間の中で処理することのできる情報量は限られているため、複数のコンテンツを1通に詰め込んでもすべてを見てもらえる可能性は低いでしょう。
配信する側としてはどうしても「せっかくだから多くの情報を届けたい」と思ってしまいがちですが、できるだけコンパクトにまとめることが理想的です。
弊社が実施した調査では、メルマガ内のリンクをクリックしてWebページに遷移した後に再度同じメルマガを読み返すかどうかという質問に対し、「読まない」と回答した人が48.2%で最多となりました。一方、「必ず戻って読み返す」を選択した人はわずか6.2%という結果になっています。
一度Webページに遷移するとそこで離脱する人が多いため、複数のコンテンツをメルマガに掲載しても、すべて見てもらえる可能性は低いといえるでしょう。
>>「メルマガに関する調査レポート」最新版はこちらから無料でダウンロードしていただけます
上記を踏まえると、1通のメルマガに多数のコンテンツを詰め込んでも、一部しか見てもらえずもったいない結果になりかねません。
見てもらいたいコンテンツが複数ある場合は小分けにして、“1メール1コンテンツ”での配信がおすすめです。
それでも都合上コンテンツ数を絞ることが難しい場合は、以下のような工夫をしてみてください。
多くの人は、メルマガの「件名」を見て開封するかしないかを判断しています。そのため、件名に書かれている内容と関連の無いコンテンツやターゲットの異なるコンテンツは見てもらいにくいです。
配信しようとしているコンテンツがそれぞれどのような人に向けたコンテンツなのかを意識し、ターゲットが異なるコンテンツは1通のメルマガにまとめないようにしましょう。
以下のインタビュー記事では、読み物コンテンツとセール情報を1通のメールでまとめて案内してもなかなか成果につながらなかったという事例が紹介されています。ぜひご覧ください。
関連記事:「欲張りでどっちつかず」のメールはNG! ホームプロジェクター「Aladdin X」のコンテンツ発信術
前述の通り、メルマガ内のリンクをクリックしてWebページに遷移した後、もう一度同じメルマガに戻って別のコンテンツを閲覧する人は多くありません。
別のコンテンツも見てもらいたい場合は、メルマガで案内するだけでなく、遷移先の各ページに関連コンテンツとしてリンクを設置しておくのがおすすめです。
興味を持ってくれた読者がメールとWebサイトとを行ったり来たりする必要のないよう、スムーズな導線設計を心がけましょう。
基本的には “1メール1コンテンツ” で作成し、何についての情報が掲載されているのかを読者が瞬時に理解できるメルマガにするのがおすすめです。
本記事でご紹介した調査データのほか、メルマガに関するさまざまな調査結果を以下のレポートにまとめておりますので、ぜひご覧ください!
>>「メルマガに関する調査レポート」最新版のダウンロードはこちら
メルラボ / 配配メールのメルマガでは、メールマーケティングに関する最新情報やお役立ちコンテンツをお届けしております!ぜひご登録ください。
>>メルマガ登録はこちら
▼こちらの記事もおすすめ!
関連記事:累計販売22万台超!ホームプロジェクター「Aladdin X」のコンテンツ発信術
関連記事:BtoBメールマーケティングの事例を公開!成果につなげるコツは?【イベントレポート】
関連記事:開封率は高いのにクリック率が低いのはなぜ?メルマガの反応率を高める方法とは