メルマガの開封率の平均は?業界別レポート【2023年版】

メルマガの開封率の平均は?業界別レポート【2023年版】

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メルマガの開封率は、どのくらいのユーザーがメルマガを見ているのかを把握するために重要な指標です。開封率を高めることで、その後のクリックやコンバージョンといった成果につながりやすくなります。

開封率の目安は15%~20%ほどと言われていますが、業界やターゲットによって大きく異なります。

今回は、メール配信サービス「配配メール」のデータをもとに、業界別のメルマガの平均開封率をご紹介します! また、記事の後半では、開封率に影響する4つの要素をご紹介しますのでぜひご覧ください。

 

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業界別! メールの平均開封率

メール配信サービス「配配メール」では、業種業態やメール配信の目的別に、開封率・クリック率のデータを集計しています。

今回はそのデータをもとに、2023年時点での平均開封率を業界別にご紹介します。(なお、配配メールをご利用中の企業様は、自社と同じ属性のグループにおける開封率・クリック率の平均値を管理画面から確認することが可能です。)

 

▼業界別のメルマガ開封率平均

業界開封率
アウトソーシング業36.2%
イベント企画28.8%
コールセンター34.5%
コンサルティング19.6%
スポーツ、フィットネス44.4%
ネットショップ、通販25.8%
メディア36.1%
リース・レンタル業32.5%
医薬品44.4%
医療、福祉34.5%
印刷33.2%
飲食サービス業28.8%
運輸、郵便35.0%
金融、保険25.6%
建設26.8%
娯楽34.1%
公務35.4%
広告代理店、マーケティング21.9%
士業(司法、会計など)25.4%
実店舗小売31.2%
住宅、不動産33.0%
宿泊29.8%
商社、卸売29.1%
情報サービス、システム開発24.0%
食品製造・販売33.3%
人材23.1%
制作、デザイン25.8%
製造36.9%
電気、ガス、水道41.7%
農林水産26.2%
美容、健康23.6%
旅行代理店30.1%

 

同じ業界でも、リストの収集方法や読者との関係性などによって開封率は大きく変わります。例えば、プレゼントキャンペーンで集めたリストに配信した場合と、リピート購入してくれている顧客リストに配信した場合とでは、後者のほうが開封率が高くなることが予想されます。

そのため、他社の開封率はあくまで目安とし、自社の過去の数値と比べてどうかを重視して改善していくのがおすすめです。

 

開封率を上げるためのポイントは?

ここからは、メルマガの開封率を改善したいという方に向けて、開封率アップの秘訣をご紹介します!

開封率を上げるために改善すべき要素は、主に4つあります。

================
①件名
②差出人名
③プリヘッダー
④配信時間
================

 

1. 件名

開封率に特に影響を及ぼす要素が「件名」です。弊社が実施した調査では、3割以上の人が「件名」を見てメルマガを開封するかどうかを判断すると回答しました。

メルマガの開封率の平均は?業界別レポート【2023年版】

画像:「メルマガに関する調査レポート」より

簡潔な件名で、読者の興味をひくキーワードが受信ボックスで見える文字数内に入っていることが理想です。

 

2. 差出人名

「差出人名」も、読者がメルマガを開封するかしないかを判断する重要なポイントになります。

読者が認知していない名称で配信されたメルマガや、そもそも差出人名が設定されておらずアドレスがそのまま表示されているメルマガは、怪しいと感じられ開封してもらえない可能性があります。読者にとって馴染みのある名称を差出人名に設定して配信しましょう。

BtoBのメルマガの場合は、担当者の個人名を設定することで開封率が上がったケースもあります。

 

3. プリヘッダー

件名に続いて表示される「プリヘッダー」も、読者が開封前に目にする情報の一つですので、あるのとないのとでは開封率に差が出ます。訴求スペースとして有効に活用しましょう。

文字数の関係で件名に入れられなかった内容などを設定することで、開封の後押しになります。

メルマガの開封率の平均は?業界別レポート【2023年版】

 

4. 配信時間

読者がメールボックスを見ない時間帯に配信すると、メールボックス内で他のメールにどんどん埋もれていってしまいます。自社の配信リストの属性を踏まえて「配信時間」を検討しましょう。

ベストな配信時間は各社によって異なります。メルマガ配信を始めたばかりでデータが無い場合、まずは、BtoBであれば昼休みの時間帯、BtoCであればプライベートのメールをゆっくり確認できる夜や休日、といったように読者の生活リズムを考慮しながら配信時間を決めてみてください。

自社のWebサイトがよく見られている時間帯や、購買・申し込みなどのコンバージョンが多く発生している時間帯に配信してみるのもおすすめです。

 

 

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メルマガの開封率の平均は?業界別レポート【2023年版】

 

 

「開封率だけを見て一喜一憂しない」ことも重要

今回は業界別のメルマガ開封率の平均値や、開封率向上のためのポイントをご紹介しましたが、「開封率だけを見て一喜一憂しない」ことも忘れてはいけません。

メールマーケティングにおいて重要なことは、メールを読んでもらうことではなく、その先のアクションにつなげることです。Webサイトへの遷移や問い合わせ・購入などの数値も追い、振り返りと改善を進めましょう。

 

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垣内ちか

前職ではWebメディアのディレクターを担当。2021年10月にラクスにジョインし、オンラインマーケティングチームにて広告運用やメルラボのコンテンツ作成を行っている。
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