メールマーケティングラボは、メールを使ったコミュニケーション、メールマーケティングの効果をあげるための様々な情報を発信します。
Google Analyticsを使ってメルマガの効果測定をしてみよう

Google Analyticsを使ってメルマガの効果測定をしてみよう

メルマガの効果測定は、こんなに重要

メルマガは、ただ単に送信だけしていればよいものではなく、販促や顧客との関係強化など、さまざまな目的があります。すなわち、目的がしっかり達成されているかどうか、現在どれくらいの成果が出ているかを、効果測定により振り返る必要があります。目的が達成されていない場合も、効果測定のデータを元に改善を進めていきます。

効果測定をしていないと、成果を数値で表すことができません。成果を数値で表すことができない=わからない からといって、安易にメルマガをやめてしまうと、メルマガで繋がっていたお客様が知らない間に離れていってしまう可能性もあります。

このように、メルマガの効果測定は非常に重要なのですが、驚いたことに、何もしていないというケースもたくさんあります。そこで本日は、無料で利用できるサイト解析ツール「Google Analytics」を活用した、メルマガ効果測定の方法をご紹介します。

開封データの取得方法

メールの開封率は、メールの本文内に測定用の小さな画像データを設置し、それが読み込まれたかどうかで確認します。そのため、HTMLメールでしか取得ができません。

Google Analyticsを利用する方法では、まずGoogle Analyticsを利用して開封数を取得、それをメールの送信成功数で割ることで、開封率を算出します。

Google Analyticsでメールの開封数を取得するには、イベントという機能を使います。作成したHTMLメールのソース内に、以下のような測定用のパラメータを記載します。

例)
<img src=”http://www.google-analytics.com/collect?v=1&t=event&tid=UA-xxxxxxxx-y&cid=123456&ec=email&ea=open”>

パラメータは、Googleが提供しているHit Builderというサービスで取得できます。

Google Hit Builder(英語)
https://ga-dev-tools.appspot.com/hit-builder/

20170223_hitbuilderクリックで拡大表示

この方法で取得できるメルマガの開封データは、Google Analytics上では「イベント」として認識されます。そのため、Google Analyticsの「イベント」の画面で開封数を確認できます。(表示箇所:Google Analyticsレポート → 行動 → イベント → 概要)

開封率を知りたい場合は、↑で取得したメルマガの開封数を、メルマガの送信数(できれば送信成功数)で割ると算出できます。(開封率=開封数÷送信成功数)

クリックデータの取得方法

通常、メール経由でWebサイトに訪問すると、Google Analyticsではリンク元を取得できません。しかし、メール本文のURLに測定用のパラメータを付与すると、Google Analyticsでもメールからの訪問を区別できるようになります。

測定用のパラメータは、Googleから提供されているURLビルダーというサービスで、簡単に取得ができます。

Google Analytics Campaign URL Builder(英語)
https://ga-dev-tools.appspot.com/campaign-url-builder/

20170223_urlbuilderクリックで拡大表示

とりあえずメール経由の訪問が区別できれば良い!という場合は、以下に記載するパラメータ付URLの例の” https://mailmarketinglab.jp/”の部分を、任意のURLに変更してください。

このように、パラメータ付URLをメルマガの本文に記載して配信すると、Google Analyticsでは、メルマガ経由の訪問を以下のように区別できます。(表示箇所:Google Analyticsレポート → 集客 → 概要)

 
20170223_googleanalyticsクリックで拡大表示

クリック率を知りたい場合は、↑で取得したメルマガのクリック数を、メルマガの送信数(できれば送信成功数)で割ると算出できます。(クリック率=クリック数÷送信成功数)

コンバージョンの取得方法

メルマガからWebサイトに訪問した人がどれくらいコンバージョンしたかどうかを取得するには、前提として、上でご紹介したクリックの取得設定が完了している必要があります。普段からGoogle AnalyticsでWebサイトを解析している場合、以下の図のようにコンバージョンに関する情報が表示されます。

20170223_conversionクリックで拡大表示

コンバージョン測定の設定をされていない場合は、こちらのページを参考にしてください。

Google アナリティクスヘルプ 目標を作成、編集、共有する
https://support.google.com/analytics/answer/1032415?hl=ja

まとめ

いかがでしたか?少し複雑な設定もありますが、無料ツールを上手く活用すれば、メルマガの効果測定も可能です。

メルマガは、昔のように「1回送れば売上がドーンと増える」ものではなくなりました。しかし、費用も安く、継続すれば一定の成果が見込まれる、非常にコストパフォーマンスの高い施策なのです。メルマガの成果をしっかり把握することは、自社のお客様を理解する第一歩になるのではないかと思います。

開封率やクリック率をもっと簡単に測定したい!という場合は、メール配信システムの利用がおすすめです。開封率やクリック率はもちろん、「誰が」「いつ」開封・クリックしたのかという詳細な情報まで、簡単に取得できます。





メール配信システム「配配メール」



The following two tabs change content below.

Hazuki Serizawa

Mail Marketing Lab.(メルラボ)編集長。法人向けクラウドサービスのマーケティング業務に従事。インバウンドマーケティング、デマンドジェネレーション、セミナー講演などを行っています。太っている猫とビターチョコレートが好きです。

Comments are closed.

Scroll To Top