【調査結果】対応済み企業の割合は?Gmailガイドライン変更の影響を調査しました!
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メールマーケティングにおいて成果をあげるためには、配信するメールの内容だけでなく「配信リストの質」も重要です。今回は、配信リストの質が重要である理由と、リストの質を高めるためにできることをご紹介します!
メール配信リストは、ただ配信先アドレス数が多ければ良いというものではありません。
まず大前提として、ビジネスのためにメールを活用するのであれば、自社の商品やサービスにまったく関心の無い人をいくら集めても意味がありません。売上に繋げるためには“見込み客”を集める必要があります。
さらに、リストの質はメールの開封率やクリック率だけでなく、到達率にも影響します。
メールにまったく反応のないアドレスや無効アドレスを多く含むリストへ配信していると、迷惑メールと見なされる可能性が高くなってしまうのです。有効なアドレスへのメールまで届かなくなる恐れがありますので、配信リストは定期的にクリーニングし、質を保つことが大切です。
見込み客にメールをきちんと届けるために、リストの質を高める方法をご紹介します。
配信リストに含まれているアドレスがどういった経路で収集されたものなのかを見直してみましょう。
業者から購入したアドレスリストを活用している場合や、名刺交換しただけの人をリストに追加している場合、相手は身に覚えがないメールだと感じて無視したり、迷惑メールとして報告したりする可能性があります。
一方、サービスサイト等で自らメールマガジンに登録した人は、メールを開封・クリックしやすいなど、エンゲージメントが高くなる傾向にあります。
自社のサービスサイト上やSNS上にメルマガ登録への導線を作る、プロモーションコードや事例集などの特典を付ける、フォームの入力必須項目を少なくし登録のハードルを下げる、といった工夫をおこない、積極的に自社サイトでリストを収集することをおすすめします。また、オプトイン、つまり、メールを受信することへの同意を確実に取得することも大切です。
(画像:メルラボのメールマガジン登録フォーム)
無効なアドレスにメールを配信し続けていると、送信元ドメインやIPアドレスが受信ブロックの対象となる可能性があります。表記ミスによる無効アドレスや、もう使われなくなったアドレスについては、発見し次第リストから除外しましょう。
その他エラーによって差し戻されたアドレスは、容量オーバーなどの一時的なエラーを除き、配信リストから除外しましょう。
メール配信サービスによっては、エラーによって差し戻されたアドレスを配信リストから自動的に除外する機能を持つものもあります。「配配メール」では、指定回数以上のエラーが出たユーザーへのメール配信を自動で停止することが可能ですので、エラーの確認や配信リストからの除外といった作業をなくし、メール配信業務の効率化につなげられます。
長期にわたってメールへの反応が無いユーザーを、メインの配信リストとは別のリストへ振り分けます。そうすることで、メインの配信リストの到達率改善が見込め、より効果的なメールマーケティングをおこなうことができます。
また、長期間反応が無いユーザーのリストには「最近の検討具合はどうですか?」「久しぶりに買い物しませんか」といった内容のメールを配信するなど、ユーザーの状況にあわせたメール配信をおこなうのも一つの手です。
(画像:「初心者にこそ知ってほしい 量より質のリスト作成方法」セミナー資料より)
メール配信においてリストの質が重要である理由と、リストの質を高めるためにできることをご紹介しました。
迷惑メールと見なされないためにも、配信リストは綺麗に保っておく必要があります。
メールがなかなか開封されない、メールの到達率が低くなってしまった、という方はぜひ、メールの内容だけでなく配信リストの質についても見直してみてください。
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