【調査結果】対応済み企業の割合は?Gmailガイドライン変更の影響を調査しました!
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前回はメールの「件名(タイトル)」の書き方を紹介しました。タイトルで興味をひくことができればメルマガを開けてくれる確率は高まります。しかし、せっかく開封してくれても、構成がしっかりしていなければ、受け取った人に何が「売り」なのかが伝わりません。
今回は、相手に確実に“伝える”ために気をつけたい、メルマガの構成について考えてみます。
さて、メルマガ本文の原稿を書く段階。自社のイチオシ製品やサービスの情報、展示会やセミナーのご案内といったネタは、手元に素材は揃いつつあります。
「でも待てよ? いきなりセールスの案内をしたら押し売りみたいで読んでくれないかも。そうならないように前説を入れたほうがいい? それから、メルマガは単発でなく定期配信を考えているので次回予告も入れないと…。うーん、でもごちゃごちゃ書いても、肝心のセールスの情報まで読んでくれないかもしれないし、悩むなあ」
——こんなふうに考えてしまう人も多いかもしれません。
そんな事態を回避するために知っておくと便利なのが、メルマガの基礎構成です。
あらかじめメルマガの構成を整理して決めておけば、その構成通りにコンテンツを落とし込んでいけばいいので、制作が非常に簡単になり、スッキリと読みやすいメールになります。その構成とは具体的にどんなものなのか、みていきましょう。
前回も紹介しましたが、受け手の約8割は、タイトルをだけを見てメールを開けるかどうかを判断すると言われています。20字程度で簡潔に分かりやすく、魅力的なキャッチコピーを考えましょう。
記号等を使い明確な区切りを設けましょう。BtoBのメルマガでは、BtoCほど派手な装飾は不要ですが、本文や見出しとの境界を設けるために、罫線等を使って差別化しましょう。その上で、「本日のテーマ」やそのメールの内容を紹介します。
季節や時事の話題であいさつ文を書きます。コンテンツに入る前の導入です。
コンテンツが複数ある場合、目次を設置するとよいでしょう。
コンテンツが複数ある場合は重要なものから上に配置します。分かりやすく簡潔に。具体的に書いていきます。
編集後記などで、執筆者のキャラクターを出してもいいでしょう。次回の配信予定や、その内容なども記載して、「このメルマガを次回も読みたい」と思わせる内容にしましょう。
発行元・連絡先・配信停止の方法などを記載します。
この順番で制作していくと読みやすく分かりやすいメール本文が完成します。
メルマガの構成が固まったら、より“伝わる”メルマガにしていくために、前回学んだ“4つのU”(有用性、具体性、緊急性、魅力的)を意識して書いていきましょう。
例えば、ヘッダー部分にただ
「本日のテーマは売上アップを考える資料です」
と書いてあるだけでは、“4つのU”を満たす要素がなく、見た目もイマイチです。
これを、
—【本日のテーマ】—————————————————————————————
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と書けば、メリハリがついて分かりやすくなります。罫線や記号を効果的に使い目立たせるのもコツですね。見出しであるヘッダーはメリットがはっきりと分かり、「続きを読んでみたい」「どんな内容か気になる」と感じてもらえるようにしましょう。
いかがですか? お客様に伝わるメルマガを制作できそうでしょうか。
次回は配信後のメルマガ効果を知る、効果測定を見ていきましょう。
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