【調査結果】対応済み企業の割合は?Gmailガイドライン変更の影響を調査しました!
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長い長いGWが明けるとともに本格的に始まった新時代・令和。平成というひとつの時代が終わったことですし、メールマーケティングにおいてもこのあたりでモデルチェンジを加えてみてもよいのではないでしょうか?
様々なメールマーケティング施策がある中で、今回私がお伝えしたいのは、ちょっぴり肉食系なマーケティング手法です。新時代は少しだけアクティブにマーケティングを行ってみませんか?
今回、みなさんに検討いただきたいメールマーケティングの施策はズバリ、追客施策です。
通常、メールマガジンについては、1度メールを送ったら、その効果測定を行い、次の配信へとつなげていくのが一般的。ステップメールもありますが、シナリオの期間内で間隔を空けて配信を行います。
そうではなく、ユーザの反応を測定するとともに、その測定値に即した後追いメールの配信を行う、ということはあまり行われていないのではないでしょうか?
では、具体的にどのように実施すればよいでしょうか?
たとえばメールを開封したユーザに対して、ユーザの意向を尋ねるメールを追送したり、クリックは行ったものの、コンバージョンに至らなかったユーザに対して、クリックされたコンテンツの追加情報を送る、などといったものがあります。
メール配信で効果測定を行っているのであれば、1回の配信ごとにユーザのログを取ることは可能です。こうしたログを後の施策に盛り込むだけでなく、即時的に利用する手法が私が考える追客施策です。
こうした追客施策には以下のようなメリットがあります。
●情報鮮度が高いうちに、さらに詳細な情報をユーザに届けられる
●メールマガジンでは訴求しきれない内容を訴求できる
一度メールマガジンで情報を得ている分、ユーザは通常の状態よりも購買意欲が高まっているといえます。そのタイミングでより購買意欲を刺激する情報が届けられれば、ユーザを後押しできる可能性が高くなります。
また、規約などにより、ダイレクトに販売を進めることができない商品などを扱っている場合もありますので、初回のメールでは商品訴求を行い、後追いで販売について言及するという手法も、追客施策であれば実現可能となります。
つまり、購入意欲が高まっているユーザの購買行動を、短期間で刈り取ることが可能になるのです。
しかし当然ながら、こうした強気なマーケティングについてはデメリットも存在します。
まず、メールが短時間で複数送られてくることで、詐欺メールなどのようなものではないかと不信感を抱く可能性が考えられます。また、単純に大量のメール配信を面倒がるユーザは多いです。やりすぎてしまうとユーザの退会を招くこともあるので、注意が必要です。
そのため、この追客施策を実施するにあたっては、どういった目的で行うのかをきちんと整理し、限定的に行う必要があります。たとえば、どうしても短期的に成果を上げたい注力キャンペーンの際、あるいは長らく反応が薄い休眠ユーザを活性化させたい、などが考えられます。
いずれにせよ、日常的に行うというよりはメールマーケティングのカンフル剤としてスポット利用を行ったほうがよいでしょう。 以上が、ちょっと肉食系なメールマーケティング「追客施策」のポイントでしたが、いかがだったでしょうか?恋愛ではありませんが、たまには大胆に攻めてみることで、大きな成果を上げることもできるかもしれません。しかし、もちろん引き際も大事。嫌がられたら控えることも忘れずに!