メールマガジンの未来像とは?

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メールマガジンは永久に不滅です。

某球団の伝説的な選手の引退会見の名言に『我が◯◯軍は永久に不滅です』という言葉がありました。きっと同じことがメールマーケティングにも言えると私は考えています。前回ご紹介したようにメールマガジン及びメールマーケティングは時代時代でその姿を変え、これまで続いてきました。そうした変化はこれからも起こっていくでしょうが、これから先もメール自体はまだまだ続いていくことでしょう。

では、いったいどんな形でメールが使われていくのでしょうか。今回はその未来像について考えてみたいと思います。

メールアドレスはインターネットにおける身分証明書

どうしてここまでメールマガジンが無くならないと断言できるか、その理由はまさにコレ!昨今ではコミュニケーションツールが多様化し、メールの利用頻度は落ちてきています。しかし、その代わりとなるSNSなどにおいてはメールアドレスの登録が必要不可欠となることがほとんど。つまり、メールアドレスはインターネットが進化した現代において、唯一無二と言ってもよいほど、強固なIDとなっているのです。
今後、メールアドレスに代わる身分証明が生まれたとすれば、見通しは変わってくるかもしれませんが、おそらくメールアドレスというものが無くなることは今後もないのではないかと考えています。

そして、メールアドレスを複数所有することも珍しくなかった過去に比べ、昨今のユーザはメールアドレスを複数所持することも珍しくなりました。また、情報が拡散してしまうSNSなどが主流になっていることを考えると、確実に本人に情報を届けられるメールアドレスの価値は上がっていくでしょう。そうなればメールを用いたマーケティングも必然的に続いていくことは間違いないのです。

個人に合わせた情報から個人の視界を拡げる情報へ

情報やコミュニケーションが多様化していく中で、メールマガジンは同一の情報を大量のユーザに送るマス的な手法から、ターゲティングメールや、セグメント配信など、ユーザの好みに沿った情報を厳選して送るパーソナライズ手法を取るように進化してきました。 情報を自分で取捨選択できるユーザにとって、いくら企業が伝えたくても、興味のない内容を送られても価値がないのです。
そのため、今後もこのパーソナライズはより細分化していくことになるでしょう。

しかし、ユーザそれぞれの趣味嗜好に合わせた情報は、気に入ってもらうことはできても、その多様性を拡げることにはつながりません。そこで私が考えるメルマガの未来の姿は『ユーザに新たな興味を喚起するメルマガ』です。
ユーザが現在興味のないことでも、企業のキャラクターや信頼性を高めることで、受け入れてもらう。そのためのツールとしてメールマガジンが活躍していくことが考えられます。

こうした未来を実現するためには、メルマガは単なる販促ツールではなく、より広報的なコミュニケーションを重視したものに回帰していくのかもしれません。また、キャラクターを広めるためにもSNSとの連携もより強固なものになっていくでしょう。
メールマガジンが事業の多様化、そしてなによりもユーザの趣味嗜好の多様化を進めていく、そんな未来がもしかしたらもうすでにやってきているのかもしれませんね。


いかがでしたでしょうか。今回は私の考えるメールマガジン・メールマーケティングの未来像についてご紹介しました。情報を押し付けるのではなく、興味を喚起し、読み手の世界を拡げる。そんな拡張的な役割をメールマガジンは担っていくと感じています。
そのためにもユーザを深く理解し、密なコミュニケーションができるように、毎日の配信結果分析などに力を入れていきたいですね。

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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