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BtoBメルマガでHTMLメールはあり?なし? マーケターと読者の視点から考える

BtoBメルマガでHTMLメールはあり?なし? マーケターと読者の視点から考える

BtoBメールマーケティング担当者が知っておきたいメール&コンテンツ制作・基礎中の基礎講座

会社に届いたメルマガがHTMLメールだったら、あなたは開封しますか?それとも…?
HTMLメールは、受け取る企業側からすると、セキュリティや容量などの面などから敬遠されがちでした。一方、送り手にとっては、自社商材の写真を入れるなど多様なアピールができるという面や、開封率が測定できるなど、得られる情報が多く、マーケティング施策の面からも有効で、大きな魅力があるはず…。この両者の溝を埋めて、HTMLメールをもっと活用できる方法はないのでしょうか。今回は、BtoBメルマガにおける「HTMLメール」について考えてみます。

読者視点で見ると、会社で受け取るHTMLメールは「迷惑」?

海外では日本に比べHTMLメールの普及が進んでいます。その背景には、様々なマーケティングツールの登場が考えられ、例えば各種タグを埋め込んだHTMLメールを配信し、開封率やクリック率などの計測をツール上で行う…というようなことが実現していることが理由の1つとして挙げられます。

では一方、日本のHTMLメールの現状はどうでしょうか?

まず、第一のハードルはメーラーの設定です。HTMLメールはかつて悪意あるプログラムが埋め込まれるなど悪用された経緯から、多くの企業ではHTMLメールは受け取れないように設定されていたり、受信できても自動的に迷惑メールに振り分ける設定になっていたりと、受信できない環境になっていることも多いのです。

また、メールをビジネスや業務で使用する立場で考えると、「テキストメールで十分要は足りる」と考えている人も多いと考えられます。

実際、一般社団法人日本ビジネスメール協会発表の「ビジネスメール実態調査2014」によると、「仕事上、メール形式は通常何を使っていますか」という問いに対して、「テキスト形式」と答えた人が約80%に上っているのに対し、「HTMLメール形式・リッチテキスト形式」と答えた人は、約15%にとどまっています

このように、今のところBtoB企業のメールの実情を見ると、HTMLメールはあまり積極的に活用されていない状態といえますが、実は最近ではもっと活用すべきと考える人も少なくはありません。

マーケター視点で見ると、HTMLメールのメリットは大きい

一方、送り手であるBtoBメールマーケティング担当者にとって、HTMLメールはどのようなメリットがあるのでしょうか。

HTMLメールのメリットは、まず第一に、テキストメールが「モノクロ」の世界であるのに対し、「カラー」での表現が可能なことでしょう。このことにより、当然のことながらテキストメールよりも自社商材の魅力を何倍もリアルにアピールできますし、関連ページやコンテンツへの誘導も容易に行えます。

そしてもう1つのメリットが、メールの開封率がカウントできる、テキストリンクや画像リンクが設定できる、パラメータ付きの長いURLでもテキストリンク設定しやすいなど、マーケティング施策における効果を把握しやすくなる点です。見込み客の動向を把握しやすくなれば、コールドリードからホットリードに変化している…など、育成施策を行っている際にもプラスになるでしょう。このように、マーケター視点から見ると魅力いっぱいのHTMLメール。BtoBメルマガでも「活用すべき」と言えます。では、HTMLメールを受け取らない設定の企業もある中で、どうすればうまく活用していくことができるのでしょうか。

HTMLメールは魅力がいっぱい!HTMLメールは魅力がいっぱい!

HTMLメールは魅力がいっぱい!

HTMLメールはBtoBでも“使える”!鍵を握る「マルチパートメール 」とは?

BtoBメールマーケティング担当者にとって、
「HTMLメールだと読まれない、迷惑かもしれない」
「テキストメールだと、詳細まで効果を把握できない」
というジレンマがあるかもしれません。

HTMLメールを活用することで効果が上がる可能性があるのに、使えないというのは残念なことではないでしょうか。そこで、このような担当者にとっておすすめしたいのが「マルチパートメール」です。

マルチパートメール(「multipart/alternative:マルチパート/オルタナティブ)というのは、昨今、メール配信ツールなどに搭載されている機能で、「複数の種類のデータを持ったメール」を指します。この場合、HTMLメールとテキストメールの2つのデータを持ち、受信者の環境に応じてどちらかを表示させることができる…という機能を指します。

つまり、基本的にはHTMLメールを送り、受け取れない環境のメーラーにはテキストメールが届くという二段構えにしておけば、多くのターゲットにメールを送ることができるでしょう。これまで選択肢に入らなかったHTMLメールを使うことができれば、さらに多様なマーケティング施策が展開できるようになるかもしれません。HTMLメールを活用したい企業は、マルチパートメールを大いに活用してみてはいかがでしょうか。

※また、マルチパートメールについては、こちらの記事「スマホ普及で増加中!HTMLメールの効果を高めるマルチパートって?」もぜひ、参考にしてください。





 

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Kunika Suzuki

ターゲットメディア株式会社執行役員。創業時よりBtoB企業のマーケティング支援業務に携わり、現在は主にBtoB企業のリード獲得、リードナーチャリング案件を担当しています。
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