前回(
BtoBのメルマガ担当者必見!テキストメールで使いたい装飾まとめ~件名編~)は、「いかに件名を目立たせるか」というテーマについて、メールボックス内での他のメールとの相対的な見え方という観点から説明をしました。 さて、今回はいよいよメールを開封してもらえた先、本文についてお話しします。
メールを開封してもらえたぐらいで満足してはいけません。
本文に魅力がなければ、
メールを開いた瞬間閉じられてしまうという憂き目にあうこと必至です。本番はここからなのです。 さっそく見ていきましょう。
鉄則!テンプレート化!
と、その前に、まずは大前提のお話をしたいと思います。
それは、「
テンプレート化せよ!」です。 時間は有限です。特にメルラボを読んでくださってる方々は、日々大量の業務に追われてメルマガ施策に費やすことができる時間がとても限られているのではないでしょうか?
どんな施策でも
PDCAサイクルを回すことがとても大事ですが、限られた時間の中でそのサイクルを継続的に回していくのはとても大変ですよね。
定期的に配信するだけで手一杯!という方もいらっしゃるのでは? テンプレートを作っておくことで、
メルマガ文面の作成作業を短縮できますので、ぜひテンプレートをあらかじめ作っておいてください。
なおテンプレートを作成する際には、「どこにどんな要素(見出し・文章など)を配置するか」という点だけでなく、「
どこにどんな内容(新着情報・お得情報・イベント情報など)を配置するか」ということまで決めておくと、メルマガのコンテンツ選定も効率化できるのでオススメです。
もしメルマガの内容によって構成も変えたいということであれば、
数パターンのテンプレートを用意しておくと良いでしょう。
装飾の目的は何?
ではいよいよ本題に入っていきたいと思います。 本文を装飾していくにあたって、まず考えていただきたいのが「
メルマガによって何を達成したいのか」です。
「装飾と関係あるの?」と思ったアナタ。大アリです。 例えば、極端な例ではありますが、メルマガのゴールが「
商品の紹介ページのクリック」にも関わらず、以下のようなメルマガを配信していたら結果はどうなるでしょうか?
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□□□□□ メルラボお役立ち通信 □□□
□□□□ ~第555号~ □□□□
□□□ 発行者:株式会社メールマーケティングラボ □□□□□
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このメールは、株式会社メールマーケティングラボの会員様宛にお送りしています。
==================================== みなさまこんにちは!
本日もメルラボお役立ち通信をお届けします。 ┏━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ご挨拶┃ ┃
┣━━━┛ ┃
┃2016年も早くも1ヶ月が経過しました。寒い日が続いていますが、 ┃
┃風邪などひいていませんでしょうか。 ┃
┃インフルエンザもこれから増えてくることが予想されますので、 ┃
┃毎日のうがい手洗いを忘れずに! ┃
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|今週のオススメ|
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今週のおすすめはこの商品!
今の季節起こりがちなあのトラブルを、ピタッととめてくれる!
http://商品URL
ぜひ一度お試しください!
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・
・
・ …あまりクリックはしてもらえなさそうですね。
一番クリックしてほしい商品URLよりも、挨拶文の方が目立ってしまっています。なんならタイトルが一番目立っています。 これはあくまでも極端な例なので、装飾だけでなくコンテンツの中身についてもツッコミどころはあるのですが、この例で何が言いたいかと言うと、「
特定の箇所を目立たせることが目的なのであれば、目立たせる優先順位を意識した装飾をすることが大事」ということです。 さて、「目立たせる」というキーワードを上で出しましたが、テキストメルマガでの装飾は大きく分けて以下の
3つの機能を持っていると私は考えています。
それぞれどのような機能かを見ていきましょう。
1.目立たせる
これは先程の例でご説明した通り、
強調したい箇所に目線を持っていかせる、というものです。
例えば、
◆─────────────────────────
今週のおすすめはこの商品!
今の季節起こりがちなあのトラブルを、ピタッととめてくれる!
■□□□□□□□□□□□□□□□□■
http://商品URL
■□□□□□□□□□□□□□□□□■
ぜひ一度お試しください!
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といった感じです。
2.区切る
複数のコンテンツを載せているメルマガの場合、以下のような形でコンテンツとコンテンツの境目を明確にすることで、
全体を読みやすくすることができます。
ヘッダー
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コンテンツ1
├─────────────────────────────┤
コンテンツ2
└─────────────────────────────┘
3.魅せる
これは先の2つと大きく趣旨が異なります。
1と2が「コンテンツがあっての装飾機能」だったのに対し、これは「
装飾そのものをコンテンツとして魅せる機能」となります。
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この場合、上記のように、いわゆるAA(アスキーアート)での表現が多くなるかと思います。 これらの3つの機能を、
メルマガの目的・ゴールに沿って適切に組み合わせていくことが肝要です。 ということで、ここからは以下の2つの目的別に、メルマガ内の各セクションで使える装飾を具体的に見ていきたいと思います。
目的A:商品の売上(特定のページに読者を誘導する)
目的B:エンゲージメントの向上(メルマガを読み物として読んでもらう)
ヘッダーを装飾しよう
まずはヘッダーです。
ヘッダーは本文の一番頭の部分となりますので、「
このメルマガが何のメルマガなのか」がはっきりとわかるようにしましょう。
目的Aの場合
特定のページに読者を誘導したい場合、可能な限り余計な装飾は控え、
商品URLがファーストビューに入るようにしたいところです。
以下のような、行数の少ないシンプルな装飾がオススメです。 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガタイトル
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メルマガタイトル
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メルマガタイトル
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目的Bの場合
こちらではメルマガを連載モノとして読んでもらうことが重要です。
ですので、少し個性を出して「
あの企業のメルマガだ」と一目でわかるように印象付けをしていった方がいいでしょう。
装飾とは少しずれますが、バックナンバーのURLなども載せておくとより良いですね。 ┏━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃第○○号┃
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メルマガタイトル
過去のメルマガはこちら:
http://バックナンバーURL
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長くなってしまったので、今回はここまでとしたいと思います。
次回は、残りのコンテンツとフッターの装飾、そしてテキストメルマガの装飾で気を付けなくてはいけないポイントを見ていきます。
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