メルマガに入れる画像の最適な数は?注意点も解説
- メールマーケティング
メルマガ担当者の方から、「メルマガの挨拶文や編集後記を考えるのが地味に大変」「ネタが思い付かない」といった声を聞くことがたびたびあります。
今回は「そもそもメルマガに編集後記は必要か」をテーマに、編集後記を掲載しなくてもよい理由・掲載するメリットをそれぞれ解説いたします。
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「編集後記」とは、書籍や雑誌等の最後に編集者が書く「あとがき」のことです。本編の裏話からパーソナルな話題まで、内容は多岐にわたります。
編集後記はメルマガにおける必須項目ではないため、掲載するかどうかは自由です。
自社のメルマガの配信目的や、読者にどんな印象を持ってもらいたいか、メルマガ作成業務に割くことができるリソースなどを考慮して、編集後記を掲載するかどうかを決めましょう。
「なんとなく」で編集後記を掲載し続けており負担になっていた方は、この機会に見直してみても良いかもしれません。見直す際のポイントとして、掲載しなくてもよい理由と、掲載するメリットをそれぞれご紹介していきます。
メルマガに編集後記を掲載していない企業は多くあります。不要と考えられる理由は主に次の3つです。
自社のメルマガに編集後記が必要かどうかは、「そもそも何を目的としてメルマガを配信しているのか」とセットで考える必要があります。
多くの企業では、メルマガをきっかけとして読者になんらかのアクションを起こしてもらうために配信していることと思います。その場合に重要なのは、メルマガを読んでもらうことではなく、その先のアクションにつなげることです。
Webサイトへの遷移、資料ダウンロード、購入などのアクションを起こしてもらうためには、情報や導線が分かりやすいシンプルなメルマガが効果的です。反対に、ぱっと見で文字数が多いメルマガはクリック率低下を招く可能性があります。
読者にアクションを促したい場合は、編集後記や挨拶文などの要素がパフォーマンス低下を招かないよう注意が必要です。
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人が1通のメールを見る時間は7秒程度と言われており、その短い時間で下までスクロールして編集後記をじっくり読む人は多くはないでしょう。そう考えると、編集後記は重要度の低い要素といえます。
また、せっかく時間をかけて編集後記を書いても、読者の関心やニーズに合わない情報であればスルーされてしまいます。
ご参考までに、弊社が過去に実施した調査の結果をご紹介します。
「編集後記や冒頭のあいさつ文、語り口などから書き手の人柄がわかるメルマガを受け取ったときどう思ったか(複数回答可)」の項目において、「何とも思わない」という回答が最多でした。
「そのサービスや企業が記憶に残りやすくなった」(17.0%)、「次回配信が楽しみになった」(10.6%)などのポジティブな回答もあるものの、多くの人はあまり気にかけていませんので、優先度は低いといえるでしょう。
たとえ短い編集後記であっても、配信のたびに新しく文章を考えるのは負担になります。他の業務もある中で、メルマガ作成にそれほど多くの時間を割けないという方も多いでしょう。
また、編集後記を書くことに時間をかけるよりも、本文・件名のブラッシュアップや分析などに重点を置いた方が本質的です。
ここまで、編集後記を掲載しなくてよいと考えられる理由を解説しましたが、編集後記を掲載することには以下のようなメリットもあります。自社の配信目的とマッチしている場合や、メルマガ作成にあてる時間に余裕がある場合は、編集後記を入れてみてもよいでしょう。
メルマガに編集後記を入れることで、読者の印象に残りやすくなるといったメリットがあります。先ほどご紹介したメルマガに関する調査でも、「そのサービスや企業が記憶に残りやすくなった」という回答が17%ありました。
例えば、そのメルマガで紹介している商品に関する裏話やちょっとしたエピソードを共有することで、読者の記憶に残りやすくなります。お役立ち情報やニュース記事を紹介しているメルマガであれば、編集後記にメルマガ担当者自身の意見・感想を入れるのも有効です。
人間味を感じられる内容の編集後記は、ワンパターンで機械的な印象を和らげ、親近感を持ってもらいやすいというメリットがあります。
人となりが見えるような、担当者のパーソナルな情報を編集後記に入れることも有効です。
ただし、あまりにもメルマガ内容とかけ離れた文章をダラダラ書いてしまうと、うっとうしいと感じる読者もいます。関連性の低いパーソナルな話題の場合は、なるべくコンパクトに書きましょう。
メルマガにおいて編集後記は必須項目ではありませんが、「印象に残りやすい」「親近感を持ってもらいやすい」といったメリットがあり、読者との距離を縮められる機会です。
一方で、担当者の負担になりやすい部分でもあり、編集後記を書くことに割いている時間を他の業務にあてたほうが良いケースもあります。メルマガの配信目的や配信担当者への負担などを加味して選択しましょう。
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