開封率は高いのにクリック率が低いのはなぜ?メルマガの反応率を高める方法とは

開封率は高いのにクリック率が低いのはなぜ?メルマガの反応率を高める方法とは

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メール配信施策に取り組む企業様から、「開封率は良いがクリック率が悪いのはなぜ?」「メルマガの反応率*の改善方法が知りたい」といったご質問をいただくことがたびたびあります。

*「反応率」:開封されたメールのうち、本文中のURLをクリックされたメールの割合

本記事では、開封率は良好だがクリック率が悪いときに考えられる要因や、改善方法をご紹介します!

 

クリック率を上げるための方法は以下の資料にもまとめておりますので、ぜひあわせてご活用ください。

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開封率は良いがクリック率が悪いとき、考えられる理由は?

開封率には問題がないように見えるが、メール内のリンクがあまりクリックされていないとき、どのような要因が考えられるでしょうか? 一つずつ解説します。

 

適切なCTAが設置できていない

考えられる要因の一つ目は、適切なCTAが設置できていないことです。

CTAとは「Call To Action」の略で、ユーザーにとってもらいたい行動を促すことを意味し、多くの場合はリンクやボタン形式で表示されます。

そのCTAがユーザーの目に留まりやすい形で設置できていないと、クリック率は低くなる傾向にあります。

▼ NG例
・ファーストビュー(スクロールせずに表示される範囲)にCTAが無い
・リンクであることがひと目で認識されづらい
・小さい / 色が背景と似ている など、デザインが目立たない
・1メール内のCTAが多すぎる

 

文章が長すぎる

二つ目は、メール本文の文章が長すぎることです。

多くの人は1日に何通ものメールを受信しており、自分にとって必要な情報かどうかを瞬時に見分けています。過去に実施した調査では、人が1通のメルマガに使う時間は平均7秒であることが分かっています。

メール内のリンクをクリックしてもらうためには、その短い時間で「何についての案内なのか」「遷移先のページで何の情報を得ることができるのか」が理解できるようなものでなければなりません。そのため、本文は簡潔にまとめるのがおすすめです。

 

件名と本文の内容にギャップがある

三つめは、件名(タイトル)に惹かれて開封したが、本文に書かれている内容が期待していたものと違ったというケースです。

開封率向上のために件名を工夫することは大切ですが、いわゆる「釣りタイトル」と言われるような大げさな件名で配信してしまうと、クリック率の低下どころか信頼を損ねてしまうおそれもあります。

 

本文に不適切な表現や、文法上の誤りがある

企業として不適切な表現や、読んだ人を不快な気持ちにさせるような表現が本文内に含まれている場合、クリックせず離脱されてしまう原因となります。

また、明らかにおかしな文法上のミスや誤字も、クリック率が低くなる原因になります。「不自然な文章」は迷惑メールによくある特徴であるため、警戒される可能性が高いです。

 

本文の表示が崩れている

本文の表示が崩れている場合も、怪しいメールに見えてしまい警戒される可能性があります。また、リンクが機能しておらずクリックできないというケースもあります。

配信前に自分や社内メンバー宛てにテストメールを送り、表示崩れがないか事前確認をおこないましょう。

 

 

メルマガのクリック率を上げる方法

それではここから、メルマガのクリック率を高めるためのポイントをご紹介します。「開封率は良いがクリックにつながっていない」という方はぜひ参考にしてみてください。

 

ファーストビューにCTAを設置する

メルマガのファーストビュー、つまり、開封してスクロールせず最初に表示される部分に、分かりやすくCTAを設置しましょう。CTAはテキストリンクではなくボタン形式にするのがおすすめです。

時間をかけて読まずともCTAを認識できることで、ユーザーはスムーズに次のアクションに移ることができます。

以下の画像は、上手なメルマガの例です。このようにファーストビューに次のアクションへの導線を入れると、クリック率が高くなる傾向にあります。

メルマガのCTAイメージ

画像:「アジア最大級!越境EC『ピンコイ』のメルマガ配信事情」より

 

1つのメールに設置するリンクは少なくする

配配メールが過去に実施したテストでは、リンク先を1つに絞ったメールの方が、全体のクリック率が0.2ポイントほど高いという結果になりました。

「1メール1コンテンツ」を意識し、リンク先は絞るようにしましょう。

 

コンテンツ数のテスト結果

 

文章は簡潔にまとめる

前述の通り、人が1通のメルマガに使う時間は平均7秒であり、その短い時間の中で自分にとって必要な情報かどうかを判断しています。

「何についての案内なのか」「遷移先のページで何の情報を得ることができるのか」が瞬時に理解できるよう、本文は簡潔にまとめましょう。

 

件名と本文の内容を一致させる

多くのユーザーは、件名を見て興味を持ったメールを開封します。本文の内容が件名とずれていると離脱されてしまいますので、件名と本文の内容が一貫しているか必ずチェックしましょう。

また、大げさな表現や伏字を使った件名の使用には注意が必要です。いわゆる「釣りタイトル」はお客様から不信感を抱かれやすく、一時的に開封率が上がったとしても、クリック率の低下や購読解除率の上昇を招いてしまいます。

 

必ずテスト配信をおこない確認する

表示崩れや文章のミスはクリック率低下につながるおそれがあり、場合によっては迷惑メールであると疑われてしまう可能性もあります。配信前に、必ずテストメールを送り確認するようにしましょう。

自分では間違いに気付かないこともあるため、社内の他のメンバーにダブルチェックをしてもらうと安心です。弊社が提供しているメール配信サービス「配配メール」では、テストメール送信先をあらかじめ登録しておき、簡単にテストメールを複数名に送ることができます。

テストメールでは以下の点を確認しましょう。

・表示が崩れていないか
・正しいリンク先に遷移するか
・購読解除リンクは機能しているか
・誤字脱字や、文法上の間違いがないか
・企業が発信する内容として不適切な表現が含まれていないか

 

まとめ

開封率は良好だがクリック率が悪いときに考えられる要因や、改善方法をご紹介しました!

メールマーケティングにおけるクリック率向上のコツは、以下の資料にてチェックリスト付きで詳しくまとめております。無料でダウンロードしていただけますので、ぜひご覧ください。

 

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「Mail Marketing Lab(メルラボ)」編集部。メールマーケティングの効果を上げるためのさまざまな情報を発信します。
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