メルマガに入れる画像の最適な数は?注意点も解説
- メールマーケティング
ホテルや旅館の集客においては、新規顧客の獲得だけでなく、少しでも多くのお客様にリピーターになってもらうことが重要です。
お客様と繋がりを持ち続け、再宿泊のきっかけをつくるために有効な施策が、メールマガジン(メルマガ)です。リピーター獲得のためにメルマガ配信に取り組む企業様は多く、中には、メルマガから安定的に宿泊予約を獲得できている企業様もいらっしゃいます。
今回は、ホテルや旅館などの宿泊業でこれから初めてメルマガ配信に取り組むという方や、これまでなんとなく配信していたメルマガを見直してしっかりと集客に活用していきたいという方に向けて、成果に繋がるメルマガのポイントをご紹介します!
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テキストメールではなくHTMLメールで配信するメリットは、大きく分けて2つあります。1つは、開封率が計測できること。配信したメルマガがどれくらい開封されているのかを知ることで、件名や配信タイミングなどの改善に役立てることができます。
もう1つのメリットは、訴求力が高いことです。HTMLメールであれば、画像やボタン、文字の装飾などによって、伝えたい情報が伝わりやすくなります。読者がメールの閲覧に使う時間はだいたい7秒以内と言われており、じっくり文字を読まずとも何の情報が掲載されているかを把握してもらえることが重要です。
ホテルや旅館の場合は特に、写真を使ったほうが魅力が伝わりやすくなります。例えば、「眺めの良いプールがあります」と文字だけで説明されるよりも、写真を見たほうが視覚的に伝わるので、よりお客様に「行ってみたい!」という気持ちにさせることが可能です。
「HTMLメールの作成は難しそう」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、HTMLエディタを活用することで、専門知識が無くても時間をかけず簡単にHTMLメールを作成することが可能です。また、自社のメルマガの「型」を決めてテンプレート登録しておけば、画像や文章を差し替えるだけで済むので作業時間を短縮することができます。
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読者にクリックしてほしいリンクは、メールを開いて最初に表示される範囲(ファーストビュー)に入れましょう。
本文を読んだ後でないとリンクをクリックしてもらえないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、前述の通りメールの閲覧時間はだいたい7秒以内と言われており、本文の下のほうまでじっくり読む方は少数派と考えたほうが良いでしょう。途中で離脱する読者もいますので、スクロールしないと見られない位置にリンクを入れるとクリックが減少します。
▲イメージ
また、リンクはURLやテキストリンクではなく、ボタン形式にするのがおすすめです。ボタンの文言はよくある「詳細はこちら」よりも、例えば「プラン詳細を見る」など、遷移先のページに合わせて、読者に起こしてほしいアクションを動詞で盛り込むとクリック率が高くなる傾向にあります。
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多くの人は一日に何通ものメールを受信し、件名や差出人名などを見て、そのメールを読むかどうかを判断しています。いくら魅力的な情報を配信していても、メールを開封して見てもらえなければ意味がなく、集客には繋がりません。まずは開封してもらうために、読者の受信ボックスに届いたときの見え方を意識し、差出人名・件名・プリヘッダーを有効に使いましょう。
配信する際にあまり意識していない方が多い部分かもしれませんが、読者にとって差出人名は、開封するかしないかを判断するポイントの1つです。「●●通信」などのメルマガ用に考えたオリジナルの名称を使うよりも、「●●ホテル」といった読者が認知している名称で設定するのがおすすめです。
メールの件名は、PCの場合25文字程度、スマートフォンの場合15文字程度までしか受信ボックスで表示されません。BtoCのメルマガはスマートフォンで読まれることが多いため、なるべく15文字以内に収めるのがおすすめです。
また、気になる・読みたいと思ってもらえるよう、読者に興味を持ってもらえそうなキーワードを件名に入れましょう。(※ただし、いわゆる釣りタイトルと言われるような件名は信頼を失うことに繋がります。きちんとメールの内容に合った件名を付けましょう。)
下の例のように、差出人名と件名で重複している部分があれば、その分ほかの魅力的なキーワードを盛り込むことができます。ぜひ工夫してみてください。
プリヘッダーとは、メールをプレビュー表示した際に見える本文の冒頭一部分のことです。受信ボックスのメール一覧で見たときには表示し、メール本文には表示しないといった設定をおこなうことができます。
冒頭の挨拶文や「HTMLメールが正しく表示されない場合はこちら」などといった文言がここに表示されてしまっているメルマガは、きちんとプリヘッダーを設定することで開封率の向上が見込めます。件名に入れることができなかった、開封の後押しとなるような魅力的な文言を設定してみましょう。
▼「配配メール」ではこのように、HTMLの知識が無い方でも簡単にプリヘッダーを設定することができます。
メルマガを開封して読んでもらえるかどうかは、件名や差出人名だけでなく「配信タイミング」も影響します。読者に見てもらいやすい時間帯に配信することで開封率向上が見込めます。
そこで気になるのが、一般的にメルマガが見られやすい時間帯はいつなのか?ということですよね。メルラボでは毎年メールマガジンに関する意識調査をおこなっており、2021年12月の調査では「メルマガを読む時間帯」の項目でこのような結果となりました。
もっとも多かったのは「平日の夜間」で59.9%、次点が「休日の日中(余暇時間)」で45.2%でした。
ただし、業種などによって傾向が変わってくるでしょうし、同じ業種であっても顧客層によって開封されやすい時間帯は異なる可能性があります。まずは曜日や時間帯を変えて何度か配信してみて、自社の場合はどの時間帯が開封されやすいのかを把握するのがおすすめです。
▼「配配メール」には、過去に配信されたメールをもとに開封されやすい時間・曜日をヒートマップで表す機能があります。分析に手間をかけずとも、自社における最適な配信タイミングを把握することが可能です。
また、「配配メール」のBridgeプランには、読者それぞれの前回の開封時間に合わせて自動でメールを配信する「メモリー配信」機能が備わっています。ホテルや旅館のように、顧客のライフスタイルがバラバラなBtoC企業において成果が出やすい機能です。
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<メールの形式>
・テキストメールよりHTMLメール
・写真を使って魅力を伝える
<リンク>
・ファーストビューにリンクを設置する
・リンクはボタン形式にする
・読者に起こしてほしいアクションを文言に盛り込む
<差出人名・件名・プリヘッダー>
・読者が認知している名称を使う
・件名はなるべく15文字以内
・読者が興味を持ちそうなキーワードを入れる
・プリヘッダーも活用する
メルマガは、お客様との繋がりを持ち続け、再宿泊のきっかけを作るために有効な施策です。せっかくメルマガ配信に取り組むのであれば、ポイントをおさえたメールでしっかりとリピーター獲得に繋げていきましょう!
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