メルマガ制作前に知っておきたい!メルマガの書き方
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メールマガジンを行っている人が抱えている悩みのうち、最も多く聞かれるのは「メールマガジンの書き方がわからない」というものです。 メールマガジンは、普段私たちが送っているメールと同様「件名」と「本文」の2つにわけることができますが、今回は
「本文」に焦点を当てて、読みやすく、伝わりやすいメールマガジンの書き方についてお話しさせていただきます。
読者が読み進めたくなる、メールマガジンの構成を知ろう
お行儀は大切 メールマガジンは、「ヘッダ」「リード」「目次」「コンテンツ」「フッタ」で構成されます。通常のメールとはずいぶん異なる構成ですが、これにはきちんとした理由があります。メールマガジンは、コンテンツを盛り込むために、メールがどうしても長くなってしまいます。そのため、読者が読みやすく、必要なコンテンツを簡単に選べるように作られています。
【ヘッダ】
本でいうと「表紙」の部分になります。装飾を使ってタイトルを囲むといつも同じレイアウトにすることで、メールマガジンに統一感が生まれ、読者の印象に残りやすくなります。
【リード】
挨拶や、メールマガジンのコンテンツの軽い導入などを紹介します。リードに限らず、全体的に親しみやすくやわらかな文体で書くことを心がけましょう。メールマガジンは、商品カタログではなく、読者とのコミュニケーションツールです。かしこまる必要はありません。
【目次】
最新情報を伝えたい、キャンペーン情報を伝えたい、セミナーの集客をしたい…1通のメールマガジンでも、読者に伝えたい情報、促したい行動はたくさんあるものです。しかし、読者ものんびりメールマガジンを読んでくれません。自分に必要な情報だけを手早く読みたいのです。そんな時には、コンテンツの前に目次を作りましょう。目次を作ることで、読者は「自分に必要なコンテンツは何か、どこにあるか」を一目で知ることができます。当然ですが、上にあるコンテンツの方が多くの方に読まれます。重要なコンテンツはメールマガジンの上部に配置しましょう。
【コンテンツ】
コンテンツに限りませんが、メール文は、1行に35字程度で改行させるようにしましょう。例えばOutlookは、メール文が半角76字(全角38字)で自動的に改行する仕様になっています。中途半端なところで改行してしまうと、見栄えも悪く、せっかく作った装飾なども崩れてしまいます。また、文章は3~4行で1かたまり、それぞれの間を1行ずつあけましょう。
何十行も続いたメールは非常に読みづらく、途中で読むことをやめてしまう原因になります。
この2つを意識するだけで、メールマガジンはぐっと読みやすくなります。
【フッタ】
フッタには、メールマガジンがどこから発行されているのかを記載しましょう。組織名でも、個人名まで記載してもかまいません。「〇〇編集部」なんていうのも、よく見かけますね。また、メールマガジンは、メール文の中に購読をやめるための導線が必要なので、配信停止のためのURL、もしくは連絡先となるメールアドレスを忘れずに記載しましょう。
「メールマガジン」は、普段取引先とやりとりする「メール」とは異なります。ちょっとしたルールを知るだけで、ずいぶんと読みやすく、伝わりやすい文章を作ることができます。下記のメールマーケティングスタートアップガイドにも、詳しい情報が載っていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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