【調査結果】対応済み企業の割合は?Gmailガイドライン変更の影響を調査しました!
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メルマガ(メールマガジン)の配信は、顧客との定期的な接触や販売促進などに有効な施策として、多くの企業で実践されています。
「メルマガに取り組みたいけれど、何から始めればよいか分からない」「どのような準備が必要になるのか知っておきたい」 という方に向けて、この記事ではメルマガの始め方を大きく3つのステップに分けて解説します。
さらには、メルマガ配信を開始する前に知っておきたい法律や、配信システムの導入で失敗しないために押さえておきたいポイントもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
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メルマガなどのメールマーケティング施策に取り組むにあたって、まず初めにするべきことは「目的を明確にする」ことです。実施する目的によって、誰に・どのようなコンテンツを・どれくらいの頻度で配信するのかが異なってきます。
よくあるメルマガ配信の目的としては、以下のようなものが挙げられます。
あらかじめ目的を明確にしておくことで、配信対象や配信コンテンツなどの詳細な部分も考えやすくなります。また、目的がブレないよう、社内の関係者で共通認識を持っておくことが大切です。
関連記事:メールマーケティングで設定すべき目的と有効な「動かすメルマガ」のご紹介
関連記事:リードナーチャリングとは?見込み客を効率的に見つける仕組みを徹底解説
配信目的が明確になったら、次のステップは、メルマガを配信する対象者のリストを用意することです。
見込み客リスト、契約中顧客リストなど、ステップ1で明確にした配信目的に合ったリストを準備します。
「配信リストが無い」という企業様でも、実は社内に名刺データが点在している場合があります。各営業担当者がお客様の名刺を管理している場合は、データ化し一元管理することでリストを作成できます。
社内にすでにある顧客情報の活用と並行して、メルマガ配信対象者の新規獲得も中長期的におこなっていきしょう。新規獲得の方法としては、以下の2パターンが代表的です。
メルマガ登録用のフォームを設置した後、SNSでメルマガ購読者を募る、クーポンやお役立ち資料などの特典を付けてメルマガ購読を促す、などの施策も有効です。
メルマガ配信リスト収集時に注意していただきたいのが、オプトイン(=広告・宣伝メールの送信についての同意)を得ることです。これは、「特定電子メール法」や「迷惑メール防止法」とも呼ばれる法律「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」にて定められています。
例えば、資料請求者に対してメルマガを配信していきたい場合は、あらかじめ資料請求フォームに「ご入力いただいたメールアドレス宛てに広告を含むご案内のメールをお送りする場合があります」等の一文を設けておく必要があります。
なお、すでに取引関係にある顧客の場合は、オプトイン規制の例外です。
特定電子メール法についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
関連記事:【メルマガの法律】特定電子メール法って何?適用範囲と4つのポイントとは – 配配メールお役立ちコラム
3つ目のステップは、メルマガを配信するためのツールを用意することです。インストール型のメール配信ソフト、クラウド型のメール配信サービス、MAツールなど、さまざまな選択肢が考えられます。
「わざわざ新しくシステムを導入しなくても、普段の業務で使っているメーラーでBcc配信すれば良いのでは?」と考える方もいらっしゃるようですが、Bccでのメルマガ配信には下記のように様々な問題があります。
特に、一つ目の情報漏洩は企業の信用問題に関わります。Bccに入れるはずのメールアドレスを間違ってCcやToに入れて送信してしまい、アドレスリストが読者全員に丸見えになってしまった、という情報漏洩事故は頻繁に起きています。
業務上のメールのやりとりにも支障が出る可能性がありますので、メルマガをBccで配信するのは避けたほうが良いでしょう。
メール配信に使用するツールの導入でよくある失敗を3つご紹介しますので、導入検討の際の参考にしてみてください。
メール配信ツールを導入したものの、いざ現場で使ってみるとHTMLメールの作成が難しかった、というケースです。
HTMLメールは、画像や文字の色・大きさの変更などで高い訴求力が見込めるほか、開封率の測定ができるといったメリットがあり、見映えが重要なBtoC企業のメルマガだけでなくBtoB企業のメルマガにおいても活用されることが多くなりました。
HTMLメールを簡単に作成することができるエディタが付属していない場合は、HTMLやCSSの知識が必要となり、業務が属人化したり作成に時間がかかったりする要因になります。HTMLエディタを提供しているかどうかは、事前に確認しておくとよいポイントのひとつでしょう。
関連記事:配配メールのHTMLエディタ
関連記事:使いやすいHTMLエディタでメール作成時間を短縮!- 配配メール導入事例
メルマガで成果を出すためには、その手前の「開封」や「クリック」などの数値を改善していく必要があります。どこまで計測できるのかはツールによって異なるため、選定時のポイントとなるでしょう。
自社でどのような数値を計測する必要があるか、導入検討しているツールでその数値が簡単に取得できるか、といった点を導入前に確認しておくことをおすすめします。
関連記事:「いつ」「誰が」といったメールのクリック情報を取得できる配配メール
関連記事:メルマガの分析時間が大幅に短縮!- 配配メール導入事例
3つ目は、メルマガ配信施策を始めるにあたってMAツールを導入したが使いこなせなかった、というパターンです。
MAツールはマーケティングに関するさまざまな業務を自動化できるというイメージを持たれがちですが、実際にはすべてを丸投げできるわけではありません。シナリオ設計・スコアリング設定で躓く企業様は多く、導入のハードルが高いと言われています。
また、メール配信専用のシステムに比べて高額であることが多く、使いこなせない場合は無駄にコストがかかってしまうことになります。自社で使いこなせるツールかどうか、導入前に見極めることが重要です。
関連記事:メール配信システムとMAツールって何が違うの?選び方のポイントもご紹介
メルマガ配信の始め方を、大きく3つのステップに分けてご紹介しました。
実際にメルマガの作成・配信を開始する際には、下記の記事を参考にしてみてください。
関連記事:メルマガの作り方を6つのステップで解説
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