【調査結果】対応済み企業の割合は?Gmailガイドライン変更の影響を調査しました!
- メールマーケティング
- 調査データ
最近ではリード獲得や顧客フォローの一環として、セミナーを開催している企業も多くなってきています。また、リアルセミナーではなく、オンラインセミナー(ウェビナー)の開催も多くなりました。
セミナーを開催するには集客をしなければなりません。集客方法は、リスティング広告やディスプレイ広告、DM、集客メールの配信など様々あります。
今回は集客方法の中で、だれでも簡単に低コストで始められる「集客メールの配信」について、より成果を出すためのコツをご紹介します!
集客メールを配信する際は最低限、下記の内容を記載します。
このセミナーはどのようなことを学べるのか、目的は何かを明確にする必要があります。Web上にセミナー内容の詳細が書かれたページがあれば、メール本文では簡潔に紹介するだけにとどめ、詳細はリンク先ページで確認してもらうのがおすすめです。
開催日時:日程や時間は誤りがないように注意しましょう。
開催方法:オフライン、オンラインどちらでの開催かを明記しておくといいです。
参加にあたって費用が発生するのかを記載しましょう。有料の際は費用も明記が必要です。
セミナーの申し込みフォーム、または、申し込みフォームが設置されている詳細ページへのリンクを挿入しましょう。
集客メールはテキストメールではなくHTMLメールで配信することをお勧めします。
HTMLメールでは文字のサイズや色を変えることができます。また文字だけではなく、画像をメール本文に挿入することができます。このようなテキストメールではできない機能を使うことで受信者により訴求ができるメールを配信することができます。
関連ページ:【すぐに試せる】ベーシック社が実証した「BtoBメールマーケの勝ちパターン」を一挙に紹介!
また、HTMLメールであれば、開封率やリンクのクリック率を分析することができるので、集客数を増やすために何をすればいいのかが明確になります。開封率が低い際は配信時間やメールの件名、差出人名などに問題があり、クリック率が低い際はメールの本文やセミナーの内容が読者から興味を持たれていない可能性があります。
配配メールではHTMLメールの配信はもちろん、分析機能も備わっているため集客メールの効果を最大化させることが可能です。
関連ページ:視覚的に訴えかけるメールをHTMLメールで配信
件名は15~20文字以内で設定するのがおすすめです。長すぎる件名では受信ボックスの一覧画面で見切れてしまいます。また、モバイルでは10~15文字以内がいいとされているので、15文字以内で設定をするとなおいい件名だと言えます。
また、文章を読む際、人は左から右へと視線が移るので、重要なキーワードは冒頭に記載すると読んでもらえる可能性が非常に高くなります。件名については具体的内容にすると作成しやすいです。件名に悩む際は、「4つのUを意識した内容」にすると楽に作成することができます。4つのUとは有益性や、緊急性、超具体性、独自性といった要素のことです。
▼各要素のイメージ
Useful(有益性): メンバー限定
Urgent(緊急性): 本日まで
Ultra-Specific(超具体性): 10/1オンラインセミナー開催
Unique(独自性): クリック率が向上するCTAとは
本文を作成する際にはファーストビューを意識しましょう。ファーストビューとは、スクロールしないで表示される部分を指します。メールの閲覧時間は約7秒と言われているので、メール本文は簡潔にまとめて伝えたい内容がファーストビューに収まるように作成するといいでしょう。また、申込フォームやセミナーのLPへのリンクもファーストビューにあるとなお良いです。
関連ページ:クリック率を上げるメールマーケティング7つのポイントとは?
件名から本文までの誘導ができていれば最後に重要になるのはリンクです。このリンクを工夫することでクリック率の向上が期待できます。
WEBページへのリンクは様々な形式があるので弊社の調査結果をお見せします!調査内容は「テキストメールのURLリンク」「HTMLメールのURLリンク」「HTMLメールのボタンリンク」でどれくらいクリック数の変動があるか調査したところ、「HTMLメールのボタンリンク」は、「HTMLメールのURLリンク」に比べ3倍ほど、「テキストメールのURLリンク」と比較した場合は8倍クリック数が高いという結果になりました。
このように、ボタンリンクが最もクリック数が高いということが分かるかと思います。また、ボタンリンクであれば何でもいいというわけではなく、ボタンに影を付けるような配色を施したり、ボタン内の文言は「申し込みをする」や「購入する」といったように動詞の方がクリックされやすいというデータもあります。
関連ページ:CTAって何!?CTAの設置場所とCVR上昇のための10の改善ポイントとは
配信回数については悩まれる方も多いのではないでしょうか。弊社からの集客メールについては1セミナーあたり3回を目安に配信しております。配信タイミングについてはセミナー開催の2~3週間の間に2通、セミナー当日に1通のペースで配信しています。
また、集客メールではないですが、既にお申込いただいた方へ視聴URLをセミナー前日と開催直前に配信しています。このリマインドメールは参加率を上げることを目的に配信しています。セミナーお申し込みをして頂いた方は、自社だけではなく他社のセミナーにも申込をしている方が多く、申込したことを失念している可能性があります。せっかく集客をしても参加していただけないのはもったいないので、リマインドメールは必ず送るように心がけましょう。
セミナーが終了したら申込者へお礼のメールを送るようにしましょう。その際、お礼だけではなく、他に告知したいことがあると反応があるかもしれません。例えば次回セミナーのご案内や、セミナーを視聴して検討意欲が高い人に刺さりやすいようなアポ調整のフォームなどが有効的です。
また、講演資料を配布する際はお礼メールに添付をすることをお勧めします。集客メール、リマインドメールに加えてお礼メールまで作成すると考えると、かなり時間がかかるかと思われますが、配配メールのテンプレート機能や前回セミナーで配信したメールを活用すれば10分程度で作成することが可能です。
関連ページ:セミナーやイベント開催している企業様必見!開催後のメール配信でアポ獲得できた事例を紹介
今回はセミナーの集客メールについてご紹介をさせて頂きました。初めて作成する際は難しく感じる点も多いかもしれませんが、回数を重ねることで段々と慣れてくると思います。セミナーを積極的に開催している企業では、今までの集客力があるメールをテンプレート化して使うことで、効率的に集客をすることが可能です。
これからメールで集客を行う方や、既に行っている方も参考にして頂けると幸いです。
関連記事:BtoBでも週5メール配信!WACUL社の自社マーケの裏側
関連記事:「ほぼ毎日ウェビナー配信中」のBiziblに聞く!告知メールで読者を飽きさせないための工夫とは?