フォローメールとは?効果的な書き方・例文も徹底解説!
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在宅勤務が進む中、ビジネスにおける様々なやり取りをメールでする機会が増えました。時には、予定していたアポイントをお断りする際にメールで伝えることもあるでしょう。
アポイントを断りたい時にはただ要件を伝えるだけでなく、意向に沿えないことを丁寧に詫びる言葉を記して、角が立たないように伝える必要があります。今回はそんなアポイント断りメールのポイントと例文をご紹介いたします。
営業担当との打ち合わせを予定していた場合、ビジネスの関係上、提案を受けるあなたのほうが、立場が上になりがちです。だからといって、上から目線の断りメールを送ってしまうのはマナー違反です。相手が気を悪くしないよう、文面は相手に対する敬意が伝わるように、礼儀正しい表現を使って謝意を表した書き方にしましょう。
そのために重要なポイントが3つあります。
「クッション言葉」「お断り文言」「相手を思いやる一言」です。これら3つのポイントを考慮することによって、丁寧かつ柔らかい表現で断りをしっかり伝えられるメールになります。
クッション言葉とは、ストレートに伝えてしまうと悪印象を与えてしまいそうな時に、言葉の衝撃を和らげてくれる働きをもつ言葉です。クッション言葉をつけることにより、相手への配慮や心遣いが伝わります。またクッション言葉に自分の感情を加えるとより配慮が伝わります。
クッション言葉として使えるフレーズ
断る際にはただ断るだけでなく、断る理由をしっかり明記することが重要です。その上でメールを作成しやすいように断りの鉄板4つの言い回しをご紹介します。
文章の最後に入れると、関係性を続けていきたい意思を伝えられるため、良好な関係を維持できるようなメールになります。
ここからは、アポイントのお断りをする場合のメール例文をご紹介します。
件名
打ち合わせ日時変更のご依頼
本文
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。株式会社△△の△△です。
ご連絡をいただいております、〇〇についてのお打ち合わせの件について、ご意向に添えず申し訳ございませんが、〇月〇日は△△のため、日程が合わない状況です。
つきましては業務が落ち着く〇月上旬に、改めてこちらからご連絡いたしますので、その際に〇〇様のご都合をお聞かせいただければと存じます。
上記事情をおくみ取りの上、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
件名
○○に関するお打ち合わせの件
本文
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。株式会社△△の△△です。
この度は〇〇のご提案をいただき、誠にありがとうございます。
一度、お打ち合わせの機会をとのお申し出を頂いておりましたが、現在、弊社では進行中のプロジェクトを多数抱えている都合上、同時期での進行が困難な状況です。
そのため、誠に申し訳ございませんが、この度のお申し出は見送らせて頂きたく存じます。
ご要望に添えず、誠に不本意ですが、どうかご了承くださいませ。
またの機会がございましたら、お願い申し上げます。
取り急ぎメールにて恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
角が立たないように丁寧に伝えるメールのポイントと例文をご紹介いたしました。
定型文ばかりを同じ相手に送っていると、悪い印象をもたれかねません。大事なのは相手のことを思いやり、丁寧で柔らかい表現でお断りを伝えるということです。
例文を参考にしながら、各クッション言葉、お断り文言、相手を思いやる文言を時々によって使い分け、相手との関係を壊さないようなお断りメールを作っていきましょう。
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