【調査結果】対応済み企業の割合は?Gmailガイドライン変更の影響を調査しました!
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発表以来、高い注目を集め続けるiPhone。最近は少し落ち着いてきましたけど、どれもワクワクしたものでした。今年も9月に新しいiPhoneが発表され、市場が賑わっていましたね。しかし、メールマーケティングをやっていますと、こうした素晴らしいプレゼンも、ただ1ユーザーとして楽しんでばかりもいられません。その、ある種の緊張感の理由を紐解くキーワードが「検証環境」です。今回はこの検証環境についてお話したいと思います。
まずは検証環境というものについておさらいしましょう。
検証環境とは、異なる端末やOSでメールマガジンがどのような見た目になるのか、どんな挙動をするのかを調べるための環境のこと。ここで、検証を行うことで表示崩れやリンク切れなどの不具合を事前に防止することが可能になります。
メールマガジンの表示環境としては、大きく分けて、PC、スマホ、タブレット、あるいはガラケーといった「端末」に依存するものや、windowsやmac OSなどのPC、iOSやandroidといったスマホの「OS」に依存するものがあります。
そして、PC以上にスマホはこの変遷が早いと言えるでしょう。ご自身のスマホもけっこう頻繁にアップデートを行っているのではないでしょうか。
OSが変更されると、新しい機能やシステムの変更に応じて、思わぬ表示崩れなどが発生する可能性がある他、古いOSのサポートが終わってしまい、表示崩れてしまう可能性もあります。特にAndroidなどは機種によってサポートされるOSのバージョンに限界があることもありますし、端末の大きさもバラバラであり、影響が大きくなります。 だからこそ、メールマーケターとしては、スマホの新製品の発表は見過ごせない重要な情報になるのです。
とはいえ、世の中に様々な機種があふれている現在、いったいどこまで検証を行えばよいのでしょうか?
さすがに全ての機種をカバーすることは出来ませんので、検証環境を作る場合はOSのシェア率を見るようにしましょう。OSのシェアについては、WEB上で調べることができるのでチェックしてみましょう。
スマートフォンに関していえば、iOSのシェア率は依然として高くなっています。また、iPhoneに関して言えば比較的アップデートを即時に行うユーザーが多くなっているので、最新のOSと、二世代前のOSまでを検証環境とすればよいでしょう。 AndroidはOSにばらつきが出るので、シェア率をしっかりと調査し、シェアの高いOSについては出来る限り網羅したほうがよいでしょう。
では、用意した検証環境ではなにをどのようにチェックすればよいのでしょうか?
新しい検証環境を用意したら、過去に配信したメールなどを活用して、新しい環境と前の環境で表示に差がないか、じっくりチェックする必要があります。チェック項目としては表示崩れと、リンクがあります。
特にリンクについては、しっかりクリッカブルになっているか、ちゃんと遷移するか、そしてパラメーターを付けている場合は、しっかりとパラメーターが稼働しているかについてもチェックが必要です。 また、HTMLの表示に異変があった場合、該当箇所の修正を行っても、その変更と連動して別の箇所に異変が起こる場合も考えられます。修正の度に都度検証し、該当箇所以外にも異変がないことを確認した上で、配信を行うようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?iPhoneは特に日本でのシェアは非常に高くなっているので、検証環境として見過ごすことはできない端末・OSとなっています。新製品に喜ぶだけでなく、新製品を手にとったユーザーが、ストレス無くメルマガを読めるように目を光らせるようにしましょう。
検証環境については下記の記事でもご紹介しておりますので、ご参考ください。
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