メールマーケティングの盲点!?バックナンバーを使ってメルマガ会員を増やす方法

メールマーケティングの盲点!?バックナンバーを使ってメルマガ会員を増やす方法

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読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

メルマガ会員を増やすなら、バックナンバーを活用すべし!

メルマガはプッシュ型のメディアで、「一方通行」というイメージがいつもつきまといます。

メールマーケティングは、その特性を浮かしてアノ手コノ手を考え、売上アップを狙うわけですが、使いようによってはプル型メディアとしての役割を果たしてくれることがあります。

その方法こそが、「メルマガのバックナンバー活用」。

せっかく作ったメルマガをムダにせず、バックナンバー化してコンテンツとして公開する。
メルマガを大事に活用し尽くす、誠にエコロジカルな(笑)な集客戦略なのです。

ただし、メルマガの集客コンテンツにバックナンバーを活用するなら、そのためのコツや知恵も必要。ただストックするだけではあまり集客効果がありません。

今回は、そのあたりのことを詳しくお話しします。
メルマガを「作って、配信して、終わり」にしている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

関連記事:メルマガ登録者数を増やす方法は?10の施策を一挙公開!

 

 

メルマガのバックナンバーページを作るメリットは?

「メルマガをバックナンバー化しない理由が見つからない」といっていいくらい、メリットはたくさん。バックナンバー閲覧をきっかけに、メルマガ登録に至る場合もありますし、過去のメルマガコンテンツがきっかけで、コンバージョンにつながる可能性だってあります。

メルマガは、ポイントを絞って読者に届けたいことを見やすくまとめたもの。メルマガ会員以外にわかりやすく自社商品やサービスの魅力を伝えたい!というときも、過去に配信したメルマガを活用すれば手っ取り早いと思いませんか?

クローズドなメルマガより、オープンなメルマガのほうが、最終的には良い結果をもたらすというのが、私の考え方。集客ツールとして活躍してくれるだけではなく、バックナンバーの回遊によってページビュー数が上がるなど、サイトにもよい影響をもたらしてくれることが多いのです。

ですから、「会員限定」などとケチケチせず(笑)、ノウハウであれ、サービスであれ、どんどんバックナンバーで公開してきましょう!!

メルマガのバックナンバーがもたらすSEO効果

唐突ですが、近年はユーザの興味関心にあわせたコンテンツをサイト上に充実させるマーケティング手法がトレンドです。いわゆる「コンテンツマーケティング」というヤツですね。

コンテンツマーケティングでは、特定キーワードで検索上位に表示されるためのSEO対策が不可欠。特に、キーワードを頻出させたテキストコンテンツが有効だとされています。

メルマガは、自社商品やサービスに関わりの深いキーワードを複数含有していることがほとんどですから、バックナンバーのまとめページを作って公開すると、かなり充実したSEOコンテンツとして作用してくれます。

イチからテキストコンテンツを書き起こすより、ずっと簡単ですよね。

コンテンツマーケティングを意識したメルマガ作りのコツ

もちろん、メルマガのバックナンバーを公開するだけで、SEO効果がアップするわけではありません。SEOで上位表示されるには、いくつかの条件があります。基本的なところだけ、ちょっと触れておきましょう。

<SEO対策の2大ポイント>
(1)キーワードの出現頻度が高い
(2)キーワードに関わりが深い用語(共起語・関連語)が含まれている

このことから申し上げられるのは、メルマガにあれこれ違うテーマを盛り込まない方がよいということ。

たとえば、「WEB戦略セミナー」という自社サービスをメインに据えたとします。その場合、「人材育成セミナー」や「余ったゴーヤの活用法」(笑)を同一メルマガ内で宣伝するより、「WEB戦略セミナー」に的を絞ってコンテンツを検討したほうがSEO的には効果が高いと考えられます。

「IT」ソリューション」や「WEBマーケティング」、「データ分析」といった話題は、「WEB戦略セミナー」に関連性が高いので、SEO的にはアリということになりますね。

メルマガ件名やコンテンツの見出しにも、なるべくメインキーワードを頻出させると、バックナンバーとして公開した時に効果的。「○○(キーワード)とは、☓☓☓のことです」といった用語説明的な読み物もSEO効果が高いので、メルマガ内で連載するのもいいですね。

画像中心のHTMLメルマガを配信している場合は、バックナンバー化してもSEO効果がさほど見込めないかもしれません。バックナンバーのインデックスページで「メルマガ件名+概要説明」を行い、キーワードの出現頻度を増やしてみましょう。


いかがでしたか?
メールマーケティングが通用するのは、すでにメールアドレスを把握している顧客のみ。
いくらメルマガに力を入れていても、それだけでは間口は広がりません。

バックナンバーを使って、効率的にメルマガ読者を増やしていきましょう!

 

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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