営業の新規開拓リストの作り方は?ポイントも解説
- Tips
メールマガジンは企業側からユーザに向けて情報を配信できる、プッシュ型のマーケティングツール。それだけに企業がメルマガに込める思いもひとしおです。いわば企業からユーザへのラブレターとも言えます。でも、もしそんなメールマガジンがユーザに届かなくなってしまったら…読んでもらえないラブレターほど切ないものはありませんよね。
今回はそんな悲劇を避けるために、配信停止に陥った際の原因と対処法についてご紹介していきたいと思います。
メールマガジンが配信停止に陥ってしまう原因は様々です。最も絶望的な状態は、ユーザ自らが配信停止処理を行った場合。この場合はユーザ自らが行ったものなので、取り返しがつきません。いわば三行半を突きつけられた状態と言えます。この場合は、これまで登録してもらっていたことを感謝しつつ、なにがいけなかったのかを考えて次に活かしましょう。
問題なのはユーザが意図せず、メールマガジンが届かなくなってしまっている状態。ユーザ自身もメールが届かずに不満を感じ、その状態が続けば忘れられてしまうか、あるいは退会に進んでしまうことも。そうなる前に原因を突き止めて対処しましょう。
まず、配信停止になってしまった場合、それに気付くことが出来るかというと、これは可能です。配信システムでメールマガジンを配信している場合、受信側でメールの受取を拒否されて届いていないメールはすべて、配信システムの中の「未達メール」のリストに表示されるようになっています。この未達メールのリストをしっかり確認し、同一ドメインのメールアドレスでの拒否が多い場合は、受信プロバイダ側からスパム判定を受けている可能性が高いです。
では、プロバイダ側でメールをブロックしてしまう理由はなんなのでしょうか。
この状態は受信プロバイダ側が、送信元のドメインをスパムだと判定してしまうために起こります。その判定の理由は、いくつかあります。
1つは配信するドメインと、リンク先のドメインが一致していないケース。受信プロバイダはメールを受信した際に、送信元のドメインと、リンク先のドメインが違うとき、確認が走ります。この際に整合性が取れていないと以後あやしいメールとして、ドメインがブラックリストに入ってしまうのです。
また、そもそもエラーアドレスが多いメールを送ってしまうと、こちらもブラックリスト入りしてしまいます。
受信プロバイダにはスパムメール判定のルールが存在しており、メールマガジンの内容がそのルールに抵触する場合に起こります。例えば、件名が英語だけであったり、あるいは文字化けなどで外国語が混入してしまった場合はスパム判定されてしまいます。また、ソースコードなどが規定に反していても判定の原因になります。
では、こうして判定を受けてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
実はこの状態まで陥ってしまうと、プロバイダ側に直接連絡して、スパム判定を解除してもらう以外に方法はないのです。
ですので、上記に上げた原因は早いうちにできるだけ排除しておくことをオススメします。
いかがでしたでしょうか?せっかくいただいたメールアドレスに企業側から情報をプッシュできるメルマガなのですから、届かないではもったいないです。
さっそくメルマガの設定を見直して、ユーザに思いを届けましょう!