営業の新規開拓リストの作り方は?ポイントも解説
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他の誰でもなく、自分のことを考えた手紙を受け取る…それはどんな人にとってもうれしいことだと思います。もちろん大切な人からの手紙ならば、その喜びもひとしおですが、その気持ちはメルマガだって同じこと。メルマガでもユーザそれぞれに寄り添ったメルマガを作ることができれば、ユーザからの好感度は高まります。
今回はその代表的なカテゴリである、年代別のメルマガの作り方について、ポイントをご紹介いたします。
これまでもこのコラムで何度か伝えてきたように、近年のメルマガは一斉送信するのではなく、ある程度、ユーザのカテゴリを分けて、そのカテゴリに最適な内容を送信するターゲティングメールが人気となっています。
もちろん、ユーザは千差万別ですし、そのカテゴリの分け方に関しては様々な考え方があります。しかし、最も簡単な分け方として感がられるのが「年齢」です。
人間、年齢が変われば趣味嗜好も大きく変わってきます。かなり大きなカテゴリではありますが、年代別に内容を振り分けることは有効な手段と言えます。
それでは、年代別にメールの内容を変える場合、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
その代表的なポイントについて、ご紹介します。
年代別にメールを作成するとなった場合、まず着目するべきポイントは大きく分けて2つあります。1つは「デバイス」、そしてもう1つが「コンテンツ」です。
デバイスとはスマートフォンやPC、タブレットなど、ユーザが利用している端末のこと。ユーザがどのデバイスでメルマガを見ているかを確認することが大切です。スマートフォンもPCもメルマガもメルマガの表示のされ方が大きく変わってきますので、それぞれのデバイスにあった見せ方が必要になります。
年代別で言えば、若年層はスマホを利用していることが多く、年齢層が上がるにつれてPCの利用が高まってくる傾向にあります。もちろん、しっかりとデバイスを確認する必要はありますが、若年層はスマホファースト、高齢層にはPCファーストで作るとよいでしょう。
スマホ・PC、それぞれに向けたメルマガを作るポイントですが、「レイアウト」と「文章量」に注意しましょう。スマホ向けであれば、画面が狭くなるため、原稿はできるだけ少なく、画像をメインにした構成がよいでしょう。具体的には1文の文字量は25~50文字に留めておきたいです。
次に「コンテンツ」ですが、こちらはメルマガの内容のことを指します。こちらも若年層と高齢層に分けて考えると、若年層についてはインターネットとの関わりが深く、近年では動画コンテンツとの相性がよくなっています。情報を読むのではなく、情報を見て、聞くことに慣れており、むしろ、そちらのほうが自然に情報を理解できる傾向が強くなっています。
一方、高齢層については、テキストとの親和性が高い傾向にあります。ただし、近年のメルマガはメルマガ本文で内容を伝えるのではなく、極力テキストを抑え、サイトに誘導することを考えたコンテンツが望ましいです。
また、メルマガに動画を載せることは、まだまだハードルが高いので、動画であることが分かる画像(再生アイコンが付いた画像など)をメインに配置することで、サイトへの誘導を行うことができます。
年代別メルマガのポイントについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?しかし、ここで述べたポイントはあくまで基本です。これらのポイントは抑えた上で、ユーザのこれまでのアクションをしっかりと分析し、ユーザに寄り添ったターゲティングメールの配信を実現しましょう!