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BtoBのメルマガ担当者必見!テキストメールで使いたい装飾まとめ~本文編<2>~

BtoBのメルマガ担当者必見!テキストメールで使いたい装飾まとめ~本文編<2>~

テキストメルマガにおける装飾のあれこれをお話ししてきた本連載も、いよいよ最終回です。
最終回である今回は、前回(BtoBのメルマガ担当者必見!テキストメールで使いたい装飾まとめ~本文編<1>~)に続いて、以下2つの目的別にコンテンツ・フッターの装飾について考えていきたいと思います。

目的A:商品の売上(特定のページに読者を誘導する)
目的B:エンゲージメントの向上(メルマガを読み物として読んでもらう)

また最後には締めくくりとして、テキストメルマガを装飾する際にはぜひ知っておきたい注意事項を何点か紹介します。

コンテンツ装飾

ではまずはコンテンツです。
コンテンツと一口に言っても、メルマガの構成によってその要素は様々です。
今回は、事前に設定した2つの目的に応じて、それぞれ以下のような構成でお話をさせていただきます。

目的Aの構成

20160308_1

特定のページに読者を誘導するのが目的Aにおけるメルマガのゴールですので、ここは潔く1メール1コンテンツでいきたいと思います。

目的Bの構成

20160308_2

こちらはメルマガを読んでもらい、自社への理解や愛着を高めることが目的ですので、複数の話題を盛り込んでいきましょう。メルマガの内容が一目でわかるよう、目次も必要となります。

目的Aの装飾

では、1コンテンツの場合の装飾について見てみましょう。

20160308_3

前回のヘッダー装飾においてもお伝えした通り、URLをファーストビューに入れることが最大のポイントとなります。
従いまして、URL以外の装飾は最小限に、URLは「目立たせる」装飾をするというのが重要です。

URL以外の要素では、見出しを装飾しましょう。これは、リード文とコンテンツを「区切る」ことで、メルマガを読みやすくすることが目的となります。
何度も言ってくどいですが、URLがファーストビューに入るように、行数は最小限に。

以下のような装飾がオススメです。

┌ 見出し                   ┐
└───────────────────────┘

┌┐ 見出し
└┴───────────────────────

◆ 見出し    ────────────────

■■ 見出し    ■■■■■■■■■■■■■■■

_/_/ 見出し    _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

続いて、URLを「目立たせる」ための装飾です。

▼───────────────────────▼
    http://URL/
▲───────────────────────▲

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
    http://URL/
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

↓↓─────────────────────↓↓
    http://URL/
↑↑─────────────────────↑↑

>> http://URL/              <<

▼△▼ http://URL/            ▲▽▲

このようにして目立たせてみてはいかがでしょうか。

1点注意していただきたいのが、URLの幅です。
メール配信システムなどを利用している場合、URLの変換やパラメータ付与などの処理が入る可能性があるため、URLの幅(文字数)はなかなか予測できません。
ですので、装飾の幅とURLの幅が想定からずれてしまう可能性があるということを頭に入れておいてください。

それでは、目的Aのコンテンツ装飾を1つにしてみると、以下のようなイメージとなります。

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▼───────────────────────▼
    http://URL/
▲───────────────────────▲

いかがでしょうか 。
かなりシンプルですが、構成上の区切りと目立たせたい部分は明確になっているかと思います。
また、行数を少なくしていますので、URLもファーストビューに収まりそうです。
場合によっては、URLを見出しの直下に持ってきてもいいかもしれませんね。

目的Bの装飾

続いて、複数コンテンツの場合の装飾を見ていきます。

20160308_4

この構成の場合、必然的にメルマガは長くなり、後半部分はファーストビューには絶対収まりません。
従いまして、目次でいかに読者を惹きつけるかが後半部分まで読んでもらえるかどうかの鍵になってきます。
目次では、「目立たせる」「区切る」両方を満たすような装飾を実施すると良いでしょう。(もちろん、目次の文言も訴求力のあるものにしましょう)

見出しでは、コンテンツを「区切る」ための装飾を行い、メルマガを読みやすくします。

まずは、目次の装飾について考えてみましょう。

_/_/ 目次 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
    [1] ○○業界の構造について考える
    [2] V字回復を遂げた株式会社○○、成功要因は?
    [3] あとがき
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■□ 目次 □□□□□□□□□□□□□□□□□□■
    [1] ○○業界の構造について考える
    [2] V字回復を遂げた株式会社○○、成功要因は?
    [3] あとがき
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

┌────────────────────────
├○ 目次

├○  [1]  ○○業界の構造について考える
│   [2]  V字回復を遂げた株式会社○○、成功要因は?
├○  [3]  あとがき
└────────────────────────

┼─ 目次 ───────────────────
│ [1] ○○業界の構造について考える
│ [2] V字回復を遂げた株式会社○○、成功要因は?
│ [3] あとがき
┼────────────────────────

ある程度目立たせつつ、明確に要素を区切る装飾を行いましょう。

次に見出しでは、コンテンツに番号を振れるような装飾を選びます。

┌─┬────────────────────────
│1│ 見出し
└─┴────────────────────────

■─■────────────────────────
│1│ 見出し
■─■────────────────────────

▼▽▼────────────────────────
   1  見出し
▲△▲────────────────────────

┌─┐
│1│ 見出し
└─┼────────────────────────

まとめてみると、以下のようなイメージとなります。

いつもお世話になっております。
○○の○○です。
寒い日が続いていますが……

_/_/ 目次 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
    [1] ○○業界の構造について考える
    [2] V字回復を遂げた株式会社○○、成功要因は?
    [3] あとがき
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

┌─┐
│1│ ○○業界の構造について考える
└─┼────────────────────────
先日○○業界の○○が発表されました……


┌─┐
│2│ V字回復を遂げた株式会社○○、成功要因は?
└─┼────────────────────────
一時は○○億円の赤字だった……


┌─┐
│3│ あとがき
└─┼────────────────────────
花粉の季節が今年もやってまいりましたね……


まずは目次に目を留めてもらい、その後気になるトピックにすぐたどり着けるようになっているかと思います。
もちろん、必要に応じてURLなども入れていただければと思います。

フッター装飾

最後のセクション、フッターの装飾です。
フッターに関しては目的に関係なく、ある程度共通の構成要素が入りますので、ここでは目的別に分けずに説明をいたします。
フッターには以下の要素を入れる必要があります

・送信責任者の
    – 氏名または名称
    – 住所
    – 電話番号
    – 苦情や問い合わせを受け付けるためのメールアドレスまたはURL
・配信停止(オプトアウト)への導線

これらの要素を網羅しつつ、余力があれば「魅せる」ための装飾で他のメルマガとの差別化も図ってみてはいかがでしょうか。

以下に1例を示してみます。

■───────────────────────■
┣    ┌┐
┣  ┌┐|| データドリブンな経営戦略で
┣┌┐|||| 加速度的な成長を
┗┷┷┷┷┷┷
– 発行元 –
株式会社○○
〒123-4567 東京都○○区○○ 1-2-3
TEL:01-2345-6789
MAIL:abcd-xxxx@○○.jp
HP:http://www.○○.jp/
配信解除の手続きはこちらから
http://配信解除URL/
■───────────────────────■

BtoBの場合は華美な装飾はかえってネガティブな印象を抱かせる可能性があるので、「魅せる」装飾については自社の読者層を加味しつつ活用するかどうか判断していただければと思います。

おちいるな!2つの罠

さて、件名・ヘッダー・コンテンツ・フッター、メルマガを構成する全てのセクションにおける装飾のしかたについて見てまいりました。
早速明日から目的に応じた装飾を実践していっていただきたいと思います、、、と言いたいところですが、まだこのままでは事故が起きてしまう可能性を秘めています

そこで最後に、メルマガを装飾するにあたって考慮しておいていただきたい2つのポイントを紹介したいと思います。

①表示幅に注意!

デバイスやメールソフトなど様々な条件によって、せっかく施した装飾がごちゃっとしてしまう可能性があります。
例えば以下のような状態。

▼───────────────────
────▼
http://URL/
▲───────────────────
────▲

これは、施した装飾の文字数よりも自動で本文を折り返す文字数が少ない場合に起こります。
自動で本文を折り返す文字数は、メルマガを読んでいる環境に依存して変化しますが、PCであれば35文字程度、スマートフォンであれば18文字程度が1行に表示される文字数の目安と言われています。
自社のメルマガ読者の閲覧デバイスの傾向を把握し、装飾の幅が安全なラインに収まるようにすることが重要です。

②文字化けに注意!

これまで装飾のために様々な記号や罫線などを例示してきましたが、ここで気を付けていただきたいのが文字化けです。
文字化けを起こしてしまうと、せっかくの装飾が読者には「?」などの文字に置き換わって表示されてしまいます。
文字化けを避けるためには、

1.    機種依存文字(①や㈱など)を使用しない
2.    半角カナを使用しない

この2つは最低限守って装飾をすることをオススメします。

いかがでしたでしょうか。
3回にわたってテキストメルマガにおける装飾の考え方と具体的な装飾方法についてお話させていただきました。
初回でもお伝えしたとおり、HTMLメールが増えてきているとはいえ、テキストでのメルマガもまだまだ根強く残っています。
目的などをしっかり押さえ、メルマガ施策の効果を引き上げる装飾を実践していっていただければと思います。





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Yasuaki Tanaka

Mail Marketing Lab.(メルラボ)のエディター兼ライター。エンジニア職を経て現在は法人向けクラウドサービスのマーケティングを担当。下世話な話が大好き。

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