フォローメールとは?効果的な書き方・例文も徹底解説!
- ビジネスメール
TwitterやFacebookなどのコミュニケーションツールが多様化した中でもマーケティング施策の1つとして、年々市場が拡大しているメルマガ。販促や啓蒙、ファンとのコミュニケーションなど様々な目的に応じて柔軟に対応できるマーケティング施策だと言えるでしょう。
しかし、
・メルマガ配信って何から始めるの?
・メルマガについて全く知らないから基本を知りたい
もし、あなたがそう感じているならば、この記事をチェックしてみてください。 メルマガの基本から配信後までをご紹介します!
「メルマガ配信」で必要な事前準備は“Fromアドレス”と“コンテンツ”と“配信先リスト”の3つです。それぞれどのような準備が必要なのか説明していきます。
メルマガを配信するにあたって送信元となるメールアドレスは必須です。
普段から使用している会社ドメインの個人アドレス、事業部やチームで使用している代表アドレスで問題ありません。更に工夫をするならば、Fromアドレスの表記には会社名やショップの名前だけではなく、担当者名も入れてみるといいでしょう。
(例)株式会社ラクス 配配太郎<info@example.com>
差出人の名前を表示させることで、受け手からは「○○さんから送られてきたメール」として認識してもらえるため、One to Oneを意識したメルマガを配信することができます。
メルマガと言っても、配信する内容は千差万別です。BtoBやBtoCなど配信する対象者によっても変わってきます。製品情報やキャンペーン情報を送るものもあれば、業界ニュースを配信するものまで様々です。
しかし、
「コンテンツのネタ切れを起こしている」
「何を配信すればいいか分からない」
といった声をよくお聞きします。
そこでメルマガ配信のコンテンツ作成例をご紹介します。配信するコンテンツに悩んでいる方は参考にしてみてください。
・製品・サービスの機能紹介や導入事例の案内
・自社コラム・ブログの案内
・展示会・セミナーの案内
・製品・サービスの活用方法の紹介、関連サービスの紹介
ぴったりのコンテンツは見つかったでしょうか。
配信する目的別に考えてみると社内にコンテンツは転がっているはずです。
Fromアドレスとコンテンツを用意すれば良いのは分かったが、送り先のリストがない場合はどうすればいいのでしょうか。まずは以下の2つを確認してみてください。
過去にやり取りがあったお客様の名刺や契約に至らなかった企業情報をそのままにしていませんか。顧客の購買意欲はジェットコースターのように変化するため、過去にやり取りが発生していた顧客が実は再度検討を始めているかもしれません。過去のお客様のリストは重要なリストとなります。
BtoB企業に限るのですが、「本当にリストがない」、「起業したばかりでリストがない」という場合はリストを購入するのも1つの手段です。自社のターゲットなる業種・業態のリストを購入し、メルマガを配信してみましょう。自社との親和性が高ければ反応にも期待できるかもしれません。
「メルマガ配信」は“Fromアドレス”と“コンテンツ”、“配信リスト”の3つを用意することで簡単にスタートさせることができます。「メルマガ配信」は簡単に顧客との接触回数を増やすことでできるため、自社製品・サービスのアピールをすることができます。
「メルマガ配信」の準備が整った後は実際にメールを作成してみましょう。
最近では
①開封率が取れる
②視覚的に見やすいメールになる
という利点からHTMLメールが主流になってきました。そして少しの工夫を加えることでより良いメルマガへと変化させることができます。ここでは、メルマガ作成におけるコツを説明していきます。
配信前の準備が終わった後は、メルマガの内容を作成してみましょう。
まず、メールにはテキスト形式とHTML形式があります。HTML形式のメールならば、画像やボタンなどを利用することが出来ます。そのため、HTMLメールで画像やボタンを差し込むことで読者側からしても見やすいメールになります。
HTMLメールは文字だけの文面と比較して視覚的情報として頭の中に入りやすいというメリットがあります。そして、テキストのリンクに比べてボタンでリンクを挿入したほうがクリック率は高いというデータが出ています。
また、HTMLメールは本来ソースコードと呼ばれる専門知識がないと作成できなかったのですが、最近のメール配信サービスは簡単にHTMLメールの作成ができるようになったため、HTML形式でメルマガを配信される企業が増えてきました。
HTML形式でメルマガのコンテンツを作成するにあたり、「1つのメールには1つのコンテンツだけを入れる」ことが効果的と言われています。
なぜかと言うと、
・メールを開いた際にコンテンツが複数あると読者からして伝えたい内容がわかりづらい
・本文のURLをクリックした後に再度そのメールに戻ってくる可能性は低い
からです。
よって1通のメルマガには一番伝えたいコンテンツだけ入れて配信してみましょう。
メール本文に挿入するリンクはなるべくファーストビューに設置しましょう。ファーストビューはメルマガを開封した読者が最初に目にする画面です。その画面にリンクを設置することで、開封後の次の行動(クリック)をより喚起させることが可能になります。
関連記事:クリック率アップの奥義!メルマガのファーストビューの作り方<前編>
配信の準備を整え、配信した後は配信結果を見てみましょう。配信結果を振り返ることで過去のメルマガよりも多くの読者に見てもらえるメルマガに近づくことができます。ここでは配信結果に基づいて注意する項目と改善方法をご紹介します。
たとえ、メールの配信が啓蒙目的であったとしても、開封率やクリック率は確認することをお勧めします。読者の反応がリアルにわかるため、売上には影響せずとも、読者満足度に影響してきます。ただ送っているだけで、どのようにして改善を行えばいいのかという方に対してメルマガ配信後の改善例をご案内します。実際に配信された後に以下の項目をチェックしてみてください。
・配信する時間帯を変えてみる
・件名を変えてみる
・配置しているURLの場所を変えてみる
・コンテンツの内容を変えてみる
このように効果測定の結果を振り返ることで様々な改善への道筋が見えてきます。少しずつ改善していけば読者の望むメルマガに近づけるでしょう。
いかがだったでしょうか。メルマガ配信を始めるにあたって準備するものは意外と少なく、簡単に始めることができます。また、配信の結果を振り返り、少し改善することでより良いメルマガを配信することができます。この機会に是非、最初の一歩を踏み出してみてください。