営業の新規開拓リストの作り方は?ポイントも解説
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メルマガが成功しているかどうかを見極める重要な指標に「開封率」があります。開封率とは、メールを受け取ったユーザが、どれくらいメールを開いてくれているかを表したパーセンテージのこと。そもそもメールが見られているのか、という根幹に関わる重要な指標です。
そんな開封率が急に下がってしまったとしたら、担当者として見過ごせない事態ですよね?今回はそんなハプニングが起きたときの対処法をご紹介いたします。
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まずはメールマガジンにおける開封率について、もう少し詳しくおさらいをしてみましょう。
開封率とは先にも述べたとおり、登録ユーザがメルマガをどれだけ開いたかを表した数値のこと。開封したユーザ数を配信総数で割ることで求められます。
そもそもメールマガジンは配信しただけでは効果がなく、開いて中を見てもらって初めてその効果を発揮します。そのため、開封率はメールマガジンを配信している担当者にとって非常に重要な意味を持つ指標となります。
さて、ではそんな開封率が下がってしまった場合、担当者はどのように対処すればよいでしょうか?下がったことが発覚したあとの動きについて、それぞれご紹介していきたいと思います。
まず、開封率が急落した場合、いつ開封率が下がったのかを見極める必要があります。たとえば月イチで配信をしている場合は下がった月、週イチで配信している場合は、下がった週を特定します。では、どのくらい急落したときに調べればよいのでしょうか?配信数やそれまでの開封率によっても変わってきますが1~2%の変化は誤差の範囲内と言えます。普段の開封率から50%~40%程度減少した場合は急落と言えるでしょう。
こうした激しい落ち込みを記録した配信号に気づいたら、その前の号と比較することで原因を探ることができます。
問題発生地点を把握したら、次は通常の開封率を記録している号と、問題の号でまずは誰が開封しなくなったのかを確認します。
現在はWEBメールが主流となってきつつありますが、まだまだプロバイダメールを利用されている人や企業はたくさんいます。プロバイダメールについては、プロバイダとなる企業がセキュリティ等を管理しているため、同じドメインを持つメールアドレスが同じタイミングで届かなくなる、ということがあります。問題の号とそれ以前の号の開封者リストを突き合わせることで、問題のあるプロバイダを突き詰めることができます。
開封しなくなった人のドメインに共通点を発見したら、次はそのドメインでなにか設定変更が行われていないかを確認してみましょう。特にセキュリティのアップデートなどは、メール受信に大きく関係してきます。
開封しなくなった原因としては大きく3つ考えられます。
1つは単純にユーザが離れていったこと、2つ目が迷惑メールフォルダに届いてしまっていること、3つ目はそもそもメールが届いていない場合です。
※2024年2月よりGoogleの送信者ガイドラインが変更されており、新しいガイドラインに沿った方法で送信されていない場合はメールが届かなくなったり迷惑メールに振り分けられたりする可能性があります。以下の記事もあわせてご確認ください。
関連記事:【重要】2024年2月Gmailの送信者ガイドラインが変更!必要な対応をわかりやすく解説
いかがでしたでしょうか?一番人を不安にさせるのは、なによりも原因が不明なこと。まずは落ち着いて、事象の原因を調べるようにしましょう。
次回は事象がわかったあとの実際の対応についてご紹介させていただきます。
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