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- メールマーケティング
BtoB企業の顧客獲得から受注までの一般的な購買フェーズにおいて、昨今顧客との関係性構築がより重要視されています。様々なアプローチ方法を駆使して顧客との関係性を構築していくことで、より多くの商談機会を生み出し、最終目的である受注までつなげることが可能です。今回は顧客との関係性を構築するうえで大切な手法のひとつであるメールについて、有効的な手法である理由やメールの文例についてご紹介いたします。
まずは関係性構築の目的から整理していきます。BtoB企業の営業における最終目的は受注獲得です。より多くの受注を獲得するためには、下記の図の通り、より多くのアポを獲得していく必要があります。よって顧客との関係性構築の目的はアポ獲得の最大化になります。
関連記事:リードナーチャリングとは?見込み客を効率的に見つける仕組みを徹底解説
では、アポを獲得するために、どのように顧客との関係性を構築していくかをご紹介いたします。まずは、アプローチ方法を整理いたします。
顧客との関係性構築には欠かせないアプローチ方法です。ただし、「テレアポ」のようにやみくもに電話をかける、ということではありません。あくまで関係性を構築していくための電話ですので、電話をかけるタイミングは予めお客様と合意しておくとよいでしょう。合意が取れていない場合でも、検討が終わったと思われる状態や前回のご連絡から一定期間経過している状態であれば、お電話にて状況を伺うことも関係性を構築するためには有効的です。
関係性を構築するためのトークとしては、無理にアポイントを獲得しようとせず、顧客が求めている情報を提供することに徹し、頃合いを見てアポイントを打診してみるようなトークが関係性の構築につながるといえます。
顧客とチャットやSMSでつながっているのであれば、それらのツールでも関係性を構築することは可能です。チャットやSMSであれば気軽に情報提供することができるので、アプローチの手間という点に関しては最も効果的です。ただし、顧客の検討度合いを測ることが難しいため、チャットやSMSだけでアプローチする、というよりも電話や後述するメールと組み合わせた形でアプローチしましょう。
メールはチャットやSMSと同様にテキストで情報提供を行うことが可能です。ただし、テキストだけではなく、記事コンテンツを送付したり、資料を送付したりと様々な情報を届けることができるので、お客様との関係性を構築できるうえで有効的なアプローチ方法です。さらに電話と組み合わせて活用することで、さらなる効果が期待できるでしょう。メールに関しては「一斉配信でアプローチ」「個別にアプローチ」の2パターンのアプローチが可能です。
それぞれの顧客に全て個別のアプローチを行う、となると膨大な手間がかかってしまいます。そこで、メールの一斉配信が有効です。一斉配信は1通のメールを全ての顧客に対して送付するので、個別にアプローチする手間が削減されます。また、メール配信ツールを活用すれば、配信リストを1件1件設定する手間もなくなるので、さらに効率的なアプローチを実現することができます。
関連記事:メールを一斉送信したい!方法と注意すべきマナーを解説
それぞれの顧客に合った情報を提供するには、個別でのメールでアプローチする必要があります。ただし、上述の通りすべての顧客となると手間がかかってしまうので、一定の条件を満たした顧客のみ個別でのメール配信がオススメです。一定の条件としては、直前に電話で様々な情報交換ができたり、一斉配信で送ったメールに反応いただいたり、といった行動が該当します。
それでは、関係性を構築するためのメールの文例を先ほど解説した「一斉配信」と「個別配信」の2パターンでご紹介します。
件名:オンラインでのアポ獲得について
差出人名:大塚陽生
・HTMLメール
・テキストメール
株式会社○○
△△様
配配メールの大塚陽生です。
在宅勤務の増加により従来の営業手法では、
アポを獲得するのが難しくなっております。
今回はアポ獲得を効率化させるオンライン営業と
そのなかでも有効なメール配信についてご紹介します。
https://mailmarketinglab.jp/get-appointments-match-the-times/
~「配配メール」でメール配信をもっと効果的に。もっとラクに。~
大塚陽生
株式会社ラクス クラウド事業本部 配配メール事業部
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目27-5 リンクスクエア新宿 7F
TEL :03-6675-3612
Mail :it-sc@rakus.co.jp
※今後、弊社からのご案内をご希望されない場合は、
誠にお手数ではございますが、
こちら から配信解除のお手続きをお願いいたします。
(配信解除用のURL)
この文例では記事コンテンツを提供しています。記事は文字数が膨大でメール文に転記することができませんので、より記事を見てもらうためにメールの最上部にボタンリンクを設置し、サイトに送客する流れを作っています。また、一斉配信の場合、配信解除の導線を記載する必要がありますので、必ず設置しましょう。
関連記事:メルマガの法律『特定電子メール法』とは?オプトイン・オプトアウトも解説
件名:【配配メール】メールマーケティングサービスの選定の際のポイントです
差出人名:大塚陽生
株式会社○○
△△様
配配メールの大塚陽生です。
提題の件ですが
メールマーケティングサービスを選定するにあたり
価格やイメージだけでご選定される企業様もいらっしゃいますが
是非一度下記などをご参考に、貴社の目的達成のために
どのフェーズのサービスが適切か参考までご一読して頂けますと幸いです!
●メールマーケティング視点で選ぶメール配信サービスの選び方
https://note.com/kensakurx8/n/n1af982bad5ca
●メールマーケティングとは?効果を上げるために知っておきたい7つの誤り
https://anagrams.jp/blog/7-mistakes-in-email-marketing/
どういったサービスが貴社にあっているのかなど
お打ち合わせも可能ですのでお気軽にご相談ください。
※弊社配配メールが貴社にベストだとは限りません!
ご不明点等ございましたら
お気軽にご相談ください。
引き続きよろしくお願いいたします。
~「配配メール」でメール配信をもっと効果的に。もっとラクに。~
大塚陽生
株式会社ラクス クラウド事業本部 配配メール事業部
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目27-5 リンクスクエア新宿 7F
TEL :03-6675-3612
Mail :it-sc@rakus.co.jp
メールマーケティングの選定ポイントでお悩みとお電話で伺った、という場面を想定したメールとなります。選定のポイントを例にあげつつ、顧客の困りごとに合った内容の記事を送付することで関係性をより深く構築することができます。
ここまでメールが関係性の構築には有効であることを解説しましたが、配配メールでは関係性の構築を効果的にする機能を取りそろえております。ここではより効果を発揮する3つの機能をご紹介します。
複数From指定は一斉配信において、お客様ごとに異なるFromアドレスを設定することが可能です。例えば、営業担当は異なる顧客すべてにアプローチする場合、顧客ごとに営業担当のメールアドレスを設定することで、一斉配信したメールへの返信を各営業担当が直接受信できるようになります。また、関係性のある名前からのメールのほうが開封率は向上するというデータがある通り、より多くの顧客の反応を促す効果もあります。
関連記事:顧客ごとに異なるFromアドレスを設定できる「複数From指定」
差し込み機能はお客様のお名前や会社名などの顧客データベース内の情報を、メールの本文や件名に差し込んで配信することができます。顧客別の情報を差し込むことで、一斉配信でも1人1人に向けたOne to Oneのメール配信を実現することができます。
関連記事:顧客データベース内の情報を、本文・件名に差し込むことができる「差し込み機能」
メール配信をきっかけとして指定したWEBページに顧客が来訪したタイミングで、「誰が」来訪したか通知することができます。受け取った通知をもとに架電を行うといった、営業担当からの即時フォローに役立つ機能です。
図のように検討度合いが高まった顧客が指定したページに来訪したことを察知することで、最適なタイミングでアプローチすることが可能になります。
関連記事:指定したページに誰が来訪したかを察知できる「来訪通知」
顧客との関係性構築は「メール」が非常に有効な手法だといえます。とはいえ、メールだけではアポ獲得数の最大化にはつながりません。メールを有効的に活用しつつ、電話でのアプローチと組み合わせて効果的な関係性構築を行いましょう。配配メールではメールと電話を組み合わせた事例もございます。手法は理解できたが、実際の運用方法が分からない場合は弊社担当に直接ご連絡いただくか、下記よりお問い合わせくださいませ。
関連記事:従来のテレアポ営業を脱却してアポ率が7倍になった事例を紹介!
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