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メルマガ制作のプロが明かす!最新メールマーケティング事情と読者を取り込むテクニック

メルマガ制作のプロが明かす!最新メールマーケティング事情と読者を取り込むテクニック

読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

開封率はなぜ落ちた?丁寧なメルマガが読まれなくなった理由

前回は、第二次メルマガブームの到来(笑)と、最新トレンドである「メールマーケティング」に乗り遅れないための方法についてお話しました。

メールマーケティングというとコムズカシイようですが(そして前回も長々と語っていますが)、結論としては、超カンタン

「困ったらメール配信会社に聞くべし」
これにつきます!

「最近、開封率が低い」「人気商品なのにクリック率が下がった」なんていうときは、件名やコンテンツの工夫も大切ですが、メルマガの体裁そのものが時代とマッチしなくなってきている可能性もあります。メール配信システムには、いろいろな機能がありますから、それらを活用することによって、メルマガそのものがリフレッシュすることも十分考えられますよ。

読者のメーラーに集まる大量の情報に、ウチのメルマガが埋没しているかもしれない――。
そんなときは、いまと違うやり方がないか、直接相談してみてはいかがでしょうか。

さて、ここからが今回の話(毎度、前置きが長くてスミマセン)。
先ほど、「メルマガの体裁そのものが時代とマッチしなくなってきている」という話が登場しましたね。

実はコレ、いま多くのメルマガで起きている現象
長年、丁寧にしっかりとしたメルマガを作り続けている企業様から「なぜか最近、読者の反応がよくない」とご相談をうけることが増えています。

その理由は、読者感覚とのミスマッチ。

まだこのことに気付いない企業様が非常に多いです!
このままではズレはどんどん広がるばかり。解決方法をいまからお話したいと思います。

これからのメルマガは「アリ地獄型」が有効!徐々に読者を深みにはめるテク

かつてのメルマガは「一通入魂」(「1通のメルマガに魂を込める」の意)。
配信にあたっては十分なスケジュールをとって準備期間にあて、メルマガ用にカメラマンやデザイナーを投入し、きっちり作りこんだハイクオリティなメルマガで読者の目を楽しませる…そんな時代も確かにありました

ところが、昨今は違います。

現代のメルマガ読者は、過剰なほど大量の情報にさらされています。スマートフォンでメルマガを読む人も増え、モノによっては9割がスマホ閲覧というメルマガも存在しています。
そのような事情を鑑みれば、重厚に作りこまれたメルマガは「重すぎる」。

あくまで私の感覚ですが、最近のメルマガ読者は、内容の濃さやデザインの美しさよりも、自分とのマッチングや値段を重視する傾向が強いです。スマホの小さなディスプレイをフリックしながら、瞬時に情報の「要・不要」を判断している…といった感じでしょうか。

そのような場では、「軽く」「すばやく」「よい情報」を提示するメルマガが求められます。
「軽く」とは、ボリュームのこと。
「すばやく」とは、次回配信までの間隔、配信頻度のこと。
「よい情報」とは、個々の読者にマッチしているかどうか、です。

つまり、手間ひまかけてしっかりつくった1通のメールを魂込めて送信するよりも、軽いコミュニケーションを頻度高く繰り返したほうが、現代のメルマガ読者には合っているのだと思います。
軽やかな接触の繰り返しで、徐々に読者を深みにはめていくイメージ。
これを「アリ地獄型メルマガ」と名づけています(笑)。

もちろん、あつかう商材やサービス、読者の属性にもよるので、すべてが当てはまるわけではありません。モノによっては、丁寧さが響くこともあります。

「軽く」か、「重厚」か。メルマガの作り方そのものに関わってくることです。この概念をどうとらえ、今後どう展開していくのか、多くの企業様がそれを考えるべき転換期にあると思うのです。

現代の読者は大量の情報から自分にとって重要なもののみをピックアップしています

現代の読者は大量の情報から自分にとって重要なもののみをピックアップしています

ラクして全体クオリティが上がる?最新メールマーケティングテクニック

軽いコミュニケーションを繰り返して徐々に読者を取り込んでいく「アリ地獄型メルマガ」にシフトする場合、メルマガ制作はうんとラクになります
すでにサイト内で使用している画像やテキストデータをそのまま流用し、無料のHTMLエディターを使ってカンタンに作ることもできます。専門的な知識がないスタッフでも対応できるので、量産体制をつくるのも難しくありません。

重要なのはむしろ、読者にマッチした「よい情報」をピックアップして、うまく活用できるか。
「アリ地獄型」の場合、メルマガにビジュアル的なクオリティは求められていませんが、内容についてはかつてないほど厳しく見られています。

「ここのメルマガは、いつもグッとくる商品を紹介してくれるなぁ」と印象づけられれば、毎号かならず開封してくれる読者となり、サイトそのもののファンになり、末永いお付き合いに発展させることもできるはずです。

前回もお話したように、最近はメール配信システムのデータベース機能が優秀なので、読者の過去のクリックから閲覧ページを割り出し、興味関心の傾向を割り出すのはカンタン。差し込み機能を利用して、「アナタにオススメ!」を効果的にアピールできれば、徐々に読者から信頼を得ることができます

ASP型のメール配信システムでは、レコメンドエンジン(ユーザの購買履歴やサイト内行動を解析して、興味関心にあわせた最適な商品をピックアップするシステム)と連携したレコメンドメールがトレンドです。

ここで大事なのは、商品のヨコ展開。
ファッションを例にとってお話すると、読者にオススメのジャケットにあわせて、ボトムスやベルト、靴までコーディネイトして見せると効果的です。

ショップの店員がウマイと、買う予定がなかったものまでつい購入してしまうことがありますが、メルマガでもその役割を請け負うことができるということ。物販だけではありません。情報サービスなら、オススメのサービスと関連するセミナーや資料のダウンロードをすすめることもできますよ。

企業目線で「売りたいもの」ではなく、「読者と関連性が高いもの」をセレクトすることが最重要ポイントなので、覚えておいてくださいね!

いかがでしたか?

これからのメルマガは、育て方しだいで「優秀な販売員」や「デキル営業マン」になる可能性が高いということ。

「メルマガ」という媒体の固定観念にとらわれず、「対面販売ならどんなふうにお客様に接するだろうか?」と考えてみてください。メルマガのレイアウトは、お店の商品ディスプレイにあたるもの。メルマガ内のテキストは、接客の声かけと同じです。

「メルマガとはこうあるべき!」から脱し、読者との新しいコミュニケーションツールとして、積極的に活用していきましょう!





ECリピーター獲得のためのメルマガ改善ガイド



 

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NOBUHIRO YONEZAWA

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。

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