メルマガに入れる画像の最適な数は?注意点も解説
- メールマーケティング
メールマーケティングは、販促のために非常に有効な手法です。お客様へ情報をダイレクトに届けることができ、また、費用対効果が優れているため長期的に続けるのに向いています。
本記事では、メール販促で成果につなげるためのコツを、3つのステップに沿ってご紹介いたします。
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メール販促を実施するためには、メールの配信先となるお客様のメールアドレスリストが必要です。まずはリスト収集時のポイントをお伝えします。
多くのお客様にメールアドレスを登録してもらうためには、メルマガを受け取りたいと思ってもらえるようなメリットを伝えることが大切です。
例えば、「数量限定商品の情報がいち早く届く」「メルマガ会員限定のお得なクーポンが配布される」など、お客様にとってのメリットを訴求しましょう。登録者を対象としたプレゼントキャンペーンも有効です。
いくらお得な情報であっても、メルマガを受け取りたくないお客様に勝手に送りつけるのはご法度です。「特定電子メール法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)」により、広告・宣伝を含むメールの送信について事前に同意を得る必要があると定められています。
例えば、会員登録ページや商品購入ページにて、メルマガの受信を希望するかどうかのチェックボックスを用意しておき、お客様にチェックを入れてもらうことで同意を取得します。
分かりにくい位置に表示されていたりメルマガ受信希望のチェックが最初から入っていたりするケースも多く見受けられますが、「勝手にメルマガ登録されていた」という悪い印象を持たれないようにするためにも、分かりやすい位置に表示することが望ましいです。
関連記事:メルマガの法律『特定電子メール法』とは?オプトイン・オプトアウトも解説
メルマガ登録者を増やす方法については、以下の記事でさらに詳しく解説してます。ぜひあわせてご覧ください!
関連記事:メルマガ登録者数を増やす方法は?10の施策を一挙公開!
続いて、購入などのアクションにつながる効果的な販促メール作成のポイントをご紹介します。
配信内容を決める際は、お客様視点でも考えることが大切です。どんな経路で登録してくれたお客様なのか、過去に商品を購入しているか否か、などによって求められる情報は異なります。
これらの登録情報や過去の行動履歴などでセグメントを分け、それぞれのセグメントに合ったコンテンツを配信することで、リスト全体への一斉配信よりも訴求力が高まります。
ただし、セグメントを細かく分けすぎると、それぞれのコンテンツを用意するのに労力がかかり運用が大変です。運用コストとのバランスを考え、自社にとってちょうどよいセグメントを探していきましょう。
人が一通のメールを読むのにかける時間は、おおよそ7秒以内と言われています。その短い時間で商品の魅力を伝え興味を持ってもらうためには、視覚的に訴求できるHTMLメールでの配信がおすすめです。
受信環境によってはHTMLメールが表示できないことがあるため、受信環境に合わせて自動的に表示を切り替えられる「マルチパート」で配信するようにしましょう。
関連記事:HTMLメールの効果を高める「マルチパート」って?
関連記事:HTMLメールを簡単に作成できる!配配メールのHTMLエディタ
販促メールの目的は、メール本文をじっくり読んでもらうことではなく、あくまでも商品購入などのアクションを起こしてもらうことです。
目にとまりやすい場所にCTA(Call To Action / 行動喚起)のボタンを設置することで、お客様はスムーズに次のアクションに移ることができます。
以下の画像は、上手なメルマガの例です。このように、メールのファーストビュー(=開いて最初に表示される部分)に次のアクションへの導線を入れると、クリック率が高くなる傾向にあります。
画像:「アジア最大級!越境EC『ピンコイ』のメルマガ配信事情」より
メールマーケティングにおけるクリック率向上のコツは、以下の資料にてチェックリスト付きで詳しくまとめております。無料でダウンロードしていただけますので、ぜひご覧ください。
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いくら有益な情報をメールに記載していても、そのメールを開いて見てもらえなければ意味がありません。開封率に影響を与える要素はいくつかありますが、その中でも重要な要素が「件名」です。弊社が実施した調査では、3割以上の人が「件名を見てメルマガを開封するかどうかを判断する」と回答しています。
開封されやすい件名のポイントは、長すぎず、お客様の目を引く言葉が入っていることです。長い件名はメール一覧画面で省略されてしまうため、なるべく15~20文字以内に収め、伝えたい内容が省略されないようにするのがおすすめです。
なお、開封率を上げたいがために大げさな言葉や伏字などを使うのは避けましょう。いわゆる「釣りタイトル」はお客様から不信感を抱かれやすく、一時的に開封率が上がったとしても、クリック率やコンバージョン率の低下を招いてしまいます。
関連記事:メルマガのタイトル(件名)の文字数は何文字が最適?【検証結果付き】
メール一覧画面で件名に続いて表示される「プリヘッダー」も、開封の後押しとなる重要な要素です。弊社にてプリヘッダー設定の有無でABテストをした結果、プリヘッダー設定有りのほうが1ポイントも開封率が高くなりました。
プリヘッダーを設定していない場合、意図しない文章やソースコードが受信ボックスで表示されてしまうことがあります。きちんと設定して有効活用することで、開封率の向上が期待できます。
メールマーケティングにおける開封率向上のコツは、以下の資料にてチェックリスト付きで詳しくまとめておりますので、ぜひご覧ください。
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お客様がメールボックスを見ない時間帯に配信すると、メールボックス内で他のメールにどんどん埋もれてしまいます。過去の配信データや、自社のWebサイトの訪問者数が多い時間帯などを参考に、配信時間を検討しましょう。
なお、弊社の調査では、朝よりも夜のほうがメルマガが読まれやすい傾向にあることが分かりました。
ベストな配信タイミングは各社によって異なりますが、メルマガを配信するのが初めてで適切な時間帯が分からないという企業様は、ぜひ参考にしてみてください。
弊社が提供しているメール配信サービス「配配メール」の一部プランでは、顧客ごとの開封データをもとに別々の時間に配信することができる「メモリー配信」機能が備わっています。ご興味のある方は下記より詳細をご覧ください。
関連記事:商品購入数(CV)が2倍に! 顧客ごとの前回の開封時間に合わせて配信できる、配配メールの「メモリー配信」とは
メール販促は、配信後の効果検証が重要です。具体的にどれだけの効果があったのかを数値で確認し、改善点を見つけて次回以降の配信に役立てます。
まずは、メルマガが問題なくお客様に届いているかどうかを確認します。目安として、不達率(配信リストのうち配信エラーになったアドレスの割合)が10%を超えていると要注意です。
また、配信リスト内にエラーアドレスが多く含まれていると、迷惑メール判定を受けることがあります。何度もエラーになっているメールアドレスはリストから自動的に除外するなど、適切な対策をおこないましょう。
関連記事:配配メールでは、配信リストをクリーンな状態に保つための機能を提供!
関連記事:メールマーケティングの代表的なKPI「不達(バウンス)率」とは?
販促メールの目的はあくまでも商品購入などのアクションを起こしてもらうことですので、メールを開封してもらえたかどうかだけでなく、メール内のリンクからWebサイトへどのくらい誘導できたのか、そこから何件のCVが発生したのかも確認しましょう。
そのうえで、改善すべきポイントはどこにあるか仮説を立てて、以降のメルマガを改善していきます。
関連記事:メールマーケティングの成果最大化のために、知っておくべきPDCAの回し方を解説
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メール販促で成果につなげるためのコツを3つのステップに沿ってご紹介しました。
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