フォローメールとは?効果的な書き方・例文も徹底解説!
- ビジネスメール
メールマーケティングを進めていくと、「Eメールからの効果は感じることができた。だけど、もっと効果を伸ばしたい」と考える瞬間が訪れると思います。そのときにお勧めしたいのが配信しているHTMLメールにソーシャルボタンを設置することです。メールマガジンを購読しているリードに対してはソーシャルメディアもフォローしてもらえるようにHTMLメール上にソーシャルボタンつけましょう。購読者にソーシャルメディアの存在をアピールでき、情報のリーチ数を増やし、メディアミックス効果があるという一石三鳥の効果が期待できます。
メールマーケティングにおけるEメールの役割はリードを顧客に転換することだけではありません。Eメールを起点にして、自社製品・サービスの情報をリードに触れさせ、時にはリードに情報の拡散を協力してもらうという役割を持たせることができます。また、Eメールの配信だけでは顧客に転換しないリードもいますので、そのようなリードにはあらゆるポイントから攻めて顧客への転換を図る必要があります。
メールマーケティングを突き詰めていくということは、メールだけの効果を最大限にするのではなく、Eメールと他のメディアと連動を図り、全体的な効果を上げていく方法を身につけていくということでもあります。
今回はHTMLメールにソーシャルボタンを設置することでの一石三鳥の効果とソーシャルボタンの設置方法について説明します。
※なお、今回のソーシャルボタン設置はテキストメールではなく、HTMLメールを前提としています。HTMLメールを配信していない方は以下の記事などをご覧いただき、ぜひHTMLメールの配信をご検討ください。
私たちは顧客を獲得するために日々ネット上で様々な活動をしています。ブログやメールを書いたり、TwitterやFacebookページ、Google+を投稿したり…。しかし、ユーザーから言われるのは「あれ?Facebookページがあったんですね。今初めて知りました。いいね!しておきました」ということです。
FacebookページのLikeBoxやTwitterウィジェットをサイトに設置しておけば、FacebookやTwitterの存在や活動をユーザーに認知してもらえるとは思っていないでしょうか。それは間違いです。実は多くのユーザーはサイトの隅々まで見ていません。一部のあなたの会社に好意的なユーザーはサイドバーまでチェックしてくれますが、仮に見ていたとしても、そのとき行動をしないと、すぐ記憶から消えてしまうのです。
あなたがこのサイトより、一つ前に見ていたサイトのサイドバーには何が設置されていたかを思い出すことはできますか? きっと多くの方はサイドバーに何が設置されていたかを思い出すことができないと思います。
あなたの会社のメールマガジンを購読しているのは、自分たちの会社をよく知っているリードだと思っていませんか?そのようなリードもいるかもしれませんが、検索エンジンからあなたの会社の記事に辿り着き、一直線にメールマガジンを購読したリードもいるはずです。そのようなリードはあなたの会社のソーシャルメディアの活動を知らないのです。
知られていない活動を知ってもらうためには、アピールする多くの機会が必要です。ぜひメールマガジンにもソーシャルボタンを設置して、あなたの会社のソーシャルメディア上の活動もアピールし、Twitterであればフォローをしてもらい、Facebookページであれば、いいね!をしてもらいましょう。
メールマガジンの購読者を増やすことは大事ですが、リーチを増やすことを考える際には同じくらいソーシャルメディアのフォロワー数を増やすことも大事です。
関連記事:【メルマガ×SNSの使い方】メールとSNSの違いとマーケティング効果の高い方法
HTMLメール上でソーシャルボタンを設置し、ソーシャルメディアの存在をアピールすることにより、TwitterのフォロワーやFacebookページのいいね!数を増やすことができると思います。それにより定期的な情報のリーチ数を増やす、という効果を得られることができます。
メールマガジンはリードに多くの情報を届けることができますが、高い頻度で情報を届けることには不向きです。ステップメールであれば時には毎日のようにメールを送りますが、あくまでそれは限定された期間に許されるものです。よほど有益な内容ではない限り、メールマガジンを毎日に渡って送ることは購読者がうんざりしてしまうでしょう。
しかし、TwitterやFacebookページといったソーシャルメディアは毎日情報を送ることが可能です。Twitterには関しては一日に何度も送ることも可能でしょう。
さらに共感の強い内容であれば、RTやシェアということが期待できます。Twitterであればフォロワーのフォロワー、Facebookであれば友達の友達へのリーチが可能であり、定期的な情報のリーチ数を増やすことができるでしょう。
メールで接触し、さらにソーシャルメディアでも接触することはリードに対してのメディアミックスにもなりえます。
メディアミックスというのは異なるメディアを組み合わせることを言います。 テレビで見たCMをたまたま街中でもポスターで見ることによって、広告に対して認知や興味が深まるという経験をしたことはないでしょうか。接触回数が多ければ多いほど広告効果が高まりますが、接触するメディアの種類も多ければ多いほどが広告効果は高まります。
ネット上だけでもメディアミックスは可能です。リードに対して、メールマガジンで接し、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアでも接することによって、メールとソーシャルメディアでのメディアミックスが実現できます。
パソコンではあなたの会社が発行するメールマガジンに接触し、外出中はあなたの会社が運営するソーシャルメディアに接する……というメディアミックスを行うことにより、接触回数と接触時間をできるだけ高め、リードから顧客への転換を実現しましょう。
それではHTMLメールに各種ソーシャルボタンを設置する方法について紹介します。設置は簡単です。HTMLメール上でHTMLタグを使い、Facebook、Twitter、Google+などのソーシャルメディアアイコンと見出しテキストに、自社のソーシャルメディアアカウントのリンクを貼るだけです。
その他、アイコンとテキストの組み合わせ例
一例としてTwitterの場合を紹介します。
<a href=”https://twitter.com/mailmarkelab” target=”_blank”><img src=”twitter.jpg” alt=”Twitterアイコン”></a>
Twitterアカウントのリンク先は自社のアカウント名に変更してください。アイコン画像はあらかじめサーバー上にアップロードしておく必要があります。
<a href=”https://twitter.com/mailmarkelab” target=”_blank”>Twitterでフォローする<br><img src=”twitter.jpg” alt=”Twitterアイコン”></a>
<a href=”https://twitter.com/mailmarkelab” target=”_blank”>Twitterで@mailmarkelabをフォロー<br><img src=”twitter.jpg” alt=”Twitterアイコン”></a>
テキストをつけたほうがメールマガジンの購読者に何を期待しているかがはっきりわかるので、アイコンのみの場合よりも、フォロー率が高くなると思います。但し、各ソーシャルボタンとテキストが全て並ぶとごちゃごちゃしてしまうので、バランスを考えて、適切なほうを選択してください。
関連記事:メールの件名ってどうしてる? 協調すべきポイントと記号・装飾まとめをご紹介
Twitter、Facebookなどのボタンは公式から提供されているソーシャルボタンを使用する方法もありますが、大きさが微妙に違ったり、テイストが異なったりします。そこで活用したいのが、ソーシャルボタンのフリーアイコンを提供しているサイトです。
今回は3つのサイトを紹介します。メールに複数のソーシャルボタンが並べる際にはアイコンのテイストを統一したほうが綺麗に見えます。
https://www.iconfinder.com/search/?q=iconset:flat-3d-social-media
http://wegraphics.net/downloads/30-free-flat-style-social-media-icons/
http://dribbble.com/shots/1209419-20-Social-Media-Icons-Freebie
メールマーケティングというのはメールだけで効果を上げる方法だけを追求していれば良いわけではありません。インターネットユーザーは日夜、様々なメディアと接触します。メールを起点にしつつも、時には別のメディアと連動して、ユーザーに自社製品・サービスについて伝える必要があります。今回はソーシャルメディアとのメディアミックスが図れるように、HTMLメールにソーシャルボタンを追加する方法について説明させていただきました。今後もメールと様々なメディアが連動する方法について、お伝えしていきたいと思います。