営業の新規開拓リストの作り方は?ポイントも解説
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気がつけばもう12月。今年も終わりを迎え、いよいよ平成最後のお正月休みがやってきます。なんといっても平成最後のお正月なので、どうせなら気持ちよくお休みに入りたいですよね?「一年の計は元日にあり」ということわざに習って、来年の計画をしっかり立てた上で、年初から気持ち良い施策のスタートを切りたいものです。そのためにも、今年のメールマーケティングの施策について、しっかり振り返りましょう。一年という長いスパンだからこそわかるものがたくさんありますよ?
メール施策の振り返りと聞いて、「いやいや、毎回配信結果はチェックしているよ」と思った人もいるのではないでしょうか?もちろん、毎回の配信結果チェックは大変重要です。ですが、一年を通してメルマガの結果をチェックすることには、一回の配信ではわからない結果が見えてくるのです。まずはそのことについてご紹介しましょう。
一定期間を通して配信結果をチェックすることで、ユーザに受けるコンテンツの変化を知ることが可能です。一回の配信では、そのときに受けたコンテンツは分かっても、本当のユーザの嗜好を理解することまでは難しいもの。蓄積したデータをマクロで観察することで、ユーザの興味の高いコンテンツの傾向がわかります。また、期間を長く設定することで、嗜好の変化も理解することができます。
一定期間を通して、配信結果をチェックすることでメルマガに対して好意を持ってくれているユーザを把握することが出来ます。一回の配信でクリック率がよかったとしても、一回だけではそれは一過性のもの。毎回クリックしてくれている、本当の意味での優良ユーザを見つけることは、今後のメルマガの方向性を定める上で大切な情報です。
各回の配信結果チェックは、反応のよかったコンテンツなどを分析して、次に反映させる意味があります。では、そうしてアップデートしていったメール施策の効果の確認はどのようにすればよいでしょうか?年間の配信結果をチェックすることで、メルマガの反応が上向いているのか、それとも下降してしまっているのかを確認することが出来ます。
このように年間を通しての振り返りは、一回のチェックではわからない、様々な情報を与えてくれます。一回ごとの配信チェックでは、どうしても結果に一喜一憂してしまいますが、年間のチェックであれば、これまでの施策の有効性を客観的に分析することも可能です。
では、実際に分析する際にはどのような点に注目すればよいでしょうか?続いて、そのポイントをご紹介します。
まずは反応のよかったコンテンツを割り出すことが大切。配信してきたコンテンツの結果を抜き出し、反応のよかったもの、悪かったものをランキング形式で羅列しましょう。それらのコンテンツの法則性を探り、ユーザの嗜好をしっかりと抑えましょう。
また、コンテンツ以外にも開封率の高かった件名も同様に整理することで、よりユーザの嗜好に合わせたメルマガ作成を行うことが出来ます。
ユーザの嗜好を押さえれば、新規コンテンツの企画などにも役立てることが可能です。
どのユーザがどのコンテンツでクリックしているかを年間を通してチェックすることも重要です。アクションの多い優良ユーザを見つけるだけでなく、ユーザそれぞれの嗜好を分析する上で非常に重要な情報です。
反応のあったコンテンツごとにユーザをカテゴライズすることで、セグメント配信などをより有効に活用することができます。
いかがでしたでしょうか?
短期スパンでのPDCAはもちろん重要ですが、情報量が大きくなる年間でのPDCAはより多くの発見があることと思います。今年度のメール施策をしっかりと振り返り、来年初のメルマガでよりよい成果を発揮させ、新年のスタートをよりよいものにしていきましょう!