営業の新規開拓リストの作り方は?ポイントも解説
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たとえば、部下を教育するときに、コミュニケーションの取り方はたくさん考えられると思います。打たれ弱くて、ホメて伸ばしたほうがよい部下もいれば、ガンガン仕事を振って、怒られながらもやり切るのが好きな部下もいます(近年では希少かもしれません)。
その人の適正にあったコミュニケーションがその人をよりよく成長させていくのだと思います。それはマーケティングにおいても同じこと。それぞれのツールの特性を見極めて適切な対応を行うことが、マーケティングの成否に関わってきます。
ネットマーケティングにおいてユーザの性格の違いが顕著に現れるものとして、メルマガとSNSがあります。どちらもツールは違えど、同じ企業についたユーザではあります。しかし、その性格は驚くほど違ってきます。今回はメルマガユーザとSNSユーザの特性について紹介したいと思います。
ざっくりというとこんな感じでしょうか?もちろん一概にまとめることはできませんが、全体で見たときにはこのような傾向があるように感じます。
SNSという、オープンなコミュニケーションの場という特性上、比較的ライトなコミュニケーションを好み、投稿に対する反応は比較的よいです。生活に必要な情報を求める、というよりは、なにかしら楽しい、美しい、気持ちいい情報を求める傾向にあります。
反面、企業から与えられた情報だけではリアルな行動には移さず、同じくSNSの評判や、SNSのインフルエンサーなど、第三者を経由した情報に影響されやすい傾向にあります。
対してメルマガユーザの場合は、過去に購入をしたことがある人など、なにかしらの接点を持ったユーザが集まっています。また、個人情報を渡しているので、比較的実利に基づいた情報を欲する傾向にあります。企業とすでに接点を持っているので、ある程度の信頼感があり、企業側の情報に対しても比較的反応がよくなります。
信頼感を増すことができた場合、実利だけでなく、企業自体へのファンへと育てることが可能です。
まとめると、情報の拡散性や、ユーザとのコミュニケーションに特化したのがSNSであり、売上に比較的貢献度が高いツールがメルマガと言えるかもしれません。特にメルマガの最近の傾向として、パーソナライズされた情報を送るトレンドがあるため、売上の貢献度はより高まってきています。
そのため、キャンペーンやイベントなど、広く人を集めたい場合にはSNS、通常の商品紹介などはメルマガという使い方が考えられます。 ツールや、そのツールに紐づくユーザの特性を知ることは、有効なマーケティングを行う上で欠かせない要素です。その場合場合に適したコミュニケーションを取っていくように心がけましょう。