フォローメールとは?効果的な書き方・例文も徹底解説!
- ビジネスメール
よく話が長いだの、しつこい、だのと言われがちな私…。あまりにも語る時間が長すぎると人はイライラしてしまうものです。こうした現象はメールマガジンにおいても同様の傾向にあります、という話はこれまでにもしてきたと思います。
でも、本当に長いメールは“悪”なのでしょうか?今回はメルマガボリュームについて、長短両方の側面から見ていきたいと思います。
まずはこれまでの復習。これまで私はメルマガのボリュームについて、「現在のトレンドは短く簡潔に」ということを何度かご紹介してきました。
その理由は、以下のようなもの。
といったもの。ネット環境が成熟してきた現代において、かつてのメルマガのように情報を全てを乗せる必要がなく、ユーザも自分で検索するということが生活に染み付いているのです。
では、長文メールがこの世から無くなっているか、というとそんなことはありません。
長文メールは長文メールで、さまざまな事情により必要とされているのです。
予算の都合などでLPが用意できなかったり、会員限定の非公開情報を伝えるものだったり、諸般の事情によりWebサイトでは公開できない情報を伝える場合には、メルマガ内できっちり説明をしなければなりません。
また、長年の信頼関係が築かれているユーザは、営業よりもむしろ配信者とのコミュニケーションを楽しんでいるところがあるため、逆に長いメールのほうが受けがいいなんて場合もあります。
このように、一概に「~がいい」とは言えないのがマーケティングの面白いところでもあり、大変なところでもありますよね。
長いメールにも存在意義があることがわかりましたが、とはいえやはり長文を読むのは疲れてしまうもの。長文を送るのであれば、それなりの工夫が必要になってきます。その工夫は以下になります。
①情報に俯瞰性をもたせる
②情報にリズムをもたせる
③情報に独自性をもたせる
俯瞰性とはつまり、全体像を把握すること。長くてしかも先がわからない情報は読んでいて疲れます。どこにどんな情報があるのかを目次などを付けることで、ユーザに把握しやすくするとよいでしょう。
また、一定の調子でダラダラと続く文章も人を疲れさせてしまうもの。特にスマホの縦スクロールなどでは致命的。スクロールを続けて読み飛ばされてしまうことになるでしょう。適度にアイキャッチとなる見出しを加えることで、ユーザに読むリズムを与えてあげることで、文章を最後まで読んでもらうことが出来るようになります。
最後に独自性ですが、これはオリジナルコンテンツのこと。メルマガだけの情報があることを認識してもらうことで、それを楽しみにしているユーザはメルマガを最後まで読んでくれるようになります。その際、コンテンツを最後に配置することで、精読率が上がります。
いかがでしたでしょうか。どんなメルマガも使い方次第で、ユーザの興味を引き立てる有効なコンテンツになります。バカとハサミは使いよう、ではないですが、そのコンテンツの特性を見極めて、メールマーケティングを成功に導いていきましょう。