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書き始める前に【連載第1回】

書き始める前に【連載第1回】

いきなり書き始めるのは、ちょっと待った!

いままでの連載では、メール配信を始めるまでに準備しておくべきことについて、詳しくご紹介してきました。

全部読み終えたアナタは、やる気満々。配信システムも決まったし、テンプレートも作ったし、運用体制も決まったし、あとは書くだけだ!とおもむろにWordまたはメモ帳を開いたかもしれませんが・・・ちょーっと待ったぁ!

書き始める前に、準備が必要です。

「え?準備はもう終わったんじゃないの?」

と思われたかもしれませんが、いままでの連載でご紹介したのは、「全体的な準備」。書き始める前には、「1通ごとの準備」が必要になります。

では、何を準備するのか順番に見ていきましょう。

書き始める前の準備1:目的は何のか?

まず、「今回のメールの目的は何なのか?」を確認してください。

「え?それは、メールマーケティングのKPI【連載第2回】で決めたんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、それはあくまでも全体的な方向性。

例えば、

○全体の方向性:獲得した見込み客のメールアドレスを育成し、製品・サービスへの理解度を深め、購買意欲を高めていくこと

↓↓↓

今回の目的:製品・サービスへの理解度を深め、購買意欲を高めていくために、展示会に来場申し込みしていただくこと

のように、1通ごとの目的を明確にしましょう。1通ごとのKPI(この例であれば、メールからの展示会申込者数)を決めることができれば、なおよいでしょう。

書き始める前の準備2:誰に出すのか?

次に、「今回のメールは、誰に向けて出すのか?」を確認してください。

「え?それは、メールマーケティングにおける読者像の明確化【連載第3回】で決めたんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、それもあくまでも全体的な方向性。

例えば、

○全体の方向性:複数の人物を、「読者」として設定する

↓↓↓

今回の読者像:以前、別の展示会にご来場くださった方で、「働き方改革」に対して課題を感じている経営者または経営企画室所属の方。まだ、担当営業はついていない。

のように、1通ごとの対象者を明確にしましょう。
ここで大事なのは、

(1)どんなリストに配信するのか?:例 以前、別の展示会にご来場くださった方

(2)どんなニーズやウォンツを持った方なのか?:例 「働き方改革」に対して課題を感じている方

(3)どんなポジションの方なのか?:例 経営者または経営企画室所属の方

(4)自社とどの程度のお付き合いがある方なのか?:例 まだ、担当営業がついていない方

の4つのポイントを明確にすることです。
理由は、それによりメールの「切り口」や「書き方」が違ってくるからです。
(詳しくは、次回ご説明します。)

書き始める前の準備3:何を書くのか?

次に、「今回のメールには、何を書くのか?」を明確にしてください。

「え?それは、メールマーケティングにおけるコンテンツの明確化【連載第4回】BtoBメールのテンプレート作成(前編)【連載第8回】で決めたんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、それもあくまでも全体的な方向性や枠組みの話。

例えば、テンプレートが以下のように決まっていた場合、

ごあいさつ文・コンテンツ1・コンテンツ2・コンテンツ3に何を書くのかは、毎号決める必要があります。(※)
ここまでで、下記のようなことが決まっていた場合、

目的:展示会に来場申し込みしていただくこと

今回のメールは、以下のような内容がよいでしょう。

例:

ごあいさつ文 働き方改革に関するちょっとしたトピックス
コンテンツ1 展示会のご案内
コンテンツ2 展示会でご紹介する製品・サービスなどのご紹介
コンテンツ3 働き方改革に関する最新ニュースや用語解説

上記のようなことを「文章を書き始める前に準備する」ことがとても大切です。

なぜなら、いったん書き始めてしまうと文章そのものに気がとられてしまい、「文章のまとまり」や「文章の流れ」、「そもそも目的に合ったものになっているのか?」などの重要事項を見失ってしまうことが多いからです。

では、ここまで準備すれば、もう書き始められるかというとそうではありません。
最後に、メールを書く上で一番重要な「切り口を決める」という準備が残っています。

メールの「切り口」とは、一体何でしょうか?
次回詳しくご説明しますので、お楽しみに!

メールマーケティングの運用スケジュール【連載第7回】 で詳細まで決めてある場合にはこのステップは不要です。





メール配信システム「配配メール」



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江島 民子

コンテンツマーケティングの専門会社 株式会社グリーゼ代表取締役。最近は、コンテンツの設計だけではなく、コミュニケーションの設計からお手伝いする案件が増えています。

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