SNS時代のメルマガ手法とは

SNS時代のメルマガ手法とは

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コミュニケーションツールの多様化

LINEを始め、SkypeやMessengerなど、近年では新しいコミュニケーションツールが増えてきています。それ以外にもFacebookやTwitter、さらにはInstagramなど、SNSでも連絡が取り合える時代になってきました。手紙に始まり、電話、ポケベル、そしてメールと変化してきたコミュニケーションの手段は、いまやバラエティーに富んだ時代になりました。

今回はそんなコミュニケーションが多様化する時代に、企業としてはそれらのツールをどう使って行くべきか、ということを考えてみたいと思います。

 

メールマガジンとSNS、どう使い分ける?

メールマガジンの効果はこれまで紹介してきましたので、ご存じだと思います。ですが、これだけ多くの人が利用するSNSも今や、企業の広報活動には欠かせないものになりつつあります。みなさんもメルマガと並行して運営しているのではないでしょうか。

では、SNSではユーザとどのようなコミュニケーションを取るべきなのでしょうか、また、メルマガはこれまでと同じ手法を用いていてよいのでしょうか?

2つのコミュニケーションツールを上手に使い、効果を最大化できるように、それぞれの強みを理解することが大切です。

 

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の強み

・双方向のコミュニケーション
・ユーザとの距離が近い
・即時性

 

SNSとはそもそも、WEB上で社会的なネットワークを作り上げることができるサービスです。そこでは友人・知人・行きつけのお店など、個人的なネットワークを作り上げることができます。また、シェアが行われれば、そのユーザの友だちのネットワークにも情報が波及するため、拡散力が高いことが特徴です。そのため、集客装置としてとても優秀だといえます。

また、自分のネットワークであるために、ユーザとよりフレンドリーな関係を築くことが可能で、コメント機能を通して双方向でコミュニケーションができるため、ユーザとの関係値を深めやすいツールであるといえます。

 

メールマガジンの強み

・信頼性が高い
・個別に情報を発信できる

 

メールマガジンはユーザ自身がアドレスを登録して受け取るものであり、情報の信頼性が高いと受け取られているようです。SNSというライトなコミュニケーションの場が生まれたことで、なおのことオフィシャルな情報であることが際立っているように感じます。

送付も登録した個人に宛てたものなので、ユーザが安心して買い物や閲覧を行うことができるなど、よりコンバージョンに結びつくコミュニケーション手法になっています。

 

 

もちろんそれぞれにデメリットもあります。SNSに関していえば、フレンドリーなコミュニケーションの場であるために、拡散力には優れているものの直接的な営業活動が行いにくいところがあります。メルマガについては、アドレスを登録する必要があるため、SNSに比べ、参加のハードルが高くなります。

しかし、それぞれの特性を見極めれば、SNSで信頼感を醸成し、登録のハードルを下げたうえで、登録したユーザをメールマガジンで実際のコンバージョンにつなげるなど、双方で補い合う運用も可能になります。

 

コミュニケーションツールの増大はともすれば、一つ一つのコミュニケーションが薄まり、また、それぞれでユーザの取り合いをしてしまうと考えてしまうかもしれませんが、うまく住み分けさえできれば、相互に補い合い、高め合うことも可能です。

どれだけコミュニケーションツールが増えようと、相手をするのは変わらず「人」です。ユーザを第一に考えることを念頭に、最適なツールを選んで、効果を高められるように頑張っていきましょう。

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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