営業の新規開拓リストの作り方は?ポイントも解説
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前回は、メールマガジンの表示崩れについて、そもそもの定義とその原因についてご紹介しました。メール受信環境が多様化している現代では、表示崩れは大きな問題になっています。今回は、その表示崩れの対策法について詳しくご紹介いたします。
メールマガジンの表示崩れの対策については、基本的な作成ルールを守ることはもちろんですが、とにかく検証を行っていくしかありません。
とはいえ、全てのバージョン、全てのOS、全ての端末をチェックすることはできません。まずは主要な環境のシェア率を把握しておくことが重要です。
■PCのOSシェア率(Net Market Share)
■スマホのOSシェア率(MMD研究所)
■メーラーのシェア率(ビジネスメール実態調査2014)
このようにWindowsが圧倒的なシェアを誇り、スマホについては日本はほぼiPhoneが独占状態です。メーラーについては、フリーメールのGmailがどんどんシェアを伸ばしています。
メールマガジンを作成する際は、シェアが多いものを優先するのがよいでしょう。
また、こちらは一般的なシェア率なので、自身の会員データを確認して、シェア率を調べてみてください。また、表示崩れが起こりがちな制作方法についても、ポイントをいくつかご紹介しておきます。
CSSが使えるメーラーなどもありますが、たとえ読み込める環境であったとしてもレンダリング(※2)に差があるなど、表示崩れが起こる可能性があります。そのためHTMLメールに関してはtable組みが基本です。
記号などを用いて描くアスキーアートは、テキストメールを彩るよい装飾ですが、崩れることのほうが多いです。理由はフォントの違いなど。スペースの間隔が等幅ではないメーラーだと確実に崩れます。使うにしても左詰めでシンプルな装飾にしましょう。
スマホでもPCでもきれいにメールを見てもらいたいなら横幅はスマホに合わせましょう。
弊社の知見として、横幅600pixまでであれば、横スクロールも発生せず、ストレスなく確認が可能です。
横幅に関しては、スマートフォンの機種における解像度の違いなどもあり、慎重に見極める必要があります。またスマートフォンもOSの違いによって表示が変わってくるため、それぞれで見栄えを確認するには検証機を用意する必要があります。
とはいえ、そこまで多くの検証機を用意することは難しいですし、かなり手間がかかります。そういった場合、チェックを請け負ってくれる業者もございますので、ぜひご利用ください。
もちろん、弊社が制作するメールマガジンはしっかりと検証機を用意して確認しております。お悩みがございましたらぜひご連絡ください。
メールマガジンはユーザに心を込めて届ける手紙です。できるだけきれいな形で届けて、自分たちの伝えたい思いを受け止めてもらいましょう!
※注1 tableコーディングとは
tableタグを使って表組みを作ること
※注2 レンダリングとは
画面(もしくは画像などの、イメージ)の内容が記述された、データ(文字、数値、数式など)を、コンピュータ上で処理を行い、データにかかれている記述通りに、実際の画面や画像の、イメージを表示させる(細かく言うと、画素の集合を得る)こと
http://web-directors.net/modules/pico/index.php?content_id=93
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