【動画セミナー】MAが機能する会社 機能しない会社~MA導入に必要なこと~
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いつも配信しているメールマガジンですが、その情報が配信できるのは情報を受け取りたいと、個人情報であるメールアドレスを登録してくれたユーザがあってこそ。ユーザがいてこそ、メールマガジンは効果を発揮することができます。つまりユーザはメールマガジンの命と言えるでしょう。そんなメールマガジンの登録者がもし減ってしまったら…今回はそんなメルマガの根幹に関わる問題についてお話しようと思います。
メールマガジンだけではなく、人間、無料で登録できるものであれば、一度登録してしまえばそうそう登録を解除することはありません。…まあ、無視されるのは無視されるので悲しいことですが。ですので、メールマガジンの登録を解除する、というのは実はものすごく根深い問題であると言えるかもしれません。
わざわざ登録解除のページにいき、「本当に解除しますか?」なんて念押しもくぐり抜けるという手間を取っているので、なにかしら、そのメルマガに対して不快な気持ちを持たれてしまっている可能性が高いです。
では、いったいなにがユーザの気に触ったのでしょうか?個人の感情の面もあるので、すべてを正確に把握することはできませんが、ある程度、パターンがあることは長年の業務で読めてきています。退会者が増えたときに見直すべきポイントは以下3つです。
まず見直すべきは配信しているメルマガの内容。とりわけボリューム感について確認してみましょう。ボリュームの多すぎるメルマガはユーザに避けられる傾向にあります。辞書や分厚い小説を見ると、なんとなく読む気にならないことはありませんか?
その気持ちと一緒です。長年メールを送るうちに、伝えたいことが多くなり、知らず知らずのうちにボリュームアップしてないでしょうか?メルマガはWEBサイトへのつなぎと割り切って、要点を絞るようにしましょう。どうしても絞り込めない場合は、改行や画像などをうまく使い、文章にリズム感をもたせるようにするとよいでしょう。
次にメール配信の頻度について。ついつい頑張りすぎて毎日メールを送っていたりしないでしょうか?あまりに大量のメールを送ってしまうと、受信メールがメルマガばかりになり、うんざりしてしまいます。フォルダ分けなども出来るものの、たいてい
のユーザはそこまで整理していないことも多いです。熱量も大事ですが、ほどほどに。また、たくさん送れば送るほど、順にクリック率や開封率が下降することはこれまでのデータでも明らかです。週1~2回くらいに留めておいたほうがよいでしょう。
配信時間についても検討したことはあるでしょうか?近年のユーザはスマホで見ている人がほとんど。ユーザの設定によっては通知が来てしまうこともあります。そうなると就寝中や、忙しいタイミングではイライラしてしまうこともあります。見られや
すい時間を気にするのと同時に、送ってほしくない時間というものについても一度考えてみてはいかがでしょうか?
また、内容に関してはユーザメリットが薄いと感じられてる場合もあります。自分には必要ないと一度感じてしまったメルマガは、それ以降、いくら届いてもなかなか開かれませんし、あまりに送ってこられるとむしろ迷惑な気持ちになってしまいます。メリットとは言ってもプレゼントだけではなく、ユーザが求める情報もひとつのメリットです。今一度ユーザがなにを求めているのかを検討してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?メルマガはユーザに企業側からアプローチすることができるプッシュ型のツール。それだけに、ちょっとしたことでもユーザの不満を買ってしまうこともあります。自社が紹介したい情報を提供することは大切ですが、配信する際は常に受け取り手の気持ちも考慮するようにしたいですね。