意外と身近にある営業メールのコンテンツ6選

意外と身近にある営業メールのコンテンツ6選

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メールはビジネスにおいて従来から活用されているコミュニケーション手段のひとつであり、日々お客様とメールでやり取りをされている方が大半かと思います。

メールは事務的なやり取りの他、営業活動においても利用できますが、「営業メールにどんなネタを送ればいいのか?」とお悩みの声を多くいただきます。

そこで今回は、意外と身近にある営業メールのネタを6選に絞ってご紹介します!

関連記事:営業メールは送り続けないと意味がない!?メールで商談を増やすためのポイント3選!

営業メールの目的とは

営業メールの目的は大きく二つあります。

一つ目は、お客様との関係性の構築です。

日々営業活動を行う営業担当者様から、「全てのお客様に電話や訪問で接点を持てると理想だが、実際は時間的に難しい」というお声をよく伺います。メールを活用すれば、手軽にたくさんのお客様に情報を届けることができ、お客様が再度検討するタイミングで自社を思い出してもらうきっかけづくりができます。

二つ目は、営業活動に繋げることです。

メールでアポイントを獲得することや、お客様のメールへの反応に応じて電話を活用して商談獲得を目指します。一つ目で挙げたお客様との関係性の構築よりも短期間で営業成果を出すことを目的とした配信です。

メールだけでアポイントの獲得ができると、訪問や電話と比較して効率が格段に上がります。さらに、自社でもお客様先でも在宅勤務が増加している中、メール営業は継続しやすい手段であると言えます。

関連記事:お家で出来る!メールを使った商談獲得方法のご紹介!

営業メールは送り続けることで効果が出る

前述のように、営業メールの活用で、「お客様との関係性の構築」や「アポイントや商談獲得など直接的な効果」という目的を果たすことができますが、こうした成果は1度メールを送ったところでなかなか実現しません。

長期的に配信を続けることで、自社を思い出してもらうきっかけに

営業メールの目的の一つ目の「お客様との関係性の構築」は、一朝一夕にしてなるものではありません。長期的に配信を続けて、お客様から「いつも有益な情報を提供してくれる会社だな」と認識してもらうことが重要です。

配信を続けることで、お客様が再検討をするタイミングで「そういえば○○さんからメールが来ていたな」と自社を思い出してもらうことができます。それがきっかけになり、「改めて話を聞きたい」といった返信をいただけることもあります。こうした場合、お客様はまだ他社を選定しておらず、自社に有利な状態で商談を進められます。

お客様の再検討タイミングを逃さないように

営業メールの目的の二つ目「アポイントや商談など、営業活動に繋げること」は単発の配信でも効果が出るのではないか、と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、お客様が再検討しているタイミングは分からないので、1度のメールだけでたまたま再検討しているお客様にアプローチできる確率は非常に低いです。

せっかく再検討のフェーズに引きあがったお客様も、先に他社から営業を受けて契約する可能性があり、この再検討タイミングを逃さないための長期的な配信が重要となります。

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またアポイントの打診をする場合、あまり知らない人からいきなり打診を受けるより、認識のある人からの連絡のほうが受け入れてもらいやすいという点もあります。

そもそもメールの開封率は15%~20%が目安ですので、8割以上の人は送ってもメールを読んでいません。また、配信するタイミングによって開封者も変わりますので、配信頻度は営業メールの効果に影響する重要な要素のひとつと言えます。BtoBであれば週1回以上の配信が推奨されています。

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意外と身近にある営業メールのコンテンツ6選

これまで、営業メールの目的と、成果を出すためにはメール配信は継続的に行わなければならないことをお伝えしました。

メール配信を継続する上で問題になるのが、配信のネタです。

「配信できるような綺麗な資料はない」「ホームページ以外に情報発信しているようなサイトはない」という方も多いのではないでしょうか。そこで、実際に弊社ではどのようなネタを配信しているのかご紹介します。

①業界ニュース

メール配信の対象となるお客様は、一度自社サービスに興味を持っていただいたお客様ですので、業界のトレンドも有益な情報に感じていただけるでしょう。

弊社はメールマーケティングサービスを扱っているため、メールマーケティングのノウハウはもちろんのこと、メール配信環境の変化や、メール受信者の傾向を分析したレポートなどを配信しています。

業界に熟知していることのアピールにもなりますので、お客様からの信頼の醸成にも繋がるでしょう。

②お客様からのQ&A紹介 

まだ契約に至っていないお客様から商談中に頂いた質問や、既に契約をしているお客様から頂いた質問をQ&Aとして紹介するというのもネタになります。

営業メールですので、読者は契約に至っていないお客様です。サービスを検討しているお客様同士の抱える課題や疑問は同じである可能性が高いです。そうしたQ&Aを紹介することで、検討する上でネックとなっている課題を解消するきっかけになるかもしれません。

また、契約者からの質問や回答を紹介することで、実際に導入した後のイメージを持っていただくことができたり、サポートの丁寧さを感じさせたりすることができるでしょう。

③サービスの機能紹介

「過去に資料請求をした」「1度電話で話を聞いた」というお客様は、時間が経つとサービスの詳細内容は忘れてしまいます。

どんな機能があるのか、どう活用できるのか、どんなメリットがあるのか、を提供することで、「そういえば自社にこんなメリットがあるサービスだった」と思い出していただくきっかけになります。

バージョンアップで新しい機能がついた、という場合も、以前は叶えられなかったお客様の要望を叶えられるようになっている可能性があるため、ネタのひとつになるでしょう。

④導入事例

サービスを導入することでどんな成果が得られるのか、という点は検討をする上で重要な情報になります。特に、「同じ業界の企業がすでに導入していてこんな成果が出ている」といった情報は、社内でも展開しやすいでしょう。

お客様と関連性の高い事例があればベストですが、なければ同じ利用用途や同じ会社規模、など類似点を見つけてネタにしてみましょう。

⑤キャンペーンの告知

訪問時やお電話の際にキャンペーンをご案内するケースは多いかと思います。メールでも案内することで、お客様に認識してもらえる手段を増やしましょう。

期間を定めたキャンペーンの場合、反応されるお客様は直近でサービスを検討していることがほとんどですので、反応数は少なくとも商談化や受注の確率が高いお客様を可視化することができます。

⑥これまでのメールで反響のあった内容

6選目は、すでに営業メールの配信を行っている担当者様向けの内容となります。

過去に配信をしていて成果が出たネタも再利用できます

再利用の目安としては、前回の配信から2-3ヶ月ほど期間が経っていると、受信者に内容の既視感を持たれることなく配信できるでしょう。

過去どの配信内容で成果が出たかを振り返られるように、営業メールで利用したネタと配信結果を蓄積しておけると管理が楽です。

ネタは「小出し」が鉄則

メールのコンテンツ6選をご紹介しましたが、最後に注意点をお話したいと思います。

配信したいネタがたくさん出てきた!ということで、1通のメールに複数の内容を入れるのではなく、1通のメールでは1つの内容に絞るのが基本です。

「メールは凝った内容がいいんじゃないの?」というお声も聞こえてきそうですが、営業メールにおいてはシンプルなメールのほうが成果が出やすいです。

なぜなら、営業メールによってお客様に期待することは、メールを読んで製品サイトをクリックしてもらう、問い合わせをしてもらう、資料請求をしてもらうといったお客様の態度変容を促すことですので、ネタがたくさん盛り込まれた超大作のメールは逆効果なのです。それよりも、ネタはひとつに絞って、メール開封後の画面(ファーストビュー)にリンクが見える状態にしておく、などシンプルで分かりやすいメールを心がけましょう。

▼弊社で配信しているメール例

配配メールで配信している営業メールのテンプレート

関連記事:メールマーケティングで設定すべき目的と有効な「動かすメルマガ」のご紹介

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営業メールの配信を効率的に続けるためには

本記事でご紹介した通り、営業メールの継続的な配信によって、「お客様との関係性の構築」や「アポイントや商談獲得など直接的な効果」という目的を果たすことができます。身近にあるネタを活用することで、比較的簡単に実施できそうと感じていただけたのではないでしょうか。

ただし、各営業担当者がメールを一通一通作成して送るのは大変非効率であり、稼働のひっ迫に繋がります。営業メールの配信を効率的に継続するためには、「配配メール」のようなメール配信サービスを利用するのがおすすめです。

・営業先のお客様リストが増えて配信が手間なので効率化したい
・配信後の効果測定をして追客に役立てたい
・営業メールの効果をもっと出したい

といったご希望を叶えることができます。ご興味のある方はぜひ下記よりお問い合わせください。

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野田 実華子

新卒で製造業特化型の求人広告の営業に従事、新規領域の顧客開拓チームで18ヶ月連続で個人営業目標達成。 ​2019年2月にラクスに入社し、累計300社以上の多様な業種・規模の企業へ電話・Web商談のみでメールマーケティング運用の提案を行う。 2020年10月よりインサイドセールスで受注率を上げるコンテンツ企画をスタートする。
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