Androidアップデートでメルマガ業界にレスポンシブの波? その2
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前回はAndroidメールのアップデートとレスポンシブデザインについておさらいしました。 前回記事
「Androidアップデートでメルマガ業界にレスポンシブの波?その1」 今回は実際にレスポンシブデザインを対応させる際の注意点やメリット/デメリットについてご紹介していきたいと思います。 メルマガの新たなトレンドになる可能性を秘めたレスポンシブデザイン。今回の記事を参考に、本格的に対応をご検討されてみてはいかがでしょうか?
レスポンシブ対応のメリット・デメリット
では、実際にレスポンシブデザインに対応すると、どのようなメリット/デメリットがあるでしょうか?
メリット
ひとつのHTMLでどの端末を利用しているユーザに対しても、最適なデザインのメールを送ることができることです。
デメリット
新たにレスポンシブに対応するための工数がかかることが挙げられます。 とても便利なレスポンシブデザインですが、その分、手間も多く、準備には時間がかかります。レイアウトの変更やコーディングの変更、さらに確認の工数もこれまで以上に増えるでしょう。 では、それだけの工数を犠牲にしてでも、レスポンシブデザインをやる価値はあるのでしょうか。 一概には言えませんが、私は
やるだけの価値があると思っています。 メルマガのコンサルを行う関係上、私は多くの企業のメルマガ担当者とお話しする機会があります。
皆さんに共通しているのは、
メルマガをモバイルで閲覧するユーザの比率が増加し続けているということ。特に大手の企業様などのメルマガでは、全てモバイルで閲覧されているというメルマガもあるほどです。 PC用の画面をスマホで表示した場合、ギュッと縮小されてしまい、モバイルユーザにとってはとても見づらい・読みづらいものになってしまいます。スマホやタブレットが普及した現代において、WEBサイト同様、メルマガのモバイル対応はもはや必須事項になりつつあるのです。 そこで最適化したデザインでメールを送ることができれば、
モバイルからのコンバージョンが大きく上がることが期待されます。 つまり、どの端末に対しても最適な見栄えを提供するレスポンシブデザインは、まさにうってつけの対応だと思われます。
レスポンシブ化の注意点とは
自社のメルマガをレスポンシブ化するに当たって、いくつか注意するべき点があります。
①レイアウト
レスポンシブデザインの主要なデザインは、カード型のレイアウトや、カラム型のレイアウトです。レスポンシブデザインの場合、HTMLではなくCSSでデザインを調整するため、横幅が短くなったときに段落ちしても自然な見栄えになるよう、シンプルなデザインにすることが多いです。
そのため、これまでのHTMLメールのデザインテンプレートを修正する必要が出てきます。複雑なデザインを施している場合は、大きくデザインを変更することになります。
②メーラーごとの表示確認
メーラーごとの見栄えの確認。ご存じかと思いますが、世の中には様々なメーラーがあり、それぞれ表示サイズなどは異なっています。メーラーによっては、スマホであってもPC用が表示されてしまう、なんてこともあります。 また、各端末によっても表示サイズは異なってきます。メディアクエリは表示が変わる“ブレイクポイント”を指定することができるので、メーラーや、端末を把握し、それらに最適なデザインを指定してあげることが大切です。 そして、これらがわかったらコーディング、配信テストによる表示チェックなども行わなければいけません。専門的な知識が必要になってくるので、これら全てを自社だけで対応することはおそらく難しいでしょう。 ではどうすればいいの? それはレスポンシブデザインの知見がある制作会社を見つけて制作を依頼することです。 メールとWEBサイトでは、注意すべき点も変わってくるので、できれば、レスポンシブメールを作成したことがある制作会社が望ましいでしょう。
私が所属する
ライトアップは、メルマガの受託制作を数多く行っており、レスポンシブメールにも対応しております。 これを機にレスポンシブに!と思った際はぜひぜひご連絡をお待ちしております。 株式会社ライトアップの詳細は
コチラ また、信頼できる制作会社の選び方についても、過去にご紹介させていただいておりますので、そちらもご参考ください。 メルマガ代行とは?大切なメルマガを任せる会社の選び方
https://mailmarketinglab.jp/what-agent-service-of-email-marketing/ もちろん、弊社はこの条件に当てはまりますので、ご安心を(笑)
The following two tabs change content below.株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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