クリック率アップの奥義!メルマガのファーストビューの作り方<前編>

クリック率アップの奥義!メルマガのファーストビューの作り方<前編>

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メルマガ読者は性急!潜在的要望に応えればクリック率も上がる

第14回では、メルマガ内で超!クリックされやすいリンクの貼り方・貼り場所を、ピンポイントでお話しました。

そのココロは、読者の“ちょっと気になる”をすかさず拾うこと。
読者に考える余地を与えず(!)、その場でクリックさせることが大事なんです。

メルマガを作っていると、「商品の良さをもっと詳しく伝えたい!」という思いを投影してしまいがちですが、読者はメルマガからそこまで詳しく読み取ろうとはしていません。
それどころか、見たい情報へのプロセスが「長い!」と感じたら、すぐに興味喪失…。クリック率が悪いメルマガには、往々にしてこういう傾向が見て取れます。

失礼ながら…とにかく飽きっぽいんですよ、メルマガの読者というのは。
まあ、「ちょっと気になっただけ」という相手に、誠実なリアクションを期待するほうが無理がありますよね。

そういう人に対してのアプローチは、できるだけ「あっさり、さくっと」が正解です。
あれこれ面倒なプロセスなしで、ささっと行きたいところへ行けるのが、メルマガの良さであり、作り手の親切さ。まわりくどい説明や過剰なサービス精神は、メルマガでは不要ですよ。

「とってもいい情報なのに、クリックが集まらないなあ…」というときは、読者が面倒に感じるプロセスがないか、見なおしてみてくださいね。

さてさて、ここからが今回の本題。

「あっさり、さくっと」仕立てのメルマガは、間髪入れずクリックできるので、おのずとクリック率が高くなるのですが、その作り方は、「ファーストビューが9割を決める!」といっても過言ではありません。

今回は、確実にクリック率アップを期待できる、ファーストビューの作り方をそっとお教えします!

 

クリック率が高いファーストビュー、3つの特徴

ご承知の通り、ファーストビューというのは、メルマガを開封した読者が最初に目にするエリア。いちばんクリックが集まりやすい場所です。

メルマガは、開封さえしてもらえれば、クリックのハードルは決して高くありません。スマホが普及して以降、さらにクリック障壁が下がったんじゃないかな、というのが私の実感です。
ポイントを抑えたファーストビューを作って、確実にクリックを拾っていきましょう!

ファーストビューに、興味をひくキーワードや欲しかった情報の片鱗=“ちょっと気になる”が見つかれば、もう読者のココロはアナタのもの。反対に、ファーストビューで読者のココロを捉えられなければ、メルマガ全体のクリック率も低くなると心得てください。

では、クリック率の高いファーストビューは、どんなものなのでしょうか?

 

<クリック率の高いファーストビューの特徴>

すっきりシンプル

ファーストビューで訴求することは、少なければ少ないほどいいです。一瞥で入ってくる情報をひとつひとつ吟味するほど、読者はメルマガにエネルギーを使いません。

 

配信者がイチバン伝えたいことがわかる

上の項目にもつながりますが、「あれもいいですよ」「これもいいですよ」ではなく、「今回お伝えしたいことはコレ!」とわかるほうがベター。読む目的がはっきりして、読者はありがたいんです。

 

読者のメリットが明確

このメルマガを読むことによって、どんな良いことがあるのか。クリックすると、どんなメリットを受け取れるのか。曖昧にせず、わかりやすい言葉やビジュアルで伝えましょう。

 

たとえば、「セールをやるからぜひサイトを見てほしい」ということが、アナタのいちばん伝えたいことだとします。読者のメリットは、「商品が安く買える、お得に買い物ができる」ということですよね。

これをどのように伝えるかがキモ。

HTMLメルマガの場合、ヘッダー直下にタイトルバナーを入れることが多いですが、おなじセール情報の告知でも、そこにどんな言葉を入れるかによっても、クリック率が変わることがあります。

「最安値○○円~」なのか。
「24時間限定セール」なのか。
はたまた「今だけ送料無料」なのか。

読者の属性や扱っている商材の特性によっても、興味をひく言葉は異なります。
使う言葉のセンスも大事ですが、なにより、読者の心理をよく知ったうえで言葉を選ぶことが勝敗を分けると思います。
たとえ凡庸な言葉であっても、読者を喜ばせるメリットが明確に伝わればそれでOK。

次回は、もう少し詳しくそのあたりのことを見ていきましょう。

 

 

いかがでしたか。

メルマガは漠然と定期的に送り続けるものではなく、毎回、なにか大事なことを伝える場になっていなくてはなくてはなりません。

無理矢理にでも(笑)、「このメールを送る理由はなにか」をはっきりさせることを、毎号毎号、意識してみてください。それこそがファーストビューに集約すべき内容です。

 

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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