メルマガでクリック率を落とさないための3つのポイント!

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メルマガはクリック率が命!

今回も前回に引き続き、メルマガが成功しているかどうかを見極める重要な指標についてお話したいと思います。今回のテーマは「クリック率」。

クリック率はメール配信ツールやマーケティングオートメーション、WEB解析ツールで計測することができます。開封率はまずメールを開いて中身を読んでくれたかどうかを測るものですが、クリック率は実際に読んだユーザーが、どれくらい行動を起こしてくれたかを測る指標。メルマガの目的を果たしたかどうかがわかる最も重要な指標といっていいでしょう。また、受け取った見込み顧客がどの分野に興味があるかを把握することができ、その後の分析に生かすことができるようになります。

メルマガのクリック率を計測しなければ、メルマガの効果を検証できず、配信しておしまいのメルマガになってしまいます。そんな大事なクリック率を高めるためのポイントについてご紹介したいと思います。

メルマガの指標:開封率とクリック率の目安

クリック率は、送るメール数の中で、どれだけのユーザーがメール内にあるリンクをクリックしたかという割合のことです。
また、メルマガのクリック率をCTR(Click Through Rate)と呼ぶこともあります。

ここで、一般的な開封率とクリック率の目安を確認しましょう。

数百でも数千でも一斉送信のできる便利なメール。しかし、送ったからといって、そのすべてが開封されるわけではありません。

・開封率  14.79%(※)

<開封率の算出式>

ユーザーがメルマガを開いた数 ÷ ユーザーに届いたメルマガ数 × 100

※一般的には、10~20%あたりが目安とされているようです。

・クリック率 6.99%(※)

<クリック率の算出式>

ユーザーがリンクをクリックした数 ÷ ユーザーに届いたメルマガ数 × 100

※一般的には、有効配信数に対して10%以下、6~7%が目安となります。

開封率やクリック率の平均値は、ユーザーの属性やメルマガの業界・分野・ジャンルによって変動しますが、クリック率が開封率を上回ることはないことは明白です。開封率を上げるための、件名の工夫や配信タイミング(曜日や時間帯)の調整も求められます。

【参考】Constat Constant Knowledge Base|Average Industry Rates for Email as of June 2019

クリック率を保つための3つのポイントとは?

メルマガで「クリック率が低い」とは、いったいどのような状態なのでしょうか?先に述べたように、クリック率は実際にメルマガを開いたユーザーがどれだけメルマガ内のリンクをクリックしたかによって計測されます。つまり「クリック率が低い」という状態は、理由はどうあれ、ユーザーがメルマガに興味を持てないでいる、もしくはメルマガを見ても、どう行動していいかがわからない状況にあるということ。

では、ユーザーが行動を起こしやすく、興味を持てるメルマガにするにはどのような点に気をつければよいのでしょうか?今回はそのポイントを3つに分けて紹介していきたいと思います。メールの工夫によってクリック率は大幅に上がりますので参考にしてみてください。

1:ユーザーに伝えたいことが明確であるか

定期的にデトックスする

ユーザーにメルマガを送る、ということは、そのメールを見て、ユーザーにとってもらいたい行動があるはずです。それは会員登録であったり、問い合わせであったり、あるいは購入であったり、または単純に楽しんでもらいたいなど、メルマガの種類によっても異なりますが、いわばそのメルマガの本質のようなもの。

ところが長くメルマガを送信していくと、本来目的としていたテーマ以外のものも、徐々に盛り込まれてきたりすることがあります。特に好調であればあるほど、周りから追加の要望が盛り込まれてしまうことも多くなります。

あなたのメルマガはどうですか?知らないうちになんのメルマガかわからなくなってないでしょうか?伝えたいテーマが増えることで焦点がぼやけて文章が長くなってしまうため、メルマガは「1メールにつき1テーマ」が原則です。

また、メルマガは真剣に読んでいただける読み手ばかりではありません。むしろ流し読みされてしまうことのほうが多いでしょう。流し読みをする読み手にとって、1つのメルマガでいくつものテーマがあると、理解しがたいコンテンツになってしまいます。ユーザーが迷わないようにテーマのデトックスは定期的に行うようにしましょう!

質にもこだわる

コンテンツの質にもこだわる必要があります。

ストーリーが明確に構成されており、購読者のためとなる情報です。他では得られない情報、新鮮な情報、豊富な情報をストーリー立てで分かりやすく訴えかけることで質は高まります。メルマガを配信するには読者の置かれている状況を想定することが大切です。

2:情報量は適切か

1の目的の明確化とも重なるものがありますが、メルマガにおいて情報量は重要な要素です。ユーザーからすれば何回もスクロールしなければ見きれないメルマガはストレスでしかありません。できるだけストレスなく情報を得られることが肝心です。序盤の部分しかクリックされなかったり、最悪の場合、早々に離脱されてしまうことになります。訴求する内容がバラバラで、しかも長い…なんてことになれば、ユーザーも離れてしまいますよね。

情報をあれもこれも盛りこみすぎて、情報過多になってしまう現象はよく見られます。情報量が多すぎると全体がぼやけ、混乱を招いて読者離れを起こします。そのため、内容を絞り込む作業が必要あります。また、全体が短くても、文字がギッシリ詰まったメルマガはユーザーから避けられがち。一センテンスは短めにして、適度に改行を入れ、スッキリとした文面を作るようにしましょう。メルマガにおいては「もっと知りたい」と思わせる余地を残すことがクリック率やコンバージョン率のアップにつながります。

メルマガの基本は、「短く、簡潔に」!この部分をしっかりと意識しましょう。

3:ユーザーフレンドリーなデザイン

好印象をもたせるデザイン

デザインというと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、信号や、非常口などのように、世の中にも場所や目的を示すアイコンなどがあふれています。それらのように、メルマガユーザーをゴールまで導くデザインがクリック率を落とさないためには重要です。デザインとはいっても、淡々とデザインされている、味気のないメルマガより、楽しい・癒し・笑い・親しみなどポジティブな感情を与えてくれるメールに読者は好感を持ちます。作り方ひとつで与える印象は変えられます。

先頭にURLを設置

クリックをさせたい部分は直前に改行を入れるなど、目立たせる工夫が必要です。メルマガを見ても、その他の部分に埋もれてクリックする場所がわからない、なんてことになってないか、しっかりチェックしましょう。では、もっともクリックされやすい位置とはいったいどこを指すのか?それは「先頭」です。メールを中央や最後から開くことはほぼなく、通常であれば先頭から開くはずです。そしてその先頭は、「ファーストビュー」と同じです。スクロールが必要であるほど離脱率が高まるため、目に触れる回数が最も多い位置でコンバージョン率が高いURLを設置するのが効果的。また、CTAボタンの活用もおすすめします。

HTMLメールで表現力を高める

HTMLメールとは、ホームページを作成するときに使用する「HTML」を使用して作成したメールのことです。メルマガでより高い成果を発揮するためにはHTMLメールの用途は必須となります。メールの文字を装飾したり、画像や写真を挿入したり、背景色を付けたりと自由に組むことができる表現力の高いメールが作れるようになります。画像や写真は文字よりも伝達できる情報量が多く、短時間でより具体的なイメージを持たせることができます。文章だけでは伝えにくいことも、HTMLメールを使えばイメージや情報をわかりやすく伝えられます。
また、ボタンやバナーを設置してクリックできる場所を強調することもできます。

【参考】メルラボ|HTMLとは?その特徴をやさしく解説します

BtoBメルマガ

最近はBtoBメルマガもHTMLメールが使われてきています。

開封率クリック率を計測することで、自社のメルマガをどれだけ読まれているかを把握しその数を増やしていくためのアクションを設定することができます。

BtoBメルマガも、クリック率を高めるための施策は必要になります。

ユーザーがメルマガを見るデバイスはさまざまです。レスポンシブ対応にしてどのデバイスでも読みやすいようにしておきましょう。興味・関心の高いユーザーの中には、スマホで見たあとに、あらためてPCで見てくれる人もいます。これらをおさえるとクリック率アップを狙うことができるので是非試してみてください!

【参考】メルマガ|HTMLの波はBtoBにも来ている?

まとめ

クリック率はメルマガを送っている理由の本質を問う指標です。このクリック率が下がってしまうことはある意味、開封率以上に深刻な状況になっていると言えるでしょう。ユーザーになにを見てほしいのか、なにをしてほしいのか、もう一度、ユーザー視点に立ち返って検討してみましょう。

企業からユーザー、企業から企業と相手は異なりますが、メルマガもひとつのメール=手紙です。手紙はいかに気持ちを伝えるかが重要なものですので、今回のポイントを抑え、しっかりと気持ちが伝わるメールを作っていきましょう!

次回はさらにクリック率について突っ込んで、クリック率を上げるための施策についてご紹介していきたいと思います。

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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