クリック率を劇的に改善する!メルマガのボリュームコントロール術

メルマガの長さはどれくらいがいい?読者に読まれる文字数をご紹介

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読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

メルマガ道を極めるための基礎!正しい「長さ」ってどれくらい?

前回は、「メルマガのメガ盛りは悪」というお話(あれ?言い方がちょっと違いましたか)でした。

読者に伝えたいことがたくさんある(熱い思いをもっている方が発行していることが多いです)。
すべてを丁寧に伝えねば!という義務感にとらわれている(生真面目な方が発行していることが多いです)。

などなど、メルマガが長くなる理由は人それぞれですが、購買誘導のためのメルマガは、どんな理由であれ「長くすべきではない」と、断言します!

いろいろなトピックをこれでもかと盛り込んだメルマガは、読者にとっては消化不良を起こす原因でしかありません。めぐり合わせが悪ければ、「ココのメルマガはもう取るのや~めた!」となります。

ではいったい、読まれるメルマガとは、いったいどのくらいの長さなのでしょう。
これまでの経験から導き出した、究極(?)の「ボリューム」を具体的にお話ししますね。

関連記事:成果が出るメルマガの書き方! 作成手順と10のチェックポイントとは

「読まれるメルマガ」のボリュームは?

パソコンで見ることを想定した場合のボリュームは…

横36文字以内、縦200行以内

これが鉄則です。

横の36文字とは、メーラーで見切れない最大値です。
縦の200行とは、印刷した場合、A4用紙で2枚程度。心理的にストレスを感じずに読み切れる分量は、これくらいが限界だと思います。

最近はスマートフォンでメルマガを見ている人も非常に多いですね。
スマホの場合、横は15文字程度。縦は、3~4スクロール程度で収まる分量が理想です。

スマホの横の文字数「15文字程度」というのは、「現代人がひと目で意味を理解できる文字量」でもあります。スマホに限らず、見出しやコピーなど、強いメッセージを込めたテキストは14文字以内を心がけてみるとよいと思います。

文字量として「ひと目で理解できるかどうか」は、メルマガのボリュームを考えるうえで、非常に大事なポイント。
キャッチコピーよりも長い文章で、読者に伝えたいときは、36文字(横の最大値)×2~3行の文節をひと区切りとして、コンパクトなまとまりをもたせてください。

この記事でも、なるべく短めに、改行を入れながら書き進めています。
2~3行程度の文節ならば、ざっと読み流しても、頭の中でスピーディに意味が理解できる文章に変換されます。それを超えてしまうと、「読むの面倒だなぁ、オイ」と脳が拒絶してしまうのです。

一文、一文も、なるべく短いほうが、読み手はすんなり頭に入ります。
「…ですけれど」「…かもしれませんが」といったフレーズをはさみながら、延々と続いていく文章。
結論が見えず、読み手はうんざりしてしまいます。

3行目に突入して「。」がひとつもない文章でしたら、かならずとこかに切れるポイントがあります。
「長文は悪文」と心得て、文章そのものにも見直しをかけてみてくださいね。
加えて、適宜改行を入れるだけで、メルマガのビジュアルとしてはかなりスッキリしますよ。

関連記事:メルマガのコンテンツの種類って何がある?興味の段階ごとに内容を分けよう!

コンテンツはひとつでも少ないほうがいい

メルマガの最終目的は、クリックしてサイトに飛んでもらうこと。そして商品を買ってもらうこと。
このことを大前提として、いつも頭の中に置いてください。

メルマガは、たくさんの情報を伝える場ではありません。ところがそのことを知らず、「ひとつでもたくさんのことを伝えたい!」となってしまった場合、1通のメルマガに複数のコンテンツがギューギュー詰め込まれてしまうのです。

読者の「クリック」「購入」を狙うなら、できればコンテンツはひとつきりのほうがいいと思います。
多くても、せいぜい2~3コンテンツにとどめるべきでしょう。
クリックさせる場所を分散させないことが、クリック率上昇の最大ポイントです。

たったひとつのことを伝えるメルマガならば、読者は即座に「クリックする」「クリックしない」を判断できます。

確かに興味がなければ、その場で離脱してしまうかもしれません。
しかし、興味がある人を確実に拾ったほうが、購買に至るまでの効率は数倍いいのです。
複数クリック箇所がある、複数のテーマがある時点で、読者は一瞬読むべきところを見失います。

「1通1テーマ」のメルマガを発行して、どんな反応があるか、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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