メルマガ読者が『思わずクリックしたくなる』3つのポイントをご紹介

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読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

メルマガ界の「ビジュアル系」目指して三千里

さて、前回は「メルマガはフォーマット化が大事」という話をさせていただきました。
しかもそれは、「よくあるメルマガのパターン」に則ること。読者はそこに斬新さを求めておらず、違和感なく受け入れられることが、メルマガフォーマット最大のポイントです。

しかし、フォーマット化されていれば、なんでもいいわけではありません。

型にはめるだけではなく、読者の頭にすぅ~っと浸透して、思わずクリックさせてしまうような、「黄金のビジュアル」を目指してみましょう!

<黄金のビジュアル3か条>
(1)冒頭~20行以内に大事な情報がある
(2)見出し・本文・リンクの並びに法則性がある
(3)クリックポイントに視認性がある

これだけではわかりにくいので、ひとつひとつ説明しますね。

関連記事:開封率が高いメールのタイトルってどんな特徴が?7つのテクニックをご紹介

 

(1)冒頭~20行以内に大事な情報がある

20行というのは、ファーストビューの目安。完全に開封した状態ならもっと見えるかもしれませんが、メーラーのビューアウィンドウで見ている場合、せいぜいこんなもんです。そこまでに、そのメルマガでもっともプッシュしたい情報の片鱗でも、読者に示しておかなくてはなりません。ヘッター部分に懲りすぎたり、リード文が長すぎたりすると、それだけで埋まってしまいますね。

冒頭のあいさつ文でいちばんお得な情報のことに触れたり、インデックスでイチオシコンテンツの所在を示したりすれば、たいがいの場合は、ファーストビューに収まるはず。ファーストビューに、目玉情報がバーンと出るレイアウトをフォーマット化してしまうのも、ひとつの手ですね。

 

(2)見出し・本文・リンクの並びに法則性がある

私は、メルマガを読み進めるためには、一定のリズムが重要だと考えます。アイコンの使い方、見出しの文字デザイン、本文とリンク位置のレイアウト。これらには法則性があったほうが、頭に入ってきやすいし、全体像を把握しやすいんです。

それぞれのコーナーの区分けがわかりやすいよう、同じリズムで改行や空白を配したり、罫線を入れたりするのも法則性のひとつ。テキストメルマガの場合は、とくに注目させたい箇所には「■」「◆」「●」「▲」「━」「┏」など黒のインパクトを活用すると、「法則性」を際立たせることができます。

 

(3)クリックポイントに視認性がある

仕事柄、いろいろなメルマガを拝見していますが、意外に多いのが「クリックする場所がわからない」というもの。リンクの位置があっちこっちに散っていたり、デザインが地味だったり、バラバラだったりで、読み手としてはアクションを起こしにくい。このような事態を避けるためには、「クリックはココだ!」とひと目でわかるようにしてあげるのが親切です。

HTMLメルマガなら、ボタンのクリエイティブをブラッシュアップしてみましょう。色味を統一して、立体感を持たせるだけでも、クリック率を高めることができます。テキストメルマガの場合は、リンクのあるコンテンツの文頭に「法則性を持たせた記号」を配置すると、リンクがあることを視覚的に訴求できますね。
たとえば…

 

20140121_01

 

枠などで囲うことで、URLを目立たせます

クリックして欲しい場所が複数あるときは、一定のルールをもって見せると視認性が高まります。
たとえば…

 

20140121_02

 

同じルールで並べることで、複数のURLもわかりやすくなります

関連記事:メールの件名ってどうしてる? 協調すべきポイントと記号・装飾まとめをご紹介

 

いかがでしたでしょうか。
「黄金のビジュアル」というと、ちょっと大げさなようですが、この3つを満たすことを意識すると、メールからサイトへの送客効率がアップするハズです。
ぜひ、皆さんのメルマガも検証してみてくださいね!

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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