読者が次回も開封したくなる!「ウケるメルマガ」の作り方<前編>

読者が次回も開封したくなる!「ウケるメルマガ」の作り方<前編>

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読めばスッキリ!リピーターを作り出すメール・マーケティング

一度ウケれば読者の見る目が変わる!?

前回は、メルマガの長さについてお話ししました。
読者がついつい読んじゃう「長さの法則」について、数字で具体的にご説明したので、すぐにお試しいただけたのではないでしょうか?

「長さ」は、アナタが配信したメルマガの“ワールド”にスッと入ってもらうために、とても重要な要素のひとつ。知っているか知らないかで差が出ますから、ぜひ取り入れてくださいね!

さて、今回はさらに上を行く実践編。
ズバリ「ウケるメルマガの作り方」です。

メルマガに限らず、だれかに「ウケる」ってすごく難しいことですよね。
営業職である私は、「お客様のエンターテイナーたれ!」と自身に言い聞かせ、ウケを狙ってトークを繰り出すも撃沈する日々(笑)です。

それでもときどき、僕の話にハマってくださるお客様もいます(いやホントに)。そういうお客様とは、Win-Winの関係になれる良いお付き合いが長く続くことが多いです(ホントですってば!)。

メルマガも同じです。一度ウケたら、次からはちょっと心を開いてくれるようになります。たくさん届くメルマガの中で別扱いをしてくれるようになり、ぜひとも見てもらいたい情報を認識してもらいやすくなります。

営業トークは出たとこ勝負の部分もあるのですが、「このネタなら鉄板で食いついてくれる!」という定石があります。メルマガが「ウケる」か「ウケない」かの境目も、読者層にフィットした「鉄板ネタ」を持っているかどうかです。

さあ、アナタのメルマガの長所を活かした「鉄板ネタ」はなんでしょうか?
「思い浮かばない…」という方のために<前編><後編>2回にわたって「ウケるメルマガの作り方」をお届けします!

後編はこちら:読者が次回も開封したくなる!「ウケるメルマガ」の作り方<後編>

鉄板でウケるネタ放出!男性読者に意外に効く「○○ネタ」とは?

メルマガの種類によってウケがいい内容は異なりますが、ある程度どの読者にも通じる「鉄板ネタ」も存在します。一人ひとりの趣味嗜好が違っても、ざっくりした属性さえ分ければ、ある程度の引きが期待できるでしょう。
「なにがウケるかわからない」という方は、まずはコレで読者の反応を試してはいかがでしょうか。

【女性読者の鉄板ネタ】

ファッション、コスメ活用術、グルメ紹介、恋愛、メンタルケア

★POINT…新しさ、自分磨き、幸福感を得られるものへの引きが強い

【主婦読者の鉄板ネタ】

レシピ、お金(家計、保険、貯蓄など)、育児、悩み相談、懸賞、在宅ワーク

★POINT…家計を助けるもの、お得になるものへの引きが強い

【男性読者メインのメルマガ】

ビジネスマナー、ガジェット系ニュース、格言、戦国武将モノ

★POINT…知識欲を満たすもの、自己啓発につながるものへの引きが強い

【学生、若者読者メインのメルマガ】

占い、懸賞、参加型ゲーム、動画、エンターテイメント(映画、テレビ、マンガなど)

★POINT…スキマ時間を埋めるもの、単純に「おもしろそう!」と感じられることへの引きが強い

 

さて、ピンと来るもの、使えそうなものはありましたでしょうか。

女性の場合、男性と比べて自己否定感や不安感が強いと言われています。そのためか、「自分だけ知らないのでは!?」とか、「このままではイケナイ」といった焦りの心理を刺激するものは、とくに反響が大きい気がします。恋愛や子育て、夫婦関係など、人の悩みへの共感性が強いのも、女性ならではですね。

また、上記でご紹介した中で、男性の「戦国武将」だけやけにマニアックですが(笑)、私の経験則では鉄板ネタです。「戦国武将に学ぶビジネス戦略!」とか「3分で語れるようになる!桶狭間の戦い」なんていうキーワードを見ると、男ゴコロをくすぐります。時事にも敏感なので、大河ドラマの主人公から派生させたビジネスコラムは、特におすすめですよ。

メルマガのネタ切れ防止策

メルマガのネタが尽きていつも困っているという人も多いでしょう。
ここでネタ切れを回避する2つの策をご紹介します。

①サイトやブログを運営する

サイトやブログの運用と並行してメルマガ配信を行えば、同じ内容を使い回すことが可能です。自分発信の媒体のものであれば、コピペでまるごと転載しても問題ありません。

②常にアンテナを張る

メルマガのテーマに関連する情報をいつも敏感にキャッチしておくことが大切です。情報やニュースを自然に目にする仕組みを作っておくと便利。たとえば、GoogleアラートやTwitterのリスト機能、Feedlyなどの活用もおすすめです。

メルマガのネタ探しの方法

メルマガのネタはどうやって探せばいいのか、以下に4つの方法をご紹介します。

① 既存のメルマガの内容を部分的に取り上げて、さらに深堀りした情報を届けるのも有効です。より専門的で役に立つ濃いメルマガ記事にできると思います。

② 類似テーマで配信されているメルマガ、関連したビジネスのブログやサイト、SNSで見つけた話題などからもニーズの高いネタを探すことができます。

③ 季節的なこと、テレビや新聞のニュースなどタイムリーな情報を取り上げてもいいでしょう。自社のメルマガのテーマとどうつなげるか、どう派生させていくかはあなたの発想力次第です。

④ 商品やサービスを提供したり、サイトやブログを運営したりしていれば、お客様から何らかの意見や質問が寄せられているのではないでしょういか。メルマガで回答していくのも1つの方法です。アンケートを実施してその結果や考察を届けるのも有効ではないでしょうか。

ご紹介した4つのネタ探しの方法以外にも、メルラボではコンテンツ作成方法をいくつか紹介しております。参考にどうぞ。

関連記事:メルマガのキラーコンテンツ!男女別人気の参加型コンテンツとは?

関連記事:今回はなにを書こう…もうネタ出しで悩まない!メルマガコンテンツ作成のツボ

関連記事:ユーザの心をキャッチする、メール連動型コンテンツとは?

 

いかがでしたか?

今回はわりと一般論的なお話でしたので、次回の<後編>では、もう少しパーソナリティ感のある「ウケるメルマガの作り方」に踏み込んでみたいと思います。

後編はこちら:読者が次回も開封したくなる!「ウケるメルマガ」の作り方<後編>

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米澤 信弘

株式会社ライトアップでメールマーケティング施策やコンテンツ制作のプロデュースを担当しています。愛読書は北方健三先生の大水滸シリーズです。
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